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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

政府が漁師たちにギリシャ領海に入らないよう警告

2018年09月23日 | 国際
9月25日 トルコの農業・森林省が、エーゲ海地方の漁師たちに、ギリシャの領海に入らないよう警告しました。

 Hurriyet

警告書は、9月3日、エディルネ、チャナッカレ、バルケシル、アイドゥン、ムーラ、イズミルの諸県の農林・森林部に送られました。警告書の内容は、不本意な事件を防ぐため、わが国を法的政治的に傷つける活動は控えるよう漁師たちに伝えるようにというものでした。

トルコの漁船がギリシャ領海に入ったという苦情が、トルコ外務省に届いています。8月22日には、トルコの漁船が、トルコのアイドゥン県ディディムの沖合、ギリシャ領サモス島周辺で、ギリシャの沿岸警備隊に捕らえられました。


政府は極東からの旅行社の呼び込みに力を入れる

トルコは新しい経済プログラムの一環として、極東からのツーリストをもっと呼び込む計画だと、トルコ旅行社協会の会長が、9月22日、アナドル通信に語りました。

 Hurriyet

「極東から旅行者をもっと呼び込むために、いまツーリズムのプロたちが極東市場でがんばっている」と、トルコ旅行社協会(TURSAB)のフィルス・バールカヤ会長が言いました。ベラト・アルバイラク財務相が、20日に発表した新しい経済プログラムによると、中国、インド、日本、韓国のような極東の国々から旅行者を呼び込む新計画を考えているそうです。

アナドル通信のデータによると、極東からトルコを訪れる旅行者の数は、今年1月~7月、昨年に比して72.5%増え、44万人に達しました。「昨年、中国、インド、日本、韓国からの旅行者が落とした金額は3250億ドルに達した」と、バールカヤ会長は言いました。ツーリズムの代表たちが、10月第1週、インドの6県で研究会を開き、11月にはインドの結婚式プランニング会社がイスタンブルを訪れるそうです。

バールカヤ会長はまた、「12月にはチャイナ・サザン航空が、トルコに週3便飛ぶようになる。極東諸国とのツーリズムの唯一の障害は輸送だ」と言いました。

今年上半期、1700万人の外国人がトルコを訪れ、115億ドルを落としました。昨年のトルコのツーリズム収益は262億ドルで、旅行者数は3860万人でした。


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ヴァン猫研究センターが注目されている

2018年09月23日 | 国内
9月24日 トルコ独特のヴァン猫への関心が、国内外で高まってきています。

 Hurriyet

「トルコ・ヴァン猫研究センター」は、5年前に始めた「各家庭にヴァン猫1匹」キャンペーンによって、ヴァン猫への関心を喚起しています。

東部ヴァン県にある研究センターは、1995年に設立され、ユズンジュユル大学の協力を得て、ヴァン猫の種の絶滅を防ぐための活動をしてきました。ヴァン猫は目の色と毛の色で分類できます。片目はブルー、片目はコハク色のヴァン猫も、両目ブルーまたは両目コハク色のヴァン猫もいます。また、全身真っ白のヴァン猫も、耳、頭、からだの一部が茶色のヴァン猫もいます。

Hurriyet

ヴァン猫の種を守るキャンペーンへの関心は着実にひろがって、毎日、500~600人がセンターを訪れているそうです。ヴァンの生きる文化遺産ヴァン猫を自宅で育てたい人は、センターに申請します。今年までに150匹の猫が全国のオーナーに配られ、2018年9月には、その数は200匹に達しました。

トルコ・ヴァン猫センターのアブドゥラ・カヤ所長は、ヴァン猫は世界的にもユニークな種だと言っています。「ヴァン猫の人気が高まっています。ヴァン猫は愛らしく、飼いならしやすく、優れた家猫です」


