The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

国家理念を持たないリーダとはリーダ不在の国日本

2011-03-12 11:53:45 | Weblog
やはり世界からの危機管理能力に対しての評価は厳しい見方だった。
なにせ日本国内の安全保障ですらまとめられない政権与党なのだから、日本国民からすれば期待などできないというのが本音。しかし、外国からは「日本という国はいったいどうなったのか。」と首をかしげるような不思議さらしい。

被害状況の報告も遅い。だから被害金額も予想できないし、被害者数も予想できない。手本というなら先日の豪州の洪水ではまっさきに「家族、友人、仕事の同僚など自分が知っている人を連絡を至急取って安否を確認しろ」のような支持もでない。日本に戸籍や住民登録というシステムはあれども、登録情報として安否まではわからない。むしろ、個々が持つ人間関係から安否を洗い出す方が早い。同時に災害に対して発生源周辺だけではなく国としてどうかするのかという結束して立ち向かうという方向も確保できる。さすが、絆を失った日本という感じもいなめない。

阪神大震災のときといい、どうも日本のリーダは責任感がないような印象しかない。おまけに世界に流れる国会の映像も「あのときに国会で何を審議していたのか。」という疑問までついてきた。どうも現首相が外国から献金を受けたという追及らしいと説明したところ「そんなリーダに日本人は不満を持たないのか。信頼できるのか。」という意見までていた。この衝撃はこれまた相当なもの。笑うに笑えない状態だ。
自民党はこの危機に全面的に協力すると言ったそうだが、「日本国を立て直さない予算も同意」ってことなのだろうか。日本国や日本国民を守るような政治はすでに日本には存在しないってことだ。働いても生活は楽にならず、重税を納め、社会保障を手厚く日本国民以外にも適用してどんどん無職の外国人を招くんだろうか。ある意味、日本国の未来は日本国民が望む方向とはまったく違う方向に進むのだろう、とますます絶望的になる。

今、衆議院を解散しても災害対応の処理がとまるわけではない。なにせ現在の政権は選挙で次の政権が決まるまではしっかり業務を実行するのだから。
むしろ、円の価値の下落、防衛の土台となる安保を重視した対応ができない現政権与党のままで継続される方が困る。今こそ解散、総選挙。
国家理念をしっかりもった政権、かつ災害回復を含めた経済政策を打ち出せる政権こそ、何よりも強く望まれる政権だろう。国家理念が明確でなければ外交もますます悪化し、国力が弱まればそれだけ摩擦も増えてくる。
いつリーダを替えるのかというのは、議論するのもいいが、いい加減今までの実績という現実から目をそむけるのをやめないと、回復だけではなく、外交チャンスまで失うことになる。

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