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信州へ (その11)



木澤地区から 車で30分程 つづら折れの山道を更に登って行くと、ようやく
  下栗の里
               と呼ばれる 上村地区。


ここまでの山道は 狭く曲がりくねっていて、谷側は 結構切り立っている所もあるので
マイクロバスや トラックの運転は 大変気を遣うと思います。

ここは 旅行会社が 「東洋のチロル」 などと謳って バスツアーも行っているので

ご存じの方も 居られる事でしょうが、実際はそんな綺麗事で無く これでもか!と言う程の山の上で
今もここに集落があり 人々が暮らしている… という事実だけで 驚きです。



駐車場から 遊歩道を約20分登って、集落を見通せる展望台へ 向かいます。 



これが展望台から遠望した 上村の集落。

機械化もしていない時代に、人力でここに到達し 森を切り開いて住み着き
更に 生活の糧を得て永住する という営みが、一体どれほどの努力の上で 実現したのか… 。

嫌が応にも その事を考えさせられてしまいます。




某引っ越し会社の TVCMの影響で 今では観光客も増え、この様な 立派な展望台まで出来て
ボランティアガイドさんが 丁寧に 暮らしぶりを説明して下さいます。

この集落は結局 ここをこよなく愛する人達 によって守られているのだ、と思いました。

12時半、ゆっくり急がず 帰路に着く事にしましょう。


写真3、森が深いので 集落を見るにはこのポイントしか無く、誰でも皆同じ写真になってしまう。変化を付けるには秋が良さそう。
写真1
 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/200sec) 露出補正=0EV
写真3
 露出補正=-1/6EV 
焦点距離=25mm
写真4
 (1/100sec) 露出補正=-1/2EV 
焦点距離=25mm       他は同じ

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信州へ (その10)



小生一人となった 最終24日は、小雨の中 来年の為の下見 を中心に行いました。

先ずは 小谷村の
  栂池(つがいけ)高原
                      へ。

田植えの頃 この田の向こうに 残雪の白馬連山が 連なっているところを想像しながら、
立ち位置などを 考えていました。



続いて 白馬の野平地区。
桜と残雪の白馬連山 を撮りたいのですが、ここは一寸 イメージが湧きにくい所 でした。



それだけでは 少々派手過ぎる ルドベキア の花ですが、これ位なら 何とか許せる気がします。

同じ白馬村 神城地区での下見は 収穫が無く、そのまま帰宅しようかと思いましたが 未だ朝の7時。
フト 思い付きで、従来から気になっていた 飯田の遠山郷 に立ち寄ってみる事にしました。



4時間程走って やっと木澤地区に到着、長野も広い… 。



廃校になった 木澤小学校の 立派な木造校舎を 見学させて戴きました。



冬場は とんでもなく厳しい生活であろうと 容易に想像できる土地ですが、
それだけに 篤い人情味を 感じられる校舎でした。



この階段も 走り廻っては叱られた子供達が きっと 大勢居た事でしょう。



小生は知らなかったのですが、某TV局の 路線バスの旅 という番組で、ここが
「ネコの校長先生」が居る旧小学校 と紹介されて ちょっと話題になったとの事。
しかし この時は 校区巡回中だったのでしょうか、「たかね校長」は 残念ながらご不在でした。

この木造校舎は 今も地区の交流施設として 活用されているようです。

写真1、結構な雨で近くの山も雲の中だったので 小降りになるまで朝食を取りながら車中で待機。
    雲が少し高くなって どんな地形かようやく判る様になったが、白馬はどんよりとした雲の中で 何処にあるのか不明。
写真5~8共、教室も講堂も広く立派で 昔は生徒数が結構多かったのだろうと想像する。
写真1
 絞り優先AE f8(1/40sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/250sec) 焦点距離=80mm

写真3
 (1/320sec) 露出補正=-1/6EV 
焦点距離=120mm
写真4
 f5.6(1/800sec) 露出補正=-1/2EV ISO=400

写真5
 (1/640sec) 露出補正=0EV 焦点距離=70mm ISO=400
写真6
 f5.6(1/125sec) 
焦点距離=40mm ISO=3200
写真7
 f5.6(1/50sec) 露出補正=-1/2EV 
焦点距離=25mm ISO=3200
写真8
 f5.6(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 
ISO=3200              他は同じ

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信州へ (その9)