[テロはシリアの未来の最大の問題だ」エルドアン大統領

エルドアン大統領が、9月23日、ユーフラテス川の東の“テロの泥沼”は、未来のシリアの“最大の問題”だと言いました。

 Hurriyet

「現在、シリアの未来にとって最大の問題は、テロの泥沼だ。泥沼は、わが国と同盟している反体制派の保護のもとに、ユーフラテスの東にひろがっている」と、エルドアン大統領は、国連総会のためにニューヨークを訪れる前の記者会見で言いました。

トルコ以上にシリア内戦の被害を受けている国はないと、大統領は力説し、国連総会のスピーチで人道的危機を訴えると言いました。トランプ米大統領との会談については、シリアは議題になっていないが、要請されたら討議すると答えました。

エルドアン大統領はまた、南西イランの武力攻撃について、イラン国民と政府に哀悼の辞を捧げると言いました。攻撃によって、少なくとも26人が死亡し、60人以上が負傷しました。


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ドイツはトルコの茶葉の最大輸入国

2018年09月23日 | 経済
9月23日 ドイツはトルコの茶葉のトップ輸入国で、今年1月から8月までに、128トンの茶葉を輸入しています。

 Hurriyet

アナドル通信によると、トルコは1月~8月、ドイツへの茶葉の輸出で77万ドルを稼ぎました。次が北キプロス・トルコ共和国で63万4000ドル、3位はアメリカで57万6000ドルです。総じて、トルコは、1436トン、570万ドルの茶葉を、96か国に輸出しています。

東黒海輸出協会のシャバン・トゥルグト副会長は、茶葉の輸出は、海外でトルコのブランドが知るられてきたことと、積極的な販促活動によって増加していると語りました。トゥルグト副会長はまた、ツーリズムも茶葉の輸出に貢献していると付言しました。「中東からのツーリストが増えて、中東諸国への茶葉の輸出もふえています」

・・・黒海岸をバス旅行したことがあります。行けども行けどもつづく茶畑に驚きました。


トルコとドイツが経済的結束の活性化を約束した

9月21日、トルコとドイツは、ベルリンで行われた財務・経済・エネルギー大臣らのハイレベル会談後、より緊密に経済的、戦略的に結束することを誓い合いました。

 Hurriyet
中央がベラト・アルバイラク財務相


トルコのベラト・アルバイラク財務相は、「両国は多くの世界的・経済的問題に関して同じ位置にいる。多くの問題で意見の相違はあるが、より緊密な関係を構築するための障害にはならない」と言いました。

「両国の関係は新しい時代に入った。われわれは戦略的ステップを踏み出すことによって、誠意ある、建設的なアプローチで、両国の結束をさらに強化したい」とアルバイラク財務相は言いました。

「今後、トルコとドイツは、戦略的協力へ、より強いステップを踏み出すと、私は確信している」とアルバイラク財務相は、ベルリンの会談後、ドイツのオラフ・ショルツ副首相兼財務相とペーター・アルトマイヤー経済エネルギー相との共同記者会見で語りました。


1週間で1200人の不法移民が捕まった

9月14日から21日までの1週間で、1210人の不法移民が捕まったと、22日、トルコ内務省が発表しました。

 Hurriyet

内務省の声明によると、イズミル県と北エーゲ海諸県で、合計426人の不法移民が捕まりました。また、南エーゲ海地方の治安部隊が79人の不法移民を捕らえ、3人の遺体を海から引き揚げました。

またべつに、地中海岸のメルシン県アナムル地区で、13人の移民が捕まりました。北西部チャナッカレ県のアイワジュク、イズミル県のチェシュメ、ムーラ県のボドゥルムの沿岸警備隊は、149人の不法移民を救助しました。憲兵隊はほかに、543人の不法移民を捕らえ、3人の人間密輸業者を逮捕しました。


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雨の中、澁澤平九郎展と楽しい晩ご飯

2018年09月22日 | お出かけ
9月21日 昨日から雨は降りつづいていますが、今日は飛鳥山の渋沢史料館に「渋沢平九郎収蔵品展」を見に行きます。

 

