tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

緑風の中でのお茶会は・・・

2015-05-17 18:13:54 | 茶の湯
5月17日(日)
5月の爽やかな風が心地よい一日でした。
友人が軽井沢で釜を掛けましたので行って参りました。

久しぶりのお茶会が軽井沢でしたので楽しみにしておりましたが、期待通りの楽しいお席でした。
お許しを得たので数点の写真を掲載したと思っております。

   

   木立の向こうに

さすがに軽井沢です。
露地を歩いて行くと木立の向こうにお茶室が見えます。

見え隠れしながら進んで行くと突き上げ戸をくぐりお茶室へと進んで行きます。

   

   突き上げ戸

新緑の路地は気持ちよく、飛び石玉石と入り混じったか細い路ですが、これから席入りをする気持ちの準備には申し分ありません。

   

   床の間

床の間には淡々斎ご染筆の軸が掛けられ、花はクマガイソウという、この季節ならで床を飾られ私たちを迎えてくれました。

   

   クマガイソウ

床の前に座った途端に、この花に圧倒されてしまい、軸の読み方すら聞いていたのに忘れてしまいました。
花好きの私にとってクマガイソウはたくさんの思い出がありまして、見ているだけであきる事はありません。

   

   点前座

風炉が変っておりまして、ユリの花を形どったものだそうで、席主は「やっと日の目を見ました」と云っておりましたが、この風炉を使うのにはそれなりの場所が必要のような気がいたします。

森の中の素敵な雰囲気のお茶会でした。


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2 コメント

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Unknown (梅若丸)
2015-05-17 18:59:55
お軸は「心外無法満目青山」と思いますが、
見渡す限り美しい青山とは、自分自身の
心が美しいから感じることができる、という
ことだと思います。

軽井沢の清々しい緑の中、素敵なお茶会だったと
思います。
返信する
分からない事ばかり (tyako)
2015-05-17 21:51:33
梅若丸様
軸読んで頂いてありがとうございました。

色々話して頂きましたが、覚えていなかった・・・
情けない事です。
ありがとうございました。
返信する

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