長野駅前の宿で タダの朝食をゆっくり取った後、須坂市の
  米子(よなこ)大瀑布
                 へ 向かいました。

実は家内が この翌日に所用があり、14時過ぎの 長野駅前発の高速バスで帰阪するので
13時半頃までの 4時間で往復できる所… という条件での選定です。

ここは とても魅力的な滝 と聞いていたのですが、駐車場から滝まで 約40分歩く必要が有って
これまで 小生 訪れた事が無かったのです。

実際は 普通に歩いて 約35分間で 不動滝に到着、素晴らしいスケールの滝で 圧倒されます。

観光客とも チラホラすれ違い、人気の高さが判ります。



こんなに滝が迫っている とは思わず、ここへは 24mmからのレンズしか 持って来なかったので
縦位置では 流れを入れるだけで 画角がほぼ一杯です。

全容を収める為に 止む無く横位置で 上下に3枚撮って、
それを 帰宅後に PCでパノラマ合成してみました。



北向きの滝で、日中は 流れに光が入らないのが 一寸残念です。



流れの 中段も …



落下した様子も なかなかの迫力で、とても 素晴らしい滝だ と実感しました。



本来なら 展望台の方にまで上がって、直ぐお隣にある 権現滝 と一緒に見たかったのですが
この日は バスの時刻もあり、残念ながら早々に坂を下り 駐車場へ戻ります。

途中 木漏れ日を浴びながら 可憐な花達を 撮影です。



学が無く 正しい名前を知らないので お伝えする事も出来ません。



この後 無事家内をバスセンターへ送り届けて、小生はグッタリと 昼寝体制に入ってしまいました。
この滝は また何度も訪れてみたい… と、強く思いました。


写真1・6・7共、家内の撮影。写真1の奥から2人目は小生。
写真2、フォトショップによるパノラマ合成は実に良く出来ていて (元絵にもよるが)繋ぎ目が殆ど判らない。
写真8、見て下さいな とでも言う様に、遊歩道に迫り出して咲いていた。

写真1
 絞り優先AE f16(1/30sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=25mm ISO=オート
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 横位置写真3枚を後からPCで縦にパノラマ合成
 f8(1/80~1/125sec) 露出補正=-1/3EV 
ISO=200 WB=太陽光
写真3
 f8(1/200sec) 
焦点距離=210mm ISO=400 WB=太陽光 50D
写真4
 (1/50sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=190mm ISO=200 WB=太陽光 50D

写真5
 f8(1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=180mm ISO=400 WB=太陽光 50D
写真6
 f5.6(1/125sec) 露出補正=0EV 
焦点距離=120mm
写真7
 f7.1(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 
焦点距離=160mm
写真8
 f8(1/200sec) 露出補正=-1/2EV 
焦点距離=260mm ISO=800 WB=太陽光 50D        他は同じ

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信州へ (その8)



田ノ原湿原を出て、2km程離れた 長池 へ向かいました。

車道から ホンの少し遊歩道を入った所に有るだけで 殆ど人の気配が無い、とても静かな池です。
本当は秋や冬が素敵なのですが、家内にも 是非見せたくて この日も訪れました。

完全な無風状態で、水面が 美しい緑を映しています。



緑色だけの夏場には、白く 立ち枯れた木も 良いアクセントになります。



池沿いに 遊歩道を進むと …



池の外れに出て、木々が 朝日に優しく照らされていました。



池の外れ付近では 浅くなっている 池の端にまで近付けて …



また少し違った表情を 狙う事が出来ます。



志賀高原の最後に お馴染みの 蓮池 に立ち寄りました。

高原の玄関口 国道と県道の三叉路の直ぐ脇にあって
観光バスも 頻繁に立ち寄り 賑わう場所ですが、この時間には 誰も居ませんでした。



  静かに咲く
                睡蓮を撮り、志賀高原を後にして 朝食を取りに 急いで宿へ戻りました。


写真3、家内の撮影。
写真1・2・5・6共、池の映り込みも準主役なので それを弱めてしまうCPLフィルターは使わない。
写真7・8共、水面と葉が強く光るので 真っ白な花を引き立てる様 CPLフィルターを強く効かせて反射を抑えた。

写真1
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/160sec) 露出補正=-7/6EV 
焦点距離=130mm
写真3
 (1/80sec) 露出補正=-5/6EV 
焦点距離=90mm ISO=オート WB=オート KissX7i
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm

写真5
 (1/160sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=180mm
写真6
 (1/800sec) 露出補正=-1EV 
焦点距離=40mm
写真7
 (1/160sec) 露出補正=-1/2EV 
焦点距離=70mm CPLフィルター使用
写真8
 (1/250sec) 露出補正=-1/2EV 
焦点距離=140mm CPLフィルター使用          他は同じ

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