あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道で久々のSUP&軽ワンボックスで車中泊堪能、北海道探検記(本多勝一)

2023年06月17日 | 旅するシーカヤック
2023年6月16日(金) フレックス勤務を使い、今日は昼前に終業。
息子から半年ほど預かることになった軽ワンボックスに乗り込み、とびしま海道へと向かう。

クルマを預かると、すぐにキャリアを取り付けてSUPを運べるようにするとともに、車中泊もできるように準備していた。

パドルは車内に収納できるようにしてみた。

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今日は風もなく絶好の漕ぎ日和なので、県民の浜から漕ぎ出してみる。

他に誰もおらず、静かな芸予諸島の海。


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仕事を終えた週末の午後に、独り楽しむSUP漕ぎの楽しいことよ!

海の中を観察しながら、ゆっくりと海岸沿いに漕ぎ進む。

1時間ほど、海のお散歩を楽しんだ。


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軽ワンボックスは、リアゲート近くから電源が取り出せる。

後片付けの潮抜きも便利である。


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大崎下島のいつものお店でビールをスパークリングワインを買い出しし、岡村島へ。

久々に訪れる展望台。

今日はそこまで暑くなく、風も吹き抜けて快適である。

『うん、やっぱりここの眺めは良いなあ』


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島をグルリと周り、車中泊の目的地へ。
車中泊仕様はこんな感じ。

寝床は厚めのエアマット。 テーブルとクレージークリークの座椅子。

リアゲートを開けると、眺めが良くて快適な自分だけの空間が出来上がる。

サイドウインドーには、メッシュの網戸を取り付けた。


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少し遅めのお昼ご飯を食べ、ビールを飲み、本を開く。

今日のメインは、『北海道探検記(本多勝一)』

大昔に読んで大好きになった本。
久々に読んでみたいと思い、古本で再度購入したものである。

この本の一節を引用する。 『北海道に限らず、世界のどんなところでも、旅行の方法として私が鉄則にしているのは、「広く浅くよりも、狭く深く」という原則である』

俺の旅のスタイルも、『暮らすように旅をする』という事を目指しているので、共感するところ。
思い返せば、当時は本田勝一のルポルタージュが好きで、おそらくそこが原点となり、宮本常一の『あるくみるきく』につながっていったのだと、この本を読み返すと改めて実感させられる。

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スパークリングワインを開け、珍しい赤い泡を楽しみながら、懐かしい北海道探検記を読み進める。

晩御飯は、スーパーマーケットで買ってきたお弁当。

久々に外で眺める、芸予諸島のサンセット。

この時間帯が一番好きである。


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夜は窓を開けておくと寒いくらいで、薄いシュラフインナーとタオルケットでグッスリと眠ることができた。

サンライズとともに起き上がる。

独りなら十分な広さで、快適な車中泊を堪能することができた。

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また一つ遊びのおもちゃが増え、これにSUPやパックラフトを積み込んで、旅をしながら様々な楽しみ方ができそうである。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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