tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

初稽古に「笠重呉天雪」を掛けて・・・

2020-01-25 18:04:11 | 自宅稽古

125日(土)

お天気は下り坂という予報ですが、暖かな日差しが心地良く感じられる一日でした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間

いろんな行事が重なって、今年初めてのお稽古でした。

床の間は、この時期になると必ず掛けるお軸で、「笠重呉天雪」笠に降り積もった雪の重みを感じながらの、険しい山道を歩いているという語句です。

この語句の対句に「鞋香楚地花」があります。この山を下りれば暖かな楚国には花が咲いているだろう。

大好きな語句です。

 

花は、檀香梅と賀茂本阿弥です。

花入れは、「鬼の腕」というすごい名前の付いた花入れです。

檀香梅の蕾も大きくなって来ました。そして、賀茂本阿弥椿は茶花としては、古くから茶人たちが愛して使い続けている椿です。

お茶を嗜む人々憧れの椿と言っても良いと思います。

 

大津絵

大津絵を代表する鬼の念仏です。

先生に頂いき軸に仕立てたものです。

鬼の念仏

もうすぐ節分ですので、待合に掛けました。

ほのぼのとした大津絵が大好きで、ずいぶん集めましたが、集めただけで何もなっていないという情けなさです。

 

 

 

コメント (4)
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