角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

自然との共生。

2010年10月25日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡円〕
グレー基調の半纏プリントをベースに、合わせは紺の絣風プリントです。
和のかっこよさが魅力的な配色でしょうか。「粋」という言葉がぴったりですね。
巻かれてしまうと分からない半纏プリントはこちらです。



10月も下旬に入り、いよいよ秋が深まっています。天気の良い日中は今でも20℃弱まで上がりますから、角館散策はまだまだ愉しめるでしょう。ただ武家屋敷通りの紅葉がずいぶん遅れています。山間部はそれなりに進んでいるようですが、今夏の猛暑のせいか、「赤」が悪いそうですね。春の桜で毎年感じることですが、自然が相手ではどうすることもできません。

今年はほんとに自然の脅威を思い知らされます。最近は奄美市、水害というものにほぼ縁のない当地では、想像すら困難な惨状でした。家の中にあった家具や電化製品はもちろん、その思い出さえすべて棄てなければならない心境はいかばかりでしょう。
そんな中ですごいと思うのは、『前向きに考えますよっ』と笑う住民の逞しさです。見習うべき点がありますね。

明日の角館はずいぶん気温が下がるようです。最高気温が一桁になると、地元民でもはっきり寒さを感じます。そのあとまた気温は回復するようですが、どうこう言ったところで二ヵ月後は真冬ですよ。
「ゲリラ豪雪」は勘弁して欲しいところですが、雪や寒さを嘆くばかりでなく、出来るだけ明るく冬を過ごしたいものです。
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