今日の草履は、彩シリーズMグループ24cm土踏まず付き〔4000円〕
赤基調のおたふく・ひょっとこプリントをベースに、合わせは紺です。ときおり見える黒がおたふくさんの髪ですね、面白い草履と思います。この配色であれば男性でもOKじゃないですかね。
末娘も中学生となったわが家、予定通りPTA活動の第一線からは退いています。それでも部活動だけは、親が結構な部分を下支えしなければいけないようです。
三女は卓球部へ入りました。これから数々計画されている他校との練習試合、わが家も「配車」のひとりとして割り当てられています。
親の会が一致団結の下に取り組んでいる部は、案外子どもたちの戦績にも好影響があるんですね。これまでもそんな部をいくつか見聞きして来ました。私が運転手で出掛けることは少ないでしょうが、カミさんを含めて出来る限りの協力は惜しまないつもりです。
双子の娘が小学校時代から一緒の親とは、なんと言いますか、「同志」に近い想いがありますね。当時からの保護者仲間とは、今でも日常にスーパーや街中で出逢います。互いの子どもが話題になると、よく言われる言葉が『あの頃は楽しかったよねぇ』。
高校生になったわが子との接点は、少なくとも学校を舞台にしては皆無に等しいです。“手が掛からなくなれば金が掛かり出す”、先輩の誰もが言ったこの言葉を実感する昨今、まして当時を懐かしく思い返すんでしょう。
この言葉は親からだけではありません。西宮家には案外学校の先生がお客様としてお越しになります。そんな中にかつて同じ時期に同じ空気を吸った先生もいて、やはり同じことを言うんです、『いろんなことをしたよねぇ』。
確かに苦労もありましたが、過ぎてしまえばみんな楽しいことだらけ。昨日のブログに共通しますね。
旧三校が統合して生まれた「新角館小学校」、今年四月に開校されています。わが家はきっと足を踏み入れる機会はないと思いますが、在校生とPTAは新たな一歩を踏み出したところでしょう。
先月のこと、知人である小学校PTAの母親から聞かされた言葉に、「そういう時代なんだろうなぁ」と「その意味が分かっているのかなぁ」のふたつを感じました。それは学習発表会バザーの廃止。
私たちが何年も取り組んできた「学習発表会PTA企画」には三つがあって、その最たるものが「バザー」でした。うどん、そば、ラーメン、おにぎり、お菓子、ジュース、こうしたものを我々の手で販売して収益を得るものです。中でも麺類はその道のプロであるPTA会員を中心に、作るのも親たちでした。昼の休憩時間になると長蛇の列ができ、それは賑わったものです。
バザーを中心とした三つの企画の合計収益は、毎年40万円を超えていました。この全額を公的予算で賄いきれない、学校備品や活動費に使っていたんですね。
風邪が流行りだすひとつの原因が教室内の乾燥、これを防ぐため各教室に「加湿器」を設置したのもこの収益金でしたし、スキー教室で使う子どもたちのゼッケンを購入したのもこのお金でした。夏休み中のプール監視員の日当、これもこの収益から支出したことがあります。本来学校予算の中に組み込まれるべき使途であっても、“ない袖は振れない”わけです。
学校が使える公的予算など、たかが知れています。大阪府の橋下知事に対してある教師が、『子どもたちが良くならないのは、学校にお金がないからダっ』と進言した話がありました。もちろんお金ですべてが解決されるなどとは思いませんが、この教師の言葉に違和感もまたありません。それほど学校というところには予算がないんです。
バザーはずいぶん昔にときのPTAが開催していました。それが「O-157」や「カレーヒ素事件」で消極的になり、やがて一度廃止になっています。それから数年が経過し私たちの代になって、当時のPTA会長が学校の予算不足を憂慮したことから提案されました。もちろん私もその趣旨に賛同したひとりです。
「われわれの手で学校にお金を…」の想いからはじまった数々の事業が、新たな小学校ではひとつも継続されないことに決まったんですね。
もちろんすでに意見を申し上げる立場にありませんし、ときの事情もあるでしょう。昨今さらに多忙感を極める親たち、確かにバザーは「手の掛かる」事業です。
これが「そういう時代なんだろうなぁ」と「その意味が分かっているのかなぁ」のふたつの意味なんですね。
収益とまた別に、そうした活動がやがて「楽しかった記憶」になることを、時代が過ぎてからしみじみ感じています。町のスーパーや西宮家で出会うかつての「同志」、この人たちとの思い出がことのほか大きな“副産物”となりました。
よろしくお願いしますね。
学校で指導にあたってくださる先生などは、家庭も顧みず指導してくれてるんですよね。それを考えたら、保護者の協力なんて、ほんとに小さなことなんですがね・・・保護者が協力的だと先生も指導に熱が入るでしょうね。
2年後をイメージしてください。娘さんの卓球に夢中になってると思うよ。
ただ、家庭を顧みず…というのはいけない。昔のことだけど、教師の子どもが悪くなる一因にそれが挙げられてた。
そこまででなくても、先生の情熱はきっと分かるよ。
これは教師だけじゃなく、人の「やる気」はすべての仕事に言える。商売人も同じで、店主やスタッフの情熱はお客さんへ全部伝わるね。その点、さんさんサンはまったく心配ないと思うよ。
「配車」、出来る限り務めるよ。子どもの部活だけじゃなく、親の「飲み会」もね(笑)。
草履職人が三女の卓球に夢中になるとしたら、東京でオリンピックが開催されてそれに出場するときかなっ(笑)。