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昨年11月に60歳を迎え、いわゆる還暦と言われる年齢となった。
東京の大学を卒業し、22歳で生まれ育った広島の企業にUターン就職して38年間、転職することもなく一つの企業で働き続けてきたことになる。
もちろんその途中では、様々な壁にぶち当たり、時には転職も考えたこともあったのだが、それでもなんとか60歳まで働き続けることができたのは自分でも驚きである。
最近の政策も踏まえ、その企業でも65歳まで雇用延長する制度も当然あるのだが、俺としては定年延長するという選択肢は1mm足りともなかったのは事実。
お金のために働くのは60歳まで!
それ以降は、少ない給料だとしても社会のために、そして何より自分の人生の目標の為に働きたいという気持ちに全くぶれはなかったのである。
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というわけで、60歳で38年勤めてきた一部上場企業を選択定年退職し、縁あって、以前から関わりのあった児童福祉関連の仕事に転職させていただくこととなった。
もちろん、福祉に関する教育を受けて来た訳でも、経験があるわけでもないのではあるが、俺には長年勤めてきた一部上場企業で企画系の業務を幹部社員としてリードさせていただいてきた経験がある。
そのような訳で、児童の養育は専門家である若い職員さんたちに任せ、俺は得意のプランニング領域のスキルを活かし、その施設で求められていた企画系業務を担当させていただけることとなった。
ありがたいことである。
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初めての職場に転職してから、そろそろ2ヶ月半が経過した。
前職は男性が多い職場であり、複数の理不尽な上司の指示に辟易しながらも、仕事は楽しみながら遂行するというのが俺のポリシーだったので、幸運にも素晴らしい部下達に恵まれたこともあり、楽しく在宅勤務をこなしながらフレックス勤務も最大限活用して早めに仕事を上がり、地元の銭湯でサウナで汗を流し、ジレットでスキンヘッドに剃り上げ、地元の食堂でビールを楽しむという日々を過ごしていた。
そして、最後の2年間担当させていただいた新たな業務も、『どうせ辞めるのだから』と流すようなことはせず、『ここでの最後の仕事として恥ずかしくないよう、これまでの経験と知識を最大限活かして必ず期待以上の結果に繋げてやる』という意気込みで素晴らしい部下達と一緒にチャレンジし、とても良い成果をあげることができたと自負している。
転職してからは、理不尽な上司もおらず、俺のこれまでの経験を最大限リスペクトしていただいて仕事を任され、施設の課題を解決するための中長期計画を具体化する日々が続いている。
もちろん、その途中では中高生たちの休日の充実させるための慣れない役割も果たしてはいるのだが、前職に比べると理不尽な業務のストレスは皆無と言っても良い程の恵まれた職場環境。
若い職員も多く、笑いも絶えない明るい職場で、とはいえ集中したい時にはそれができる場所もあり、定期的に担当業務に関する職場での進捗状況を共有化するプレゼンテーションの場を頂きながら、俺なりの役割を渡しているという実感を深く感じることができる日々を過ごさせていただいている今日この頃。
満足感、そして達成感。
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以前は、自分では意識していなかったのではあろうが、ストレスフルな業務とのバランスと取るために、休日はシーカヤックを初めとする海遊びやパックラフトでの川下り、キャンプや国内外の旅などに出かけ、その記録をブログに書き外部に発信することに熱心であったのであると最近感じている。
今は、仕事でのストレスが流石に皆無ではないが、それでも日々の業務に対する達成感、満足感、自分が役立っているという実感がとても深いので、休日に行った旅や食事などを、わざわざブログに書こうというモチベーションが下がっているのは事実である。
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とはいえ、定年退職後も、様々楽しんでいるので、写真だけはいくつか貼っておこうと思う。
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充実した還暦後の人生であるが、これからも時々は旅の記録を残していきたいと思う。
60歳からは、お金のためではなく社会のため、自分のために仕事をすることの大切さを、改めて実感する日々。
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?