tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

淡交誌は「一期一会」の特集で・・・

2021-12-19 17:09:08 | 本棚の中から

朝からの青空が段々と雲が広がっております。

今朝もこの冬一番の寒さでしたが、それもそのはずで部屋が4度まで下がっておりました。

今日は日曜日、あれこれやろうと段取りをたてましたが、何もしないで終わってしまいました。

一週間の疲れが溜まっているようです。

淡交誌新年号

淡交誌の新年号が先日届きましたが、封も切らずに積んでありましたので封を切って見ました。

何と特集は「一期一会を考える」という特集を組んでおりました。

お茶を嗜む者として、これは興味のある所です。

ページを開く

特集の最初のページには、竹二重切に曙椿と突羽根が生けられた写真です。

よく、「お正月に突羽根が生けられたら幸せ・・・」という話を聞きますが、こんな突羽根が生けられたら幸せな事です。

よく、学生たちと話をしますが、軸になっている禅語では何が好きかと問うと、「一期一会」という返事が帰って来ます。

そんな一期一会をいろんな角度から見ながら、本文をまとめております。

今日ぼんやりと過ごしてしまいましたので、明日こそ今日の分を取り返さなければ・・・

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鮮やかな紅葉も今年が最後に・・・

2021-12-12 16:21:10 | 本棚の中から

12月12日(日)

朝から静かな青空が広がり穏やかな一日でした。

お天気の良さもありまして、久しぶりに散歩に出かけて来ましたが、慣れているはずの靴なのにかかとが痛く帰かばいながらながら歩く始末です。

この靴は、散歩用に買った靴なのに・・・

庭の紅葉

庭に一本だけ植えてある「いろは紅葉」が、狭い庭を落葉の絨毯にしておりました。

この紅葉の木も今年限りで切るつもりです。

大木になってしまったし、落ち葉の掃除だけでも大変ですので、可哀想ですが切ってしまうつもりです。

淡交誌

淡交12月号です。

今日は何となくのんびりしましたので、本を読む事ができました。

今月号は、「大阪・兵庫野やきもの」と題した特集を組んでおります。

写真のお菓子は、末富さんの「ツリーきんとん」だそうで、今風のお菓子です。

今月号のお家元の巻頭言の中で、「相手への気遣い」と題したお言葉があります。

お茶を嗜む皆さまに、ぜひ読んでいただきたいと思います。

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簡単な懐石料理というけれど・・・

2021-09-01 17:07:57 | 本棚の中から

9月1日(水)

今日は何だか肌寒いような1日でした。

毎月の事ですが、月の初めの一日は、神棚を清めて榊を変えて一日が始まります。

夏休みも終わりましたので、先日から少しずつお稽古の準備を進めておりましたが、道具の出し入れも終わり、後は掃除をすればお稽古は始められます。

なごみ9月号

月末に「なごみ9月号」が届きました。

今月号は、「ほんとうに簡単は懐石料理」と題した特集が組まれております。

表紙の写真を見ただけで、お茶事やりたいな・・・と思ってしまいます。

見開き

家庭料理をワンランクアップしただけの料理を並べる・・・こんな趣旨の内容です。

私の経験では、お客様より亭主の方がずっと楽しいように思えますが・・・

最も、亭主側がほとんどですけれど・・・

コロナ騒動が終わり、美味しいお料理を頂いて、あの銅鑼の音を聞きたいものです。

大小大小中中大・・・

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南蛮焼の魅力を探ると・・・

2021-08-02 17:32:04 | 本棚の中から

8日2日(月)

相変わらずの暑さが続いております。

午前中に腰痛の治療に行って来ましたが、中々腰が楽になりません。

淡交8月号が届きました。

淡交8月号

今月号の表紙も、手に取って食べたくなるようなお菓子が載っております。

今月は、「曖昧なる 南蛮焼の魅力」と題した特集が組まれております。

内容は

たくさんの写真が掲載されておりますので、見ているだけでも楽しめます。

特に縄簾と双璧を成す南蛮芋頭水指は、点前座の要として圧倒的な存在感を放という解説と写真が見る目を圧倒します。

茶席でこうした道具と出会ったらどうなのでしょう・・・

私もこうした東洋で焼かれた焼き物に興味がありますので、カンボジアやラオスなどでハンネラや壺などを買ってきましたが、こうして一級品を見ると、なんと粗末なことか・・・

