tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

1年生は割稽古ですが・・・

2013-06-11 18:09:10 | 茶の湯
6月11日(火)

西の方から天気が下り坂になっております。
台風の方向が気になりますが、台風の雨雲と梅雨前線が一緒に来そうですのでちょっと心配です。

今日は大学のお稽古でした。



ホタルブクロとオカトラノウ

上級生は何時ものとおり、風炉のお点前をしておりますが、今年入った1年生は割り稽古です。
お稽古している以外の上級生が、丁寧にそして一生懸命教えております。
狭いお茶室ですので、小さな声ですが自然に耳に入って来ます。

聴こえる声は、丁寧すぎるなぁ・・・。

余り丁寧にこまごまと教えても理解できませんから、我慢するところは我慢して通り過ごして、脚の痛くならない範囲で教えて行けばいいと思います。

1回のお稽古でひとつずつ覚えてゆけば、大丈夫のような気がいたします。
でも、先輩達も教える事で自分のできないところに気がついたりするものです。

すごく勉強になると思いますので、時間のある人には進んで後輩を手取り足取りで教えて欲しいと思います。



水無月

今日のお菓子は水無月で、この時期になると必ず出てくるお菓子です。

三角形の形をしたウイロウに小豆がのせてあるもので、小豆は悪魔払いの意味があり、三角のウイロウは氷を表しているそうで、暑気払いの意味があるそうです。

冷蔵庫が無かった平安時代には、氷室と呼ばれる氷の貯蔵庫があって、夏になると宮中では、その氷で暑気払いをした名残りから生まれたお菓子だそうです。

正式には、6月30日の「夏越の祓い」に食べるそうですが、今では、6月に入るとお菓子屋さんは、一斉に作り始め店頭に並べます。

涼しそうなお菓子ですから、並べて置けば売れるでしょうから、6月のお菓子として定着しまっております。





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