今日は立春。酷寒も一息ついたような一日でしたが、相変わらずの寒さは続いております。今週のお稽古も終りホットしているところです。
笠重呉天雪
この語句は、「鞋香楚地花」と対句をなすもので、北宋の詩僧が行脚の僧を送った時の五言八句で、「一鉢即生涯」で始まる詩の一節です。
全財産である一衣一鉢を肩に師を尋ね、道を求めて、西へ東へと旅をしながら歳月を送る。そんな意味の句からこの詩は始まっております。
「笠重呉天雪」呉の国を行脚していた時は、冬の最中で、雪の峠を越えるのに難儀をしたが、
「鞋香楚地花」楚の国に到った時は陽春で、落花を踏んでの旅は脚も軽くまことに快適であった。
この句を人生に置き換えてみれば、順境もあれば逆境あり・晴れた日もあれば雨の日もあると云う事を考えていただければ充分かと思われます。「芳賀幸四郎著 一行物より」
※「鞋」あいと読み、靴または履物の事だそうです。
床飾り
笠重呉天雪
この語句は、「鞋香楚地花」と対句をなすもので、北宋の詩僧が行脚の僧を送った時の五言八句で、「一鉢即生涯」で始まる詩の一節です。
全財産である一衣一鉢を肩に師を尋ね、道を求めて、西へ東へと旅をしながら歳月を送る。そんな意味の句からこの詩は始まっております。
「笠重呉天雪」呉の国を行脚していた時は、冬の最中で、雪の峠を越えるのに難儀をしたが、
「鞋香楚地花」楚の国に到った時は陽春で、落花を踏んでの旅は脚も軽くまことに快適であった。
この句を人生に置き換えてみれば、順境もあれば逆境あり・晴れた日もあれば雨の日もあると云う事を考えていただければ充分かと思われます。「芳賀幸四郎著 一行物より」
※「鞋」あいと読み、靴または履物の事だそうです。
床飾り