日本でも、ハンネラ写の建水などを作られておりますが、カンボジアの土間に転がっていたハンネラとは全く別物と云った感じがいたします。

焼物は面白い。

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淡交7月号は面白い・・・

2021-07-29 16:53:57 | 本棚の中から

昨夜の強い雨が嘘のように晴れておりました。

今日も、夕立の予報が出ておりますが、今のところ静かです。

今日の新聞で知ったのですが、私共の地方でも川が増水して避難騒ぎがあったそうです。

淡交7月号

もう少しで7月が終わってしまいますが、今月の淡交誌は、手元に置いていつも眺めておりました。

写真のお菓子の銘は「稚児の袖」だそうです。

手を出して食べたくなるようなお菓子ですが、祇園祭の「社参の儀」の儀式の時に、白馬に乗って進む凛々しきお稚児さんが着用する、美しい狩衣の袖を写したお菓子だそうです。

このお菓子を見るだけで、狩衣姿のお稚児さんが目に浮かぶようです。

そして、今月号の特集は、「蒔絵の時代 -高台寺蒔絵と名工の誕生ー」といった、お茶の世界では切っても切れない高台寺蒔絵の話が載っております。

そして、蒔絵屋から蒔絵師への時代の流れなどが掲載されております。

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たった1度の微熱でも、これが副反応か・・・

2021-06-30 16:56:02 | 本棚の中から

6日30日(水)

朝の雨は上がりましたが、どんよりとした一日でした。

昨日ワクチン接種を受けましたが、夕方ごろから打った方の腕が痛く思うように上がりません。

そんな状態ですので、夜中も寝返りをするたびに痛くて目が覚めてしまいました。

今朝の検温は、37.1度ありましたから、平熱より1度高いだけですが、何んとなく気怠く注射をした腕がしびれております。

副反応です。

淡交7月号

今日は6月30日で、夏越しの祓いの日ですが、何処へも出たくないので、今年は気持ちの中だけで茅の輪をくぐりました。

そんな訳でぼんやりと「淡交誌」や「なごみ」などをパラパラと読んでが、おりました少しも頭に入ってきません。

なごみ7月号

こちらは、写真が多く載っているので目には楽しい本となります。

特集で、「あこがれの夏きもの」という特集を組んでおりますが、文字を追って行く気力が続かないようで、何ページかめくると閉じてしまう自分がおりました。

たった1度くらいの微熱でこれですから、39度なんてどうなるのでしょう。

明日には良くなると思いますが・・・

ワクチン接種をした先生は、「副反応が出たら「若い」と思って下さい。」なんて冗談を言っておりましたが、これは確かに副反応なのでしょうか?

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本棚に眠っていた本に感激し・・・

2021-06-29 17:11:29 | 本棚の中から

6月29日(火)

朝からの雨も午後からは上がり、梅雨間の日差しが戻っております。

今日はワクチン接種に行って来ましたので、どんな症状が出るかは解りませんので大学は休みにしました。

手に取った本

今日はワクチンを午前中に打ったので、雨の中の移動となりましたが、帰ってからは何もせずにおり、何処へも行くつもりもありませんから、小さな書斎に入り、本棚から一冊の本を取りました。

読み始めたら止まらなくなってしまうほど面白い内容でした。

帯にあるように、お茶の飲み方には流儀はあっても、胃の消化の仕方に流儀はない」沢木興道老師のお言葉だそうです。

そして、翠巌老師のお言葉として「真理は一つ。切り口の違いで争わぬ」など、なるほどと思える事柄が簡単に解り易く書かれております。

更に、修行と修業の違いなど、分かっていそうで解っていなかったことなど、あっという間に読んでしまいました。

桔梗

野草棚では、今が盛りとばかりに桔梗が咲いております。

この本は、どこで買った本かも思い出せませんし、読んだ形跡もありませんでしたので買ったまま本棚に収まっていたようです。

自分で買った本が記憶にないなんて初めての事ですが、良い本を持っていたと嬉しくなってしまいました。

ワクチン接種が無かったら、おそらく手にはしてなかった本だと思います。

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「侘びの茶花」は私のバイブルで・・・

2021-02-15 17:01:24 | 本棚の中から

2月15日(月)

