3月16日(水)
四月下旬の暖かさだそうです。
今日は大学へ行って来ましたが、もう一方の大学は、相変わらず学内では授業以外の活動は禁止になっております。
これだけ世の中が動き始めているのに、すべて禁止では学生たちの気持ちも萎えてしまいます。
一年生
一年生もやっとここまで来ました。
昨年四月から、何度活動制限があったことか・・・それでもみんな頑張ってやっと運びのお点前ができるようになりました。
変則的な並び方ですが、こうして稽古をすると、私の目が一点に集中でき間違ったり、手が止まったりした時にはすぐに指摘ができます。
新入生が来るころには、点前座も決められたところに戻します。
花
花は、黒文字と春蜀光です。
相変らず花ですが、生けやすいので学制にも簡単に入れる事ができます。
今、春休みで帰省している子も多く、今日は人数が少なかったので、こまごまとした注意ができました。
お茶のお稽古は、やはり一対一でなければいけない事が分かります。
今日は課題の、引柄杓を何回も繰返してやってもらいましたが、若い子の頭の柔らかさはすごいですね・・・
ひとつも形になっていなかったのが、何度か繰り返していると、できるようになってしまうのですから・・・
そうですね。課題となっていた引き柄杓ができるようになったので大喜びでした。
その先に進めそうです。
時間が十分ありましたので、日常的な事に時間を費やしました。
文章の書き方、身内の人の呼び方、お客様の見送り方、下足の出し方、などを、今学生達がやっている事を実例に並べて説明して見ました。
一つひとつが、思い当たりますから、よくわかったようです。
最後に、「お茶はお点前も大事ですが、お茶以外の事をしっかり身につけて欲しいから・・・」
解ったようです。
ありがとうございました。
少人数の時には目が届いて、普段できにくいところを
集中的で出来ますね。
こんな時に出席した学生さんたちはラッキーです。
引き柄杓が出来るようになった学生さんは、嬉しかったでしょうね。
教える方も達成感がありますしね(^_-)-☆