都電・荒川線の飛鳥山駅でヨーコさんと待ち合わせ。赤、黄、ブルーなど色とりどりの電車が走っています。


渋沢平九郎展の入口に、等身大の平九郎の切り抜きパネルが立っていました。平九郎については、9月9日の頁にも書きましたが、彼は幕末の飯能戦争で、幕臣として新政府軍と戦い、最後はひとり追い詰められ、越生の黒山で壮烈な自刃を遂げました。享年、哀れ20歳。平九郎は澁澤栄一の従弟で、かつ養子であり、私の曽祖父の従弟であり、新政府軍と戦った振武軍の隊長・澁澤成一郎の従弟でもありました。興味のある方、「飯能戦争」「澁澤平九郎」など検索してみてください。


左は平九郎昌忠が意を決してわが家を出るまえ、障子に書き残した遺書。右は澁澤栄一が養子・平九郎の悲運の死を悼んで書いた書簡のコピー。史料館の桑原副館長さんに、平九郎と栄一について、いろいろ解説していただきました。


旧澁澤庭園へ


上は青渕文庫。私は何度も見ていますが、ヨーコさんにぜひ見てもらいたくて・・・。いつ見ても美しい、大好きな建物です。澁澤邸のほとんどの建物は戦災で焼失し、2つの建物だけが現存しています。因みに「青渕」は澁澤栄一の雅号です。

 

左は外壁面に貼られたタイル。澁澤家の家紋「柏の葉」をモチーフにしています。右は閲覧室。ステンドグラスも柏の葉のデザインです。


もうひとつの建物「晩香廬」の内部。昔風の暖炉がある、心なごむ空間です。


帰りがけに、ミュージアムショップで柏の葉のデザインの一筆箋買いました。


   晩ご飯は新宿へ

 

ちょっと疲れたので、お茶してから新宿へ。例によって、高島屋のトップフロアを物色。「つばめグリル」でハンバーグをいただきました。このお店、ハンバーグが名物、半数以上の人がハンバーグ食べています。


デザートはカボチャ・プディング。アイスクリームもついていて、おいしかったですよ。おしゃべりもいっぱい、楽しい1日でした。


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カイセリで750万年昔のウシ科の動物の化石発見

2018年09月20日 | 文化
9月22日 中央アナトリアのカイセリ県で、750万年昔のものと推測されるウシ科の動物の化石が見つかりました。

Hurriyet

ウシ科はバッファロウや羊やヤギが属する生物学上の科目です。1人の羊飼いがチェヴリルの近くで化石を見つけて、市に知らせ、考古学的発掘が始まりました。

カイセリのムスタファ・チェリキ市長は、ガジ大学考古学部のオクシャン・バシオール教授と、ハジ・ベクタシュ・ヴェリ大学美術学部のジェスル・ペフリヴァン学部長とともに、記者会見を開いて、新しい発見を発表しました。羊飼いの知らせを受けた市が、科学者たちにこの地域の発掘を促したのです。

「科学者たちは、この化石はおそらく古代の象のものだと言いました」とチェリキ市長は言いました。バシオール教授は「アナトリアは地理的位置のため、とりわけ化石の豊かな地方です」と言いました。「カイセリは化石の中心地かもしれません」

ペフリヴァン教授は「化石は750万年昔のものと推測されます。研究者たちが調査をつづけています。まだ、着手したばかりです。この動物がなにか、まだ正確には言えないと、私は思っています」と言いました。


トルコとロシアがイドリブの非武装地帯に関して合意した

トルコ国防相が、トルコは、シリア・イドリブ県内の非武装地帯の境界線について、ロシアと合意に達したと発表しました。

 Hurriyet
イドリブを空から視察するトルコのフルシ・アカル国防相


「9月19日~21日、国防省でロシア代表との会談が行われた。ソチ協定の実施が会談の主たる内容だった。会談では、イドリブの地理的位置を考慮して境界線が定められた」と国防相は9月21日、声明を出して言いました。

