10月13(火)
秋の爽やかな風を感じられる一日でした。
今日は昨日の慌ただしさから一転して、ゆったりとした大学でのお稽古でした。
花
花は、糸ススキ、サクラタデ、フジバカマの三種です。
二年生が一生懸命に生けました。
三年生
毎年10月は、学園祭のため御園棚をつかって本番のようなお稽古ですが、今年は学園祭もありませんので、お点前を覚えるためのお稽古です。
三年生は、昨年の経験がありますから、すんなりと御園棚のお稽古に入れました。
三年生
御園棚のお稽古は、学園祭や桜まつりなどの行事がある時だけになってしまいますが、お客様の前でのお点前となると、稽古をしないわけには行きません。
一回だけでも体験しておくと、初めての2年生とは違いがよく分かります。
二年生
今年初めての御園棚のお稽古です。
やはり、柄杓の扱いで手が止まってしまいますが、何度か繰り返してやればすぐに覚えます。
柔らかな頭を持つ若者です。
二年生
スラスラとやっているように見えますが、覚えたばかりですので一つひとつの所作がぎこちないですが、慣れてきたらきっときれいなお点前をするようになると思います。
お菓子
今日のお菓子は、「初紅葉」という銘のお菓子でした。
我が家に届けてくれるお菓子屋さんのものですので、これは美味しいに決まっております。
一服
三時に出してくれました。
学生たちは独服ですが、私だけ点出しです。
お稽古も、余分な事が多く、一回終わる事の消毒です。
そして、道具の使いまわしはしないのが鉄則で、お稽古が終わると、自分で使った道具は自分できれいに始末するようにしておりますので時間ばかりかかります。
それでも、出来なかった頃のことを思えば幸せな事なのかもしれません。
学校が休校中には何も出来なかったですからね。
いろいろと手間はかかっても、お稽古出来るだけで幸せと思います。
やはり一年の差は大きいですね。
それだから下級生は上級生のようになろうと思えて、教えずとも
良いお手本になってくれますね。
糸ススキがきれいですね。
サクラタデもフジバカマも生き生きとしています。
我が家の「菊葉フジバカマ」枯れそうでしたが、花は何とか咲いてくれそうです。
葉はお見せ出来ないくらい茶色になっています(^^;)
こんばんは。
学生達の一年の差は大きく、だから良いこともたくさんあります。新入生が入って来ると、上級生が手取り足取りで見てくれます。
それでも、色んな癖を持っておりますから、先輩は同じ子ばかり教えないようにしております。
今年の藤袴はちょっと変で、葉は元気ですが、きれいな花が咲きません。
今頃脇から出てきた茎の花はきれいに咲いております。夏が暑すぎたのでしょうか・・・
ありがとうございました。