ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

弁護士大量生産の問題点は?

2006年12月21日 | 時事問題
asahi.com 2006年12月20日22時19分
顧客の財産5900万円を着服 容疑の弁護士を逮捕
 顧客から管理を任された相続財産約5900万円を着服したとして、大阪地検特捜部は20日、大阪弁護士会所属の弁護士富田康正容疑者(57)=兵庫県宝塚市=を業務上横領容疑で逮捕した。富田容疑者は容疑を認めたうえで、「複数の顧客から預かった計数億円を着服した」と供述しているという。

新司法試験制度により大量の弁護士が世に出るが、悪徳弁護士に財産を取られない様ご注意を!!!
写真は同志社大学法科大学院の写真です。同志社が悪徳弁護士を大量生産しているわけではありません。参考までに弁護士大量生産機構の一例としてあげたに過ぎません。

料亭「京大和」のおせち料理 3

2006年12月21日 | 時事問題
                     京大和のおせち料理 3

料亭「京大和」発行するメールマガジン「京都洛東だより ~若女将がエスコートする裏京都~ 」に正月用のおせち料理の案内がありました。「京大和」のまわしものではりませんが、あまりに美しいので紹介させていただきます。なお詳細は標題をクリックしてご覧ください。

料亭「京大和」のおせち料理  2

2006年12月21日 | 京都案内
                     京大和のおせち料理 2

料亭「京大和」発行するメールマガジン「京都洛東だより ~若女将がエスコートする裏京都~ 」に正月用のおせち料理の案内がありました。「京大和」のまわしものではりませんが、あまりに美しいので紹介させていただきます。なお詳細は標題をクリックしてご覧ください。

小林秀雄全集第10巻「中原中也」より山本有三の「真実一路」を廻って

2006年12月21日 | 書評
山本有三の「真実一路」を廻って

極めて高踏的な出だしで小説の抽象性を他の芸術(詩、音楽、絵画、映画)と比較し、感覚によらないで言葉の符牒だけで写実に迫る困難性をとうとうと述べている。標題の山本有三の「真実一路」はどうも本題ではないようだ。序文で2/3を占め、1/3の本論はいきなり結論に入ると言うせわしない論陣を張る。「真実一路」の人物描写は、人間の不要領な性格から曖昧・多性格になると擁護する。結局性格はつかめない。小林氏の結論は「作者は真実一路で一口に言えば真実とは何かという問題に関する自分の思想を語っているに違いない」であるが、この「結論」は論理的な繋がりが希薄だ。またその真実についての言及はない。どうも序論をいうためのだしに使っただけで真実一路は述べられていない。叙述されていないことにこちらもコメントは出来ない。