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、9月21日の合意を確認し、イドリブに関するロシアとトルコの決定はまだ中途の段階だと言いました。「イドリブに関するロシアとトルコの協定は、もともとテロリストの脅威を根絶するのが目的だった。非武装地帯がつくられただけでは、まだ中途の段階だ」と、ラヴロフ外相はサラエボ訪問中に言い、イドリブのアルヌスラの戦闘員らは10月中旬までにイドリブを去り、重兵器も撤去されるはずだと強調しました。

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、いまこそ完全な休戦状態を維持し、政治的解決に集中すべきときだと言っています。外相はシリア問題を進展させるために、ニューヨークでロシアとイランの外相と会談するそうです。


エルドアン大統領が在土アメリカ企業代表らと会談した

エルドアン大統領が、9月19日、在アンカラ・アメリカ企業の代表たちを招きました。

 Hurriyet

「トルコとアメリカの戦略的協力は、浮き沈みはあっても、投資と貿易によってさらに強くなるでしょう」とエルドアン大統領は言い、会議の重要性を強調しました。

「皆さんも知っての通り、トルコは中東の不安定、紛争、困難な状況の中で、役割を果たしてきました。現在、われわれが直面している問題は、われわれにとって決して克服できないものではありません。わが国の未来は明るいでしょう」

大統領府で行われた非公開の会議は2時間半つづきました。ムスタファ・ヴァランク産業技術相、ルフサル・ペクジャン貿易相、公正発展党のリュトゥフィ・エルヴァン副議長も会議に出席しました。


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古代都市ニサでモザイクの床が出土

2018年09月20日 | 文化
9月21日 古代都市ニサの発掘で、4世紀のものと思われるモザイクの床が出土しました。

 Hurriyet

ヘレニズム時代に建設された、アイドゥン県の古代都市ニサは、ローマ時代とビザンティン時代には多くの人々が住み、古代貿易のルートのひとつでした。これまでに発掘によって、集合建物、アゴラ(集会場・市場)、フォーラム(公会広場)、市場、バシリカ(聖堂)、トンネル、橋などが出土しています。

発掘作業は1990年来、アンカラ大学が行ない、1998年からヤシャル教育文化財団が支援しています。発掘隊長のアンカラ大学考古学部ハカン・オズタネル准教授は、今年の発掘は西側が中心になると言いました。

「モザイクは4世紀のものです。モザイクの床があった建物には、長さ25メートル、幅5メートルの、大きな広間がありました。モザイクは南側の浴室と西側のローマ式ヴィラの間にあったと、私たちは考えています。来年も発掘をつづけます」と、オズタネル准教授は言いました。「ニサは“アンデレスのニサ”とも呼ばれ、とくにローマ時代は、教育・文化の分野で発展していました」

「建物のひとつは体育館で、少年たちが教育を受けていました。図書館は、エフェスの遺跡のセルシウスの図書館に次いで、アナトリアで最もよく保存された図書館のひとつです。この建物のほか、アゴラ、劇場、市場、バシリカなどが、この都市の進んだ文化を示しています」と准教授は言いました。


シリアに近いシャンルウルファ県で区長が襲われた

シリアと国境を接するシャンルウルファ県の区長が、銃や棍棒、石、弓などで武装した集団の攻撃を受けました。

 Hurriyet

アクチャカレ区のアブデュルハキム・アイハン区長(公正発展党)は、9月19日、随員とともに町の中心を訪れました。午前11時、区長らが町の中心を去ろうとしたとき、何台かの車が道路をふさぎました。地元メディアによると、身元不明の男たちが車から降り、アイハン区長の装甲車を射撃したり、殴打したりしました。

Hurriyet

区長のボディガードらが攻撃者を追い払い、アイハン区長は無傷でしたが、区長の公用車はひどく破損しました。攻撃後、区長はアクチャカレ警察署で証言しました。事件の調査は始まっています。2015年にも、アイハン区長は同様の攻撃を受けています。


「トルコはロシアとの関係を強化するよう努める」環境相

トルコの環境・都市化相が、9月19日、トルコはまもなくロシアとの関係を強化するための努力を始めると言いました。

Hurriyet
フォーラムでテープ・カットするクルム環境相(左端)


