asahi.com 2006年12月01日06時21分
核実験場の閉鎖など要求 6者再開に向け日米韓
6者協議の再開へ向け、11月29日まで北京で開かれた米朝中の首席代表による話し合いで、米側が北朝鮮に履行を求めた措置の内容がわかった。寧辺の黒鉛減速炉など核関連施設の凍結・閉鎖や、核実験を実施した咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)の実験場の閉鎖などを重点項目として求めている。複数の協議関係筋が明らかにした。 重点項目は4点で、「国際原子力機関(IAEA)の査察官復帰と査察再開」「現在あるすべての核計画・核施設の申告」も要求している。
asahi.com 2006年12月01日11時55分
ライス長官、米朝再協議「排除せず」
ライス米国務長官は30日、6者協議再開に向け「さらに話し合いが行われるかもしれない」と述べ、再び米朝中などで話し合う可能性を排除しない姿勢を明らかにした。訪問先のヨルダンで記者団に語った。米朝中協議では、次回6者協議の日程の合意には至らなかった。だが、ライス長官は再開は「既定路線」と強調
asahi.com2006年11月30日15時40分
北朝鮮外務次官「核廃棄、一方的にできぬ」
北朝鮮の核問題をめぐる6者協議について、北朝鮮代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は30日、「現段階では一方的な核の放棄には応じられない」と語った。米国代表のヒル国務次官補は同日、29日までの米朝中3カ国協議で、金次官が米国の事実上の金融制裁問題に対して「現実的な対応を示した」と明らかにした。米国による制裁解除の態度表明などでも柔軟に対応する姿勢を示したものと見られる。
北朝鮮核問題六ヶ国会議の成果は全く期待できない。北の核放棄幻想で石油を騙し取られるだけ
今の北の核技術は畏れるに足らない、1-2個の原子爆弾(水素爆弾ではない)で核抑止力なんて笑わせるのではない。しかも第一回実験は殆ど失敗といっていい。その技術解決のめども立っていない。その証拠に次の核実験が出来ない。ミサイルに実装できる段階でもない。
六者協議再開の条件は米国は「核廃棄」、北は「金融凍結解除」を上げるがこれは対等に議論できるレベルの問題ではない。金融解除と核放棄はあまりに次元が異なる。北は核を放棄する気はまったくない。匂わせて金融制裁解除と石油を騙し取ることが目的で時間稼ぎをして(1-2年)、その間に核実験をやり直すのが意図である。我々は北のスケジュールに付き合ってはいけないし、まして韓国の援助クリスマスプレゼントは絶対に避けねばならない。