tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子を器に盛って出せるように・・・

2023-02-08 18:29:21 | 大學の稽古
2月8日(水)
暖かく感じるこの頃ですが、週末には雪かもしれないというニュースです。
今日も大学へ行ってきました。
床の間
シルエットで分かりませんが、昨日と同じで白玉椿とアブラチャンです。
三年生が生けてくれました。
水屋からすぐに持ってきましたから、サッと生けられたようです。
拝見
セミナーに参加予定の学生は、炉のお稽古ですが、部屋が分かれておりますので、私は行ったり来たりと落ち着きません。
上手に時間を使わないとロスタイムが多すぎますので、次回からローテーションを考えてゆこうと思ってます。
お菓子
三時に出してくれました。
やっとお菓子器に盛って運び出すという形式に戻して見ました。
学生たちは、お菓子の取り方や、取った後の黒文字の扱いなどが良くわからないので、一から十まで全放送でやってみました。
早く覚えてほしいものです。
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新しい部長は妙に自信があるような・・・

2023-02-07 18:00:40 | K大學の稽古
2月7日(火)
西の方から雨雲が近づいており、何となく暖かな1日でした。
今日は、大学へ行ってきました。
学生たちも、試験が終わりほっとしているようで、いつもに増して真剣に取り組んでおりました。
花は、変わり映えしませんが、アブラチャンと白玉椿です。
一年生が生けておりましたので、じっと見ておりましたが、花がくるくると落ちずかずにおりましたので、ちょっとアドバイス・・・
新しく部長になった学生は、卒業茶会が迫ってきておりますので真剣ですが、炉のお稽古を始めて1ヶ月です。
ちょっと心配ですが、今の子たちは妙に自信があるらしく、「どう?」と聞くのですが、「大丈夫です。頑張ります!」
若い人特有の答えが返ってきました。
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お抹茶は精神的疲労を吹き飛ばす・・・

2023-02-06 17:03:40 | 日常雑感
2月6日(月)
立春の声を聴いたころから、何となく暖かな日が続いております。
今日は、白内障の手術後の経過を見るために、予約してあった眼科に行ってきました。
私の場合、手術後の視力が上がらず、先生も首をかしげております。
先日も、「今の視力だと免許証は貰えないよ」と、講習会の時に講師から脅かされてきたばかりです。
三時間もかかって帰宅したのが1時を大きく回っておりました。

今月の道具
検査監査で、同じ病院内をいたり来たり、そのたびに待たされます。
家に帰り、昼食をとってから、何をおいても一服です。
お抹茶を飲みやっと精神的な疲労から解放されました。
お菓子は、高校生から貰ったお菓子です。
写真の道具は、淡々斎好の梅月棗です。
春、先駆けて咲く梅とほのかな明かりの月を棗に描き、近づく春をほんのりと感じさせてくれます。
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高校生の卒業茶会餘話・・・

2023-02-05 15:28:20 | 非常勤講師奮闘記
2月5日(日)初午
朝から穏やか過ぎるほどの静かな一日で、庭に出て少し動くと汗ばむほどでした。
何の予定も入っていない日曜日ですので、朝から何となく浮き浮きとしております。
金曜日に行われた高校生の卒業茶会のお話です。
プレゼント
三限のお茶会が終わり、片付けも終わるころ、一人の女子生徒が飛んで来て「先生!これ!」と、この袋を差し出しました。
「あら・・なぁに?」「お世話になりました」と言うと、踵を返して立ち去って行きました。ありがとうを言う間もないほど、あっという間の出来事でした。
背中を見ながら「ありがとう!」と一言・・・。
お菓子
今日になって袋を開けて見るとたくさんのお菓子が入っておりました。
今まで見たこともないお菓子です。
今の子たちが、好んで食べているお菓子だと思います。

牛蒡のお菓子
三限目が終わり、四限が始まりましたので、同じく私のお点前で皆さんに一服を飲んでいただこうと始めましたが、一回目が終わる頃ちょっとふら付いてしまいました。
その姿を見ていたひとりの生徒が、自分で使うために持ち歩いているコルセットを持って飛ん来ました。。
「先生!これするとすごく楽になるよ」と言って、腰に巻き付けてくれました。
なるほど、腰が安定してすごく楽にお点前が出来ました。
三限の子たちも、私に負担をかけまいと、水屋仕事を全部してくれました。
一服
生徒から貰ったお菓子で、今日の3時の一服です。
お菓子が何なのかよく解りませんが、一つ選んで食べてみました。
チョコレートでした。
口にチョコレートの味が残ったままお抹茶を頂きました。
生徒たちの気持ちが充分に伝わった一服となり、何となく胸に迫ってくるものがありました。
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「関」の軸の読み方は・・・

