角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

経済効果。

2009年05月17日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四千円〕
青基調の金粉和柄プリントをベースに、合わせはクリーム色基調の金粉和柄プリントです。
一般に白っぽい布地は汚れが目立つと云われますが、これだけ綺麗な配色であればお選びの方もいらっしゃるでしょう。平生地はこちらです。




朝から雨の一日になりました。午後からは本降りで、明日の日中まで続くみたいです。気温はさほど低いとは感じませんが、この雨が上がるとまた20℃をゆっくり超えるそうです。どうにも衣類が定まりません。

天気が悪いとは言え、今日の西宮家もそれなりのお客様がお越しくださいました。ETC効果はゴールデンウィークが終了しても続いているようです。県外ナンバーの車は当然これを利用しているでしょう。
角館草履もその恩恵にあずかっているのでしょう、今日も編んだ数以上の草履がなくなりました。

ETCは私と無縁ですが、景気対策の目玉と云われた定額給付金は、私の口座に無事届きました。とき同じくして高校二年生の双子が学校から持たされたのは、一年分の教材と試験費用の請求書、その額ひとり3万5千円弱。
定額給付金があってもなくても支払うべきお金ではありますが、なんとなくもらったお金がそのままスライドするように思うのは気のせいでしょうかね。

民主党の代表が替ったようです。以前のブログでも触れましたが、私は小沢一郎という人間を嫌いでありませんでした。北東北出身という「身内感」もあるのか、口下手だけれど信念を変えない侍像を感じていたんですね。
例の献金が適正なのかそうでないのか分りませんが、ここまでこじれたらしょうがないでしょ。

定額給付金をはじめとする経済対策に、野党はもちろん与党の一部にも「バラマキ」とする批判があります。要するに選挙対策、お金をまけば少しは票に結びつく…ということでしょうね。
この趣旨の発言をテレビや新聞で見聞きしていて、どうにも違和感を持っているんです。

今朝のテレビで宮崎県の東国原知事が言っていたのは、『確かにバラマキなんでしょうけど、それで票が集まるもんでしょうか。国民はそんなにバカじゃないでしょう』。
これが私の持っていた違和感ですね。その通り、もらえるものはもらっても、その人の言いなりなんてことはありえませんよ。

同じように感じるのが、全国学力検査の結果公表です。公表しないほうが良いとする意見の中に、「限られた教科だけで学校や子どもを判断すべきではない」があります。
こんなことは当たり前の話です。結果が公表されたとしても、それだけで学校や生徒個人がはかれるわけがありません。私は公表してもしなくてもどちらでもイイんですけど、もう少し私たちを信用して欲しいと言いますか、バカにしないほうがイイとは思うんですね。

さて経済効果のほうなんですが、先回のブログでも触れた通り、今年の桜まつりで大きく感じることはありませんでした。でも定額給付金が支給された分、わが家の今月の支払いには大きく貢献してくれそうです。
ただ総選挙までには、もらったことを忘れちゃいそうなんですよねぇ。

コメント
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