The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

東京都知事は異次元の人か

2017-09-27 06:41:02 | Weblog
解散となって、あちこちで政党やらなんやらの再編が進んでいるのはいいことだ。なにせ、東京都知事は都政における有事発生などに外国人観光客や労働者をどう守るのかという発表すらない状態で、有事を語る不思議さ。ミサイルが飛んできたら、日本人以外は何をすればいいのか、わからないのだ。東京は国際都市と呼ばれる割に代々の知事がグローバルを意識してないのが悲しい。たぶん、グローバルを意識して前回の都知事が選ばれたとは思うのだが、成果は何一つないままに消えた。今回の都知事も「日本をリセット」なんて漫画やアニメのようなキーワードを堂々と語る可笑しさ。日本人からしたらリセットなんてしてもらったら困る、というのが事実なのだが。この都知事は国政選挙においても、怪しい宗教団体やらと協力したり、今回も金の権化のお年寄りやら引退した元首相と協力するそうだ。その割に、党結成の発表で、具体的な日本のビジョンすら語られないのだから、国政選挙におけるマニフェストは遣っ付けなんだろう、と想像する。それともビジネスの本丸である東京都のために、原子炉をすべて廃止して自然エネルギーで発電とか言い出しそうだ。そんな都市で一体誰が国際ビジネスをやろうと思うのだろうか。それでなくても北朝鮮によるミサイル恫喝で、外国人が東京への出張は嫌がっていると聞く。だって、核シェルターがないのだ。都知事は元防衛大臣まで勤めた人だが、こういった国防における地域の安全をどう守るかという点には興味がないようだ。ほかにも大地震などの災害による都民および労働者、環境客や学生の安全をどう守るのか、という責任が都知事にはあるはずだ。あれこれ言われても都知事を長期に勤めた方はそれなりに国際化としてインフラをどうするのか、有事に対しての姿勢なども含めて、立派だったと感じるのだ。

政権与党と言えば、これまた誰一人として、日本国が直面している危機を感じてないような雰囲気なのが、悲しい。北朝鮮がミサイル飛ばすとか、そういった言動による株価や為替の上下をどう考えているのだろうか。ミサイルで攻撃と宣言することは、すでに開戦の宣言でもある。ところが、日本人は未だに戦争は起こらないとタカをくくっている。北朝鮮自体は小さい国だが、その後ろのビックブラザーズを合わせると、地上における最強武力になり得るようにも思えるのだが。まあ、欧州の誰だかは、話し合いで治ると言い切っているのだが、核兵器に対してどうすればいいのか、その点で自らが話をしようとはしないのだ。そりゃ、関係ないからだろう。もともとロシアとの関係も良好となれば、ロシア側についているのが賢いかもしれない。米国にしても、シリアのようにドンパチやるかと思えばやらないのは、何かしら理由があるのだろう。だが、それは決して平和を守るためではない。

ネットテレビのドラマを撮影するために下見をしていたスタッフが南米で銃によって蜂の巣状態だったとの報道があった。米国だって安全じゃない場所は多いのにだ。つまり自分が持っている知識がいかに危険なのかすら、事前に検証することすらしないために命を落とした。日本も同じように良い子ぶりっ子ばかりやってないで、世界が本当は危険で野蛮だと知るのが先だ。法律はルールであり、必ず破る奴もいる。その例が北朝鮮だ。イランは取り敢えず米国と話し合いはした。実際には米国が折れた状態で核の平和利用ならと認めたのだ。しかし、そんなもの、こっそり濃縮小型化してしまえば、ミサイルに搭載だってできる。つまり、北朝鮮やイラン以外にどんどん反米国の連合が出来上がってくる、との予想は難しくはない。問題はビックブラザーズがこういった反米国家に加入して、無法な連中をまとめきれるのだろうか。ある意味、どうやるのか見てみたい気もする。それぐらいまとまらない連中だ。

日本が門戸を開き、迎えるのは近隣諸国の国ではない。価値観の共有と以前に話題になったが、民主主義でなくても一般民が安心して日々生活できる社会を維持しようとするのなら、自分は共感できる。思想や宗教を武器にして争うような人たちは、本来の思想や宗教の生み出す効果を理解してないだけだ。日本ではほとんど報道されないサウジアラビアは、ここ最近、大きな変化が起きている。ミャンマーにしても表面だけでロヒャンギ問題を偉そうに語る有識者ばかりでうんざりする。彼らにも武装集団があって、その集団は異教徒であるヒンズー教徒を惨殺しているのだ。そもそも民族浄化だったらとっくに仏教徒以外の異民族は殲滅されていただろう。実際に中東でもアフリカでも起こっている事実だ。しかし、日本のメディアはあの南スーダンの自衛隊問題ばかり報道するが、何故、自衛隊が南スーダンにいって、危険な目にあってまで任務を果たしているのかを解説して、報道したメディアはない。

東京都知事は都知事をやめて、国政で堂々を勝ってこそ、日本を作り直せる可能性があるのだが、都知事に拘る理由は何故だろうか。まあ、どちらにしても金の権化な政治家を引き出す時点で、信頼には値しないのが残念だ。中東を知る知事なら、もっと中東と日本で共に利益を手にするために最新技術やエコ研究プロジェクトをたくさん作るとか、できると期待してたんだ。農業もそれこそ工場での仕事も双方のメリットは見いだせる。日本以外の先進国とは難しいと思う。まあ、化石燃料を放棄とした国がいくつかある。だが、自然エネルギーの供給は不安定なので、それを支えるために原子力発電は最適なのだ。同時に将来を見据えるのなら、核による宇宙航行のエンジン開発もあり得る。というか、現時点では核以外に大出力がエネルギーはないのだ。

政権与党も日本の危機と言うからには、目の前の危機をどうやって乗り越えるのか、すべての立候補者が説明できなければ負けると腹を括って欲しいものだ。
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