1月25日(土)
お天気は下り坂という予報ですが、暖かな日差しが心地良く感じられる一日でした。
今日は自宅でのお稽古でした。
床の間
いろんな行事が重なって、今年初めてのお稽古でした。
床の間は、この時期になると必ず掛けるお軸で、「笠重呉天雪」笠に降り積もった雪の重みを感じながらの、険しい山道を歩いているという語句です。
軸
この語句の対句に「鞋香楚地花」があります。この山を下りれば暖かな楚国には花が咲いているだろう。
大好きな語句です。
花
花は、檀香梅と賀茂本阿弥です。
花入れは、「鬼の腕」というすごい名前の付いた花入れです。
檀香梅の蕾も大きくなって来ました。そして、賀茂本阿弥椿は茶花としては、古くから茶人たちが愛して使い続けている椿です。
お茶を嗜む人々憧れの椿と言っても良いと思います。
大津絵
大津絵を代表する鬼の念仏です。
先生に頂いき軸に仕立てたものです。
鬼の念仏
もうすぐ節分ですので、待合に掛けました。
ほのぼのとした大津絵が大好きで、ずいぶん集めましたが、集めただけで何もなっていないという情けなさです。