2023-02-04 18:37:08 | 自宅の庭
2月4日(土)立春
小さな庭の蹲の氷が解けました。
このまま春の足音を聞くことが出来ますか・・・立春でもあるし、そんな気分で「関・・・」の軸を掛けて自宅でのお稽古でした。
床の間
床の間は、軸「関 通車馬」を掛けました。
花は、春蜀光椿とマンサクです。
春蜀光椿が、きれいな蕾を膨らませてこちらを向いておりましたので使いました。
マンサクも、蕾がだいぶ柔らかくなってきておりますので、もうすぐに咲きだすと思います。

お菓子
お菓子は、昨日からのお菓子ですので、そのまま赤鬼と青鬼です。
昨日の高校での鬼さんとは違って、餡子の角が付いております。

一服
鬼の絵の茶碗で頂きました。
鬼鬼と重なりますが、この時期としては許される範囲かと思います。
飲み切ると、中に福の字が現れます。
最後になってしまいましたが、「関 通車馬」何と読むのか、いろいろの読み方がありましたが、じっくり調べてみました。
物事には、裏もあり表もあるといった内容のものでした。
方便ってこんなところから来ていたんですね・・・
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高校生は早くも卒業茶会です・・・

2023-02-03 18:42:26 | 自宅の庭
2月3日(金)
この時期らしい寒さ・・・ニュースでこんな表現をしておりましたが、寒い毎日です。
今日は高等学校へ行って、卒業茶会をしてまいりました。

点前座
大広間ですので、屏風を使って床の間を作り、それらしい雰囲気を作ってのお茶会になりました。
床の間
床の間という程ではありませんが、色紙は「朱竹に賛は為君葉々起清風」です。語句の説明をしましたら、ちょっとウルウルしてきましたので、話題を変えて、気分転換をしてから始めました。
涙は苦手です。
花は、アブラチャンに白玉椿です。
一応アブラチャン・・・??と言いましたが、話が通じないので途中でやめて、次に進みました。

大広間
畳50畳ほどの大広間ですので、赤い毛氈を敷いてそれらしい雰囲気を作りました。
毛氈には2名が座り、私がお点前をして、生徒たちに交代で運んでもらい、「お点前頂戴いたします」「卒業おめでとうございます」「ありがとうございます」そんな挨拶をしての一服です。
お菓子
お菓子は青鬼ですが、きんとんのお菓子に牛蒡で角を付けたという鬼さんです。
予算が限られているので、手間のかかる餡子の角は附けられませんので、牛蒡だそうです。
それでも生徒たちは、大喜びでした。
お菓子屋さんの粋な計らいに感謝です。
腰を痛めてから、初めてのお点前でしたので、前こごみに歩いていたらしく、生徒たちがしきりに気にしておりました。
情けない姿だったのでしょう・・・。
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鬼の念仏は節分とは・・・

2023-02-02 16:58:45 | 自宅の庭
2月2日(木)
寒さも緩んだと思ったら、またまた大寒波の予報です。
今日は、明日からの自宅でのお稽古の準備で一日が終わってしまいました。
大炉に付随するものはすべて昨日の内に用意しましたので、後は水指や茶碗などですからすぐに出すことが出来ました。

大津絵
大津絵の代表的な「鬼の念仏」です。
先生が京都に出かけた折に、お土産として買って下さったものです。
鬼の念仏
頂いた時は、額に入れて玄関などにな座っておりましたが、軸に仕立てた方が使い勝手が良いように思い軸に仕立てました。
思ったっ通りで、軸の方が堂々として立派になりました。
節分の鬼さんとは違うようですが、鬼イコール「鬼の念仏」という発想の貧しさを、自分でさらけ出しているようで情けない話です。
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極寒のこの時期だけの大炉を・・・

2023-02-01 17:04:50 | 自宅の庭
2月1日(水)
相変わらずの寒さが続いております。
早くも2月、節分そして立春と暦は日一日と春に向かっております。
今日も大学はテスト週間のためにお休みですので、お正月に使った道具をしまったり、大炉の準備をして一日が終わりました。

大炉
腰を痛めて畳の替えは大変でしたが、極寒のこの時期だけの大炉の稽古ですので、ゆっくりゆっくり畳を入れ替えました。

準備
大炉は、灰も倍以上入れなくてはなりませんので、腰への負担が大きく途中何度も腰を休めながらの作業になりました。
初茶会に使った釜です。
今思うに、若い頃、よく思い切って買ったものだと思います。
道具屋さんに言わせると、「砂鉄でできているから・・・」同じくらいの釜と比べると、とても軽く感じます。
水屋の床下の炭箱に稽古用の炭をいっぱいに入れておきました。
箱を引き出せるようにしてありますので、炭の補充は外でできますので部屋が汚れずに済みます。
結局、休みの一日は休んでいることが出来ませんでした。
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