今日の草履は、一般綿生地シリーズLサイズ25.0cm〔靴サイズ26cmまで可・・・3500円〕
紺の唐草をベースに緒も紺、真中にエンジの帯を入れてみました。紺唐草に同系の紺を合わせるのは、オーダー草履でも人気の配色です。これにエンジをアクセントすると、また違った雰囲気になります。
今日も朝から晴れ上がった角館。好天に誘われ地元のお客様がお越しでしたが、やはり観光客となると少なめです。今日は1日、かねてより月末~月初めはお客様が少ないのが定説になっています。もっとも、4月末だけは例外ですが。
昨日のことです。外で一休みしていると、ご夫婦と思しきお二人連れがお越しになりました。草履を見ながらなにやら言葉を交わしていたので、『良かったら試し履きしてみません?ちょっと面白い草履ですヨ』とお声を掛けてみました。
すると、『この草履は角館で作ってるの?』と尋ねられたので、『はい、私が作ったものです』とお応えすると、『ウチへ卸して欲しいんだけど‥』。
お話を伺うと、ご夫婦は山形県銀山温泉でお土産屋さんを営んでいる方でした。そしてその屋号には聞き覚えが‥。かつてサラリーマン時代、一度か二度ですが私も営業でお伺いしたお店でした。たいした記憶もないのになぜか懐かしくなり、お互い会話が弾みます。
結局卸売についてはご期待に添えませんが、ご自身用とお土産用をお買い上げくださいました。
『いやぁ~、イイわ~この草履。ウチで売ってるのとはエラい違いダっ!』。
なんかプロからお褒めいただいたようで、また格別の嬉しさがありました。
昨晩、若き人形師とその友人の三人で、「山本勘助完成祝賀会」を開きました。モノ作りについていろんな話ができました。彼のことは、すでに「職人」と呼んで構わないと思います。今後仕事の合間を見つけて、自宅店舗前で天下を往来する方々に人形作りをお見せすることになりそうです。
人形作りには様々な要素があります。絵が好きな方、洋裁・和裁が好きな方、模型作りが好きな方、歴史が好きな方、そしてお祭りが好きな方、たくさんの方が彼の作業を興味津々に見入ることでしょう。
お祭りまで残すところ一週間を切りました。掲示板に、角館駅前の置山と駅前若者の曳山の画像をご紹介しています。
ついさきほど、わが家が属する丁内曳山の若衆が寄付のお願いに来ました。町のあちこちで祭典準備が急ピッチです。
■「角館のお祭り見物心得」その5
曳山にとって必要不可欠な仕事、「自丁内廻り」。
曳山を出すには、莫大な費用が要ります。人形を含めた曳山装飾費、囃子方と踊り子の人件費、若衆や子どもたちの飲食費など、その額は300万円内外にも及びます。この金額の何割かは、丁内に暮らす家々から寄付を募るわけです。そして出来上がった曳山をお見せにあがるのが、この「自丁内廻り」です。
スケジュールは各曳山によってまちまちです。初日7日の神明社参拝の後にも廻れば、二日目8日の薬師堂参拝後に廻るところもあるでしょう。まず確実なのは、三日目9日の明るい時間帯、すべての曳山が自丁内廻りをしているはずです。町中心部の丁内曳山も数台ありますから、どこかでは見られると思います。
このときの曳山には、迫力とか激しさはありません。主に子どもの踊り子が一生懸命手踊りを披露するなど、実に和やかな雰囲気です。観光客のみなさまも、おそらくこの雰囲気には笑みがこぼれると思います。
試しに、『御祝儀はずみますから踊り見せていただけません?』と声を掛けてみたらいかがでしょう。もし曳山がこれを受けてくれたなら、「あなたに対して」踊りを披露してくれますヨ。御祝儀の額はお任せですが、、まず千円以上というところでしょうか。
明日は、いよいよ祭り三日目、「本番激突」をご紹介します。
紺の唐草をベースに緒も紺、真中にエンジの帯を入れてみました。紺唐草に同系の紺を合わせるのは、オーダー草履でも人気の配色です。これにエンジをアクセントすると、また違った雰囲気になります。
今日も朝から晴れ上がった角館。好天に誘われ地元のお客様がお越しでしたが、やはり観光客となると少なめです。今日は1日、かねてより月末~月初めはお客様が少ないのが定説になっています。もっとも、4月末だけは例外ですが。
昨日のことです。外で一休みしていると、ご夫婦と思しきお二人連れがお越しになりました。草履を見ながらなにやら言葉を交わしていたので、『良かったら試し履きしてみません?ちょっと面白い草履ですヨ』とお声を掛けてみました。
すると、『この草履は角館で作ってるの?』と尋ねられたので、『はい、私が作ったものです』とお応えすると、『ウチへ卸して欲しいんだけど‥』。
お話を伺うと、ご夫婦は山形県銀山温泉でお土産屋さんを営んでいる方でした。そしてその屋号には聞き覚えが‥。かつてサラリーマン時代、一度か二度ですが私も営業でお伺いしたお店でした。たいした記憶もないのになぜか懐かしくなり、お互い会話が弾みます。
結局卸売についてはご期待に添えませんが、ご自身用とお土産用をお買い上げくださいました。
『いやぁ~、イイわ~この草履。ウチで売ってるのとはエラい違いダっ!』。
なんかプロからお褒めいただいたようで、また格別の嬉しさがありました。
昨晩、若き人形師とその友人の三人で、「山本勘助完成祝賀会」を開きました。モノ作りについていろんな話ができました。彼のことは、すでに「職人」と呼んで構わないと思います。今後仕事の合間を見つけて、自宅店舗前で天下を往来する方々に人形作りをお見せすることになりそうです。
人形作りには様々な要素があります。絵が好きな方、洋裁・和裁が好きな方、模型作りが好きな方、歴史が好きな方、そしてお祭りが好きな方、たくさんの方が彼の作業を興味津々に見入ることでしょう。
お祭りまで残すところ一週間を切りました。掲示板に、角館駅前の置山と駅前若者の曳山の画像をご紹介しています。
ついさきほど、わが家が属する丁内曳山の若衆が寄付のお願いに来ました。町のあちこちで祭典準備が急ピッチです。
■「角館のお祭り見物心得」その5
曳山にとって必要不可欠な仕事、「自丁内廻り」。
曳山を出すには、莫大な費用が要ります。人形を含めた曳山装飾費、囃子方と踊り子の人件費、若衆や子どもたちの飲食費など、その額は300万円内外にも及びます。この金額の何割かは、丁内に暮らす家々から寄付を募るわけです。そして出来上がった曳山をお見せにあがるのが、この「自丁内廻り」です。
スケジュールは各曳山によってまちまちです。初日7日の神明社参拝の後にも廻れば、二日目8日の薬師堂参拝後に廻るところもあるでしょう。まず確実なのは、三日目9日の明るい時間帯、すべての曳山が自丁内廻りをしているはずです。町中心部の丁内曳山も数台ありますから、どこかでは見られると思います。
このときの曳山には、迫力とか激しさはありません。主に子どもの踊り子が一生懸命手踊りを披露するなど、実に和やかな雰囲気です。観光客のみなさまも、おそらくこの雰囲気には笑みがこぼれると思います。
試しに、『御祝儀はずみますから踊り見せていただけません?』と声を掛けてみたらいかがでしょう。もし曳山がこれを受けてくれたなら、「あなたに対して」踊りを披露してくれますヨ。御祝儀の額はお任せですが、、まず千円以上というところでしょうか。
明日は、いよいよ祭り三日目、「本番激突」をご紹介します。