朝から本降りの雨です。

本当に久しぶりの雨ですので、雨音を聴きながら時間を楽しんでおりました。

のんびりした気持ちの時によく手にする本です。

侘びの茶花

この本の奥付によりますと、昭和56年11月1日に世界文化社から発行されておりますから、40年前に発行された本です。

山藤先生の作品集

序には、立花大亀老師と芳賀幸四郎氏がそれぞれのお立場から見た茶花を記されておられます。

そして、巻頭での山藤先生は、「花は野にあるように」という「利休七則」の一則は、自然を表徴したものであり、私が最も感銘を受ける言葉であります。

と、こんな書き出しで、野の花に対する愛情を切々とかいておられます。

この本は、しっかりした箱に収められて、今でも茶花を愛する方々のバイブルになっております。

本書の中の花

古備前徳利に蝋梅と千代田錦椿です。

こんな風に生けられたといつも見入っております。

初釜をイメージして

花入は天龍寺青磁下蕪 花は、土佐美豆木に元日椿で、お正月を格調高い雰囲気で創りだしたいといったイメージだそうです。

宗旦作の花入

宗旦作の一重切花入に榛と加茂本阿弥です。

いつ見ても落ち着いた雰囲気を漂わせ私達読者を和ませてくれます。

山藤先生は、良く榛を使ておりましたので、榛を庭に植えました。

これからも、この本が私の先生です。

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山本玄峰老大師の声を聴くには・・・

2021-02-07 16:53:52 | 本棚の中から

2月7日(日)

午前中は春のようでしたが、午後からは一変して北風が吹き始め冬に戻ってしまいました。

のんびりとした日曜日でしたので、若い頃購入した本を取り出して読み始めてみましたが、中々難しく30歳代に良くこの本を買ったものだと思っております。

無門関提唱

山本玄峰老大師の本です。

昭和35年10月に大法輪閣から出版されました。

発売当時700円という値段が付いておりましたが、私は古書店で見つけて2.000円で買いました。

買いはしましたが、とにかく難しい・・・

カセットテープ

読んでも難しく、禅の修行をしている方々に向けた本でないかと気が付きました。

そんな時、大法輪閣から、カセットテープが発売されておりましたのですぐに注文して購入しました。

カセット

カセットテープは届きましたが、その頃にはカセットテープを聴く器械のデッキが我が家にはありませんでした。

読めない本、聞くことができないカセットテープ・・・、なんと間抜けな事だったんだろうと、今でもおかしくなってしまいます。

それほど、玄峰老大師の事が知りたかったのだと思っております。

本を開くと

本を開くと、玄峰老大師の独特な墨蹟が目に飛び込んで来ました。

これだけで、この本を買った意味があると思ったくらいでしたから・・・

今、本棚に眠っているこのカセットテープを何とかデジタル化しようと考えております。

CDにさえすれば、車の中でも散歩の途中でも、いつでもどこでも老大師のお話を聞くことができます。

さて、どこに依頼するか・・・これが問題です。

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溜まった用事を1日で・・・

2021-02-03 17:00:37 | 本棚の中から

2月3日(水)立春

暦の上では、今日から春ということですが、何とも冬真っ只中の1日でした。

今日は大学の稽古日でしたが、期末テスト週間で休みになりましたので、朝から、溜まっていた用事を済ませるために出掛けてあちこち回わり、帰ってきたら夕方になっておりました。

一度に用事を片付けようとするのは疲れるのに決まっておりますが、どうしても溜めてしまいます。

帰ってきたら、ポストに「淡交タイムス2月号」が入っておりました。

淡交タイムス

毎月会員全員に配送されてきます。

お家元のお話、大宗匠のお話、そして1月に行われた行事の報告などですが、これを読むとほとんどの事が分かるようになっております。

本年の初釜式の中止のお話から書き出され、花を見て、空を見て春を待つ気持ちなって来るというお話など、月それぞれのお話を書いておられます。

我が家でも、今月からお稽古を再開しようと思っておりますが、皆さんが稽古をしに出かけて来られるかどうかわかりません。

皆さんの心にお任せしようと思っております。

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