tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶室を上手に使って・・・

2015-03-04 17:46:31 | 茶の湯
3月4日(水)
暖かな日差しが春を予感させてくれましたが、風が強い一日でした。

大學へ行って来ました。
こちらの大学もまだまだ春休み真っ最中ですが、「お稽古を見てください」という連絡をもらえば行かない訳には参りません。

   

   お茶室

こちらの大学は、4畳半のお茶室があります。
昨日の大学から比べたら、恵まれた環境でお稽古をしている事になります。

ただ、何度となく書いた気がいたしますが、お茶室があるのは有難いのですが、とにかく使いにくく、広間の風炉、小間の炉と分かれているために、私が行ったり来たり落ち着かないお稽古になっております。

   

   1年生

こちらの1年生も引柄杓が出来るようになりました。
落としそうになりながら必死に耐えておりましたが、2度3度と繰り返しているうちに出来るようになりました。

新入生が来る頃には完璧に出来るようになっていると思います。


   

   シルエットの茶室

こちらの茶室は広間ですが、炉が切って無いという事が致命的な欠点になっております。
せっかくあるお茶室を有効利用でできないというもどかしさが、いつもお稽古の進行を阻んでおります。

せっかく作るのに、どうして炉を切らなかったのか・・・今でも謎だそうで、当時を知っている教授も首をかしげております。
もっとも、設計段階では、担当者以外はどなたにも知らせていないのだと思います。

嘆いてばかりいないで、有効利用を考えた方が良いようで、茶室周りに設えてある、蹲や腰掛け待合などを使って、席入りや蹲の使い方などを伝えて行きたいと考えております。
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