9月4日(土)
朝から冷たい雨が降っております。
本来ならば、夏休み明けのお稽古をしているはずですが、コロナのためにお休みという事になりました。
点前座
今月のお稽古の道具ですが、こんな感じで稽古をするはずでした。
風炉先を夏用のまま撮って見ましたが、涼しいといっても、まだまだ違和感はありません。
風炉先
風炉先を変えて見ましたが、風炉先一つでも随分雰囲気が変わってしまうものです。
今週末には再び30度くらいになるそうですから、そんな時は植えの風炉先がいいようです。
風炉先一つで、部屋の雰囲気まで変えてしまう茶道具は不思議な力を秘めている事を実感いたしました。
信楽焼
昨年他界した、友人が30歳の頃作った茶碗です。
陶芸を始めると誰もが取り付かれたように茶碗を作るそうですが、自分でお抹茶を飲んだことがない友人が作った茶碗は、高台が小さく不安定な茶碗でした。
あの頃はみんな若かったから、「高台が小さいから、持ちにくいし点てるのにグラグラするからやりずらい・・・」なんて言ったものです。
「そうか・・・」とポツリ・・・
今では懐かしいあの頃です。
まだ30度と言えば、涼し気な風炉先でも違和感はないですね。
でも、もう気分は秋に向かっているので、下の風炉先でお稽古したいです(^^♪
ご友人作の信楽のお茶碗は良い色合いですね。
深さがあってこれからの季節に相応しいですね。
これで安定感があれば最高ですのにね(^_-)-☆
信楽のお茶碗、どっしりと渋くこれからの季節に合いますね。
こんにちは。
風炉先一つで点前座の雰囲気が変わります。
団雪風炉先で淡々斎のお好みです。
買っては見ましたが、中々使う機会がなく数10年・・・このままでは勿体ないという事で使い始めました。
信楽の茶碗は、本人も気に入っていて焼きあがった時にもらいました。
友人は、お茶を習う時間もありませんので、我が家でのお茶事の時は何度となく参加して、お茶の雰囲気だけでも味わってもらいました。
大切に使って行きたいと思います。
ありがとうございました。
こんにちは。
茶道具って不思議なところがあるようで、道具一つでガラリと変わります。
所属している会で初めての茶席を持った時、思い切って買った棗が他の道具とどうしても合わず、棗を変えたらピッタト収まったという経験が有ります。
友人の信楽は、我が家で使い始めて、相当な年月を経ております。
最近は、茶巾がやっと引っ掛らなくなりました。
使うたびに友を思いだしております。
ありがとうございました