tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お側近くの方の一言が・・・

2024-02-11 16:47:25 | 本棚の中から
2月11日(日)
気温が上がるといった予報でしたが、北風の冷たい一日でした。
今日は、午前中に一週間分の買い物を済ませ、午後はのんびりできました。
淡交誌
淡交2月ですが、今月は茶祖と言われている「村田珠光」を取り上げて「珠光ーわび茶の祖の実像」という特集を組んでおります。
村田珠光から武野紹鷗、そして千利休へと受け継がれ、今の私たちが学んでいる茶の道を切り開いたお方です。
こんな逸話があります。
雪の降る寒い日に、時の将軍足利義政が退屈していると、お側近くに仕える者が「奈良の称名寺というお寺の村田珠光なる者が、茶の湯とかいう面白そうな事をしているとか・・・」、召し出された村田珠光の話を聞いた将軍義は、それ以降、茶の湯にドップリと浸かり、珠光は義政の師匠となったと云われております。
あの寒い雪の日の一言が、今に続く茶の道を切り開いたのかも知れません。

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