今日の角館は歴史的な一日となりました。角館高校野球部、春夏通じて初めての甲子園出場決定です。
ちょうど一年前の大会では惜しくも準優勝で涙を呑み、今春の甲子園では21世紀枠の東北推薦まで行きながら落選しました。言うなれば三度目の正直が、本日見事に叶ったということでしょう。選手、監督、学校教職員、親の会、そして地元民のすべてが「おめでとう」で埋め尽くされています。
かねてからお伝えの通り、私は大曲工業高校を卒業している身ですから、角館高校は母校ではありません。しかしわが故郷の学校ですし、三人の娘はすべて角館高校を卒業しています。そしてカミさんが卒業した角館南高校は、今春から角館高校と統合しました。もう角館にある高校はこの学校一つだけなんですね。ですからこのたびの快挙は、まさに角館人が一つとなる「おめでとう」というわけです。
「優勝したらパレードがあるんだべが?」「たぶん花火が上がるんでねが?」「報告会みでったものは俺だぢも観られるんだべが?」。試合途中から私の周囲はこんな話題に終始していました。なにしろ初めてのことですから、すべてにおいて知識や経験がありません。新聞号外が出るなんて知りませんでしたし、優勝決定の瞬間に幟や幕がお目見えするのも知りませんでした。なにしろすべてが新鮮ですよ。
今宵は街のあちらこちらで祝宴でしょう。小さな町に、でっかい嬉しいニュースであります(^_^)v
本日1994回目のブログ更新でした。