The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

腹芸文化こそ日本の文化

2014-01-21 16:13:46 | Weblog
不平や不満があっても顔は笑う。この文化があるから日本は革命が成功しないと言われた。いい加減、優等生の主張はやめて、結果を手にする未来のためにグローバル化への変化を受け入れたいものだ。誰もが平和で退屈な日々を懐かしむようにならないために、多くの障害を越えて進む道を考えて、実行するのが政治家の担う責任ではないのか。

守るべき何かを間違えば、それは暗い未来になる。不都合を放置してきたツケを現世代は日本人も近隣諸国の国民も払うというのは、なんともおかしなものだ。毅然と抗議する反面、世界、日本の人々の声に耳を傾けることこそ、未来への道は開かれる。いっそ、若者同士で堂々と公開した議論を開催してもいい。根底は双方の利益になる平和と経済成長だろう。捕鯨にかける税金を近海の海洋資源保護に回し、食料確保として安全な食料の養殖開発の方が日本国以外にも利益になる。古来からの習慣や文化を全て捨てる必要はないが、時代の流れに逆らってまで守るべき価値はない。もし、守るというのなら、それこそ、奢りでしかないと自分は思う。

各国大使を入れ替えて、もう少しコミュニケーションができる人材と登用することが先だろう。議論すらまともにできない大使では摩擦を収めるために働けるとは考えにくい。また、外務省勤務については、外国人枠雇用には制限をかける。これは国の安全保障にも影響するのだから、早々に対処願いたい。帰化にしても国の重要ポジションには、他国ですら簡単につけない理由をもっと考えて頂きたい。移民政策は、国の安全保障が機能すればこそ、世界に広く窓口を開けられる。こういった説明ができない政治家も官僚も担当から更迭して、さっさと対応していかなければ、日本経済の成長にも影響はでる。

揚げ足を取る方が悪いという理論は現実世界で通用しない。法律の世界だって、心神喪失という状態で大量殺人が無罪になるぐらいだ。ならば正義はどこにあるのか。かつて白熱教室と言われ人気があったテレビ番組が放送された。あそこから日本人は何を学んだんだろうか。正義とは何か、思考することに意味があり、そこから解決の糸口を探ることでよりよい結果を手にする。民主主義とは何なのか。日本人が望む方向が世界の多くの人や同盟国の国民が望む方向と違うのなら、どうするのか、という視点がないからいつも問題を棚上げにしてきた。捕鯨もイルカ漁も経済戦争なのだろうか、と疑問がある。
情報操作による世論誘導なんて、当たり前でありながらそれを放置してきたのは、間違いなく日本政府であり、長期与党の自民党だ。
別に近隣諸国と首脳会談をしないでも双方の国民にとって、なんの損益はない。しかし、これを不利益と扇動するメディア、有識者に踊らされて、方向を見誤まれば修正は簡単ではない。日本国が忘れているのは、最優先の同盟国なのだが、これすら維持できないとなれば外交政策は誤っているとしか見えない。謝罪は早ければ早いだけ効果がある。謝罪と賠償を同じとする風潮もおかしなことだ。法的にどうかという点からすれば、そもそも賠償する義務が発生するのか、という点から考えてもいい。代替えの経済支援すら現状ではできないという点も、先の特定秘密保護法からすれば、日本国民が納得しないでも近隣諸国の言いなりで支援する可能性も高い。だからこそ、ここまで意固地でたかが像ぐらいで文句を言うのではないだろうか。

世界に日本を戒める像がたくさん建立されようが、日本人の持つ気質も心も変わらない。過去の事象は直に受け止め、事実に対しては謝罪することこそ、日本人の真意ではないのか。ねつ造された事象については、事実を双方と第三国を含めて調査でいい。事実がわかったところで、現代人の心が変わるほど、人間の心は不動ではない。何故なら、確固たる思想や文化があってこと、事象を受け止められるからだ。これができる日本人は素晴らしいと自分は思う。何故、日本語でお礼の変わりに「すみません。」をいうのか、日本人こそ、考えて欲しいものだ。虚偽は恥であり、恥こそ、もっとも忌こと。
しかし、この価値観は他国には通用しない。言語と同じで他国との共通目線からの会話ができない限り、問題の解決糸口は見えてこない。
また、外国人には日本独自の腹芸ができない。戒められても顔に出さず、淡々と逆転の機を模索するような芸当は、現代日本人にも難しいのかもしれない。むしろ、長期に体制に圧迫され、自己の意見を自由に発することができない国民だけができるのかもしれない。世界での議論を見る限り、中国側の主張の方が誰もが受け入れやすい事実を日本政府はわかっているのだろうか。

日本は中国から何を学んでいるのだろうか。かつて日本がやってきた策をやられていることに恥を感じないんだろうか。財界、経済団体も含めて、大規模な対策をやるつもりもないようだ。専守防衛とは、必要ならば相手を先に叩くことでもある。優等生とは、最後に笑顔で利益を手にする人を指す。勝てなければ、恥と心すべき。
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