角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

モノのイメージ。

2010年11月01日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
青基調の桜花プリントをベースに、合わせは青紫です。
季節柄少し寒いイメージは否めませんが、配色そのものはとてもお洒落ですね。こちらであれば年代問わずお勧めできるでしょう。

今日から11月、トップページの実演スケジュールカレンダーを更新しました。いよいよ角館は晩秋から初冬へと移ろっていきます。もう心の準備は出来ていそうなんですが、やはり願うのは大雪だけは避けて欲しいことでしょう。『雪が見たくて来ました~』とおっしゃるお客様は、「角館=雪」をイメージしてお越しです。多分ですが、大雪を期待してお越しの方はいないと思いますからね。

公開実演をお休みした日に限ってお訪ねの方がいる話は、ときどきブログにも書いていました。29日は知人宅で葬儀があり、その参列のため急きょお休みしたのですが、やはりその日もお訪ねがあったそうです。そのお客様は町内のどこかで私のことを知り、試しに訪ねてみたという感じだと思うんです。その証拠が米蔵スタッフに告げた言葉、『草履を編むおじいさんがいるって聞いたんですけどぉ』。
「草履職人=おじいさん」、これもまさにイメージがそうだったからでしょう。

草履職人となる以前、サンリオが発売する「ご当地キティ」の卸売りが生業の一部にありました。「なまはげキティ」や「かまくらキティ」、ずっとあとには「ババヘラキティ」なんてのも出ましたね。薄利ながらよく売れた、今も懐かしく思い出すかつての商いです。
当時角館町内のお得意先や知人に言われていたのが、『角館キティちゃんはないの?』でした。残念ながら、角館を題材にしたご当地キティというのはなかったんですね。
それが最近になって角館バージョンが発売されたと知り、早速私も手に入れてみました。それがこちらです。



サンリオが考える角館のイメージキャラは、「人力車」だったようです。車夫のみなさん、キティちゃんのように永く愛されてくださいね~。
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