6月2日(火)
朝から快晴で気温もグングンと上がり、いきなり夏日になってしまいました。
今月からお稽古の再開になりますので、少しずつ準備を始めましたが、お稽古のための準備をするのも2ヵ月半ぶりの事、手順を忘れてしまいそうです。
灰形
お稽古の準備の中では、気持ちが仕上がりに左右する灰形作りが一番の仕事です。
まずは、灰形の基本ともいえる「二文字押切灰」作ることにしましたが、昨年の10月以来の灰形ですので、思うように灰匙が動きません。
灰形は一気に作ってしまわないと、あちらこちらが目に入り、中々完成しませんので勢いに任せて作ってしまった方が上手くゆきます。
丸灰
ひと息入れて、次は「丸灰押切灰」です。
こちらは、二文字押切から比べたら、楽にできますからあっという間に出来上がりました。
ある道具屋さんが、「最近の先生方は、朝鮮系の風炉を買う方が多いい・・・」とか言っておりましたが、さてさて・・・
梅エキス
一昨日から始めておりました、「梅エキス」作りも最終日です。
やっと完成いたしました。
ミカン箱にふたつ程あった梅を、選別してから始めましたから、ひと箱くらいになっていたと思いますが、あの梅が、擦り下ろし、煮詰めて、これだけになってしまいました。
これを毎朝、耳かきに取ったくらいの量を水を飲む時に一緒に飲みます。
20代の頃からの習慣です。
清々しい気分になりました。
炭を入れた瞬間を想像しつつ。
習い始めの頃、触れば触るほど汚くなっていく灰と悪戦苦闘していました。
そのうち、一回集中でやりきる、あとは諦めることを覚えました。
最近灰型のお勉強をしていないので、きっとひどいだろうなあ。。。。
今日もお勉強させて頂きました。
ありがとうございました。
こんばんは。
お褒め頂恐縮です。
経験を積み重ねるしか上達の方法は無いようです。
若い頃から、灰形だけは任されておりましたので、訳も解らずやっておりました。
最近は根気がなくなり、ずいぶんいい加減になってきております。
おっしゃる通り、諦めるのも大事だと思っております。
今は、若い頃のように3時間もかけるほどの気力がありませんし、何時間かけても、結局同じという結果です。
また、10月まで灰形作りです。
ありがとうございました。