あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: スターボード・ツーリング・12.6’*31”でSUP漕ぎ_マツダ6セダンで 行く、しまなみ海道・キャンプ旅

2019年12月22日 | 旅するシーカヤック
2019年12月21日(土) 注文しておいたSUP、スターボードのツーリング、12.6’*31”が入ったので、この週末はマイSUPでの初漕ぎ旅。

せっかくならキャンプも兼ねてということで、しまなみ海道の大三島へと向かう。

もちろんクルマは、マツダ6のセダンである。
セダンでシーカヤックという提案をしているのだが、SUPはシーカヤックより更に軽くて手軽に旅ができるのが何よりのポイント!

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クルマからSUPを降ろす。

キャンプ用の折りたたみコットが、ちょうど良い台になる。

『いやあ、やっぱマイSUPはええなあ!』

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着替えて早速海に漕ぎだす。

今日は初日なので、まずは肩慣らし。

最初は、想像していたよりも一次安定性は高くなく、漕いでいてドッシリ感はない。

それでも30分ほど漕いでいると、この板の特性が徐々に体で理解でき始めたようだ。

これまでSUPは、江田島で1回、蒲刈で1回漕がせていただき、江田島の時は、インフレータブルとハードボードをそれぞれ体験させていただいた。
その時の記憶と照らし合わせてみると、俺の用途に対するこの板の良さが理解できる。

俺は、レースに出るつもりは全くなく、スピードもそれほど求めない。
一人で海のお散歩ツーリングを楽しみたいというのが目的である。

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一次安定性は、想像していたほどドッシリではないが、不安を感じるほどではない。
それよりも、板を少し意図的に傾けてみた時の二次安定性が良いのである。
そう、まさにエッジが効いている感じ。

これは、漕ぐ時に少し片側に体重を掛けて漕ぐ感じにピッタリであり、おそらく荒れた時の安心感にもつながりそうである。
また、これまで体験した板は、舳先が薄くフラットなのだが、この板は厚みがある上に尖っており、水を切っていくのに加えて、波が板の上に乗ってこない。
一漕ぎしてパドルを止めると、スーッと前に進む感じは、シーカヤックに似ている感じ。

これまで漕いだ板は、パドリングを止めると前に進むのが止まっていたことを考えると、とても漕ぎ易い板と言うことができる。
直進性もそこそこあり、今までは2-3回右を漕ぐと曲がってしまうため、漕ぎを左にスイッチしないといけなかったことを考えると、結構な回数同じサイドを漕ぎ続けることができるのだ。

1時間ほど漕いでいると、板との一体感が高まり、本当に漕ぐことを純粋に楽しめるポテンシャルを有していることが、よく理解できた。

まさに、お散歩ツーリング向きのSUPである。


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SUPの潮抜きをしてカートップすると、買い出しへ。
いつもの地元のスーパーでお弁当と食材を買い出し、浜へと戻る。

今日のランチは、お手軽にカツ丼と、もちろんお供は恵比寿ビール。

海を眺めながら、ビールをグビリ。
ラジオで音楽を楽しみ、そして再びビールをグビリ。
最高の休日。

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夕方には、キッチンをセット。

今日の晩御飯は、カレーうどん、ワンタンスープ、サラダ、コロッケ。

静かな浜で、独り食事を楽しんだ。

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夜はぐっすりと眠り、朝方、風がテントの壁を押した感触で目が覚めた。
どうやら少し風が出てきたようである。
『今日は漕がずに撤収かな』

新たな海の遊び道具も手に入れて、ますます充実の瀬戸内ライフ。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
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