「トルコとロシアは、エネルギー、建設、ツーリズムその他あらゆる分野で、相互扶助的関係にある」と、ムラト・クルム環境相は、モスクワで開かれた「第12回国際不動産投資フォーラム」で、ロシアのウラジミル・ヤクシェフ建設・住宅・公益事業相との共同記者会見で言いました。

クルム環境相はまた、「トルコ政府はトルコ旅行と市民権手続きを容易にできるようにした。昨年は470万人のロシア人がトルコを訪れ、今年は600万人に達するだろうと期待されている」と言いました。記者会見後、クルム環境相は他の参加者とともに、フォーラム・オープンのテープ・カットをしました。フォーラムは21日までつづきます。


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彼岸花の季節がめぐってきました

2018年09月19日 | 
9月19日 大坂なおみちゃん、Toray初戦がんばって!と・・・


、昨夜は、ひれカツの卵とじ。これをご飯にのせれば、彼女の好きなカツドンですけど、私はご飯にのせないほうが好きなので。なおみさん、楽勝でしたね。


赤い花なら曼珠沙華(まんじゅしゃげ)・・・♪


・・・♪オランダ屋敷に雨が降る・・・なんて歌、昔、流行りました。住宅街でもあちこちで彼岸花を見かけるシーズンになりましたね。


彼岸花は赤いと思っていたら、白いのもあるんですね。枚方のS氏が送ってくださった写真。どこからか種が飛んできたらしくて、自然に生えてきたんですって。


夕方の川原にシラサギさんひとり。水鏡ゆらゆら。このあいだ見た青サギさんは、その後ぜんぜん見かけません。


玉ネギ丸ごと煮おいしい

 

いただいたプチ玉ネギを丸ごと、コンソメとベーコンでことこと煮ました。スープもおいし!


ビーフ・シチュウにも丸ごと玉ネギ入れました。


グレープフルーツのサラダ2つ

 

左はグループフルーツとレタスとクルミのサラダ。蜂蜜とヴィネガーとオリーブ油少し。さわやか、おいしい。右はグレープフルーツとセロリ。ヨーグルト・ソース。


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イチジクの木が行方不明者の遺体の場所を知らせた

2018年09月18日 | 国際
9月20日 37年前に殺害された1人のトルコ・キプロス人の物語です。彼の胃の中にあったイチジクの種が育って木になり、家族は彼の遺体を見つけることができたのです。

 Hurriyet
行方不明者の遺体を調べるCMPの調査員たち


「キプロス行方不明者に関する委員会」(CMP)は、1963年から1974年の間にキプロス島で消えた2002人の人々を探しつづけ、890体の遺体を確認しました。CMPは国連の支援の下に、トルコ・キプロスとギリシャ・キプロスの合意によって、1981年、発足しました。同委員会は行方不明者のリストをつくり、不明者がたどった運命を調べ、遺体を家族に返すことを仕事にしてきました。

親族は行方不明になったとき着ていた衣服について情報を提供し、それらしい遺体が発見されれば、血液サンプルを集めて照合します。過去12年間で、890人の行方不明者の遺体が発見され、家族に返されています。

奇跡が起こった
「私たちは村を訪ね、地元の人々に行方不明者が埋められていそうな場所を尋ねました。行方不明者を最後に見た人を見つける努力もしてきました」とCMPのメンバー、スラ・ムラトさんは言いました。ムラトさんによると、目撃者がなくなったり、風景が変わったりして、行方不明者の発見は次第に難しくなっているそうです。いままでに,島内で1222回の発掘が行われ、その26%から遺体が見つかりました。

Hurriyet
殺された兄の遺影とヘルギュネルさん夫妻


「私たちは、ギリシャ人とトルコ人が半分半分の、人口4000人の村に住んでいました。1974年に騒動が始まりました。私の兄アフメトは“トルコ抵抗組織”(TMT)に参加していました。6月10日、彼らは兄を連れ去りました」とミュニュル・ヘルギュネルさん(87)は、ギュゼルユルトで起こった事件を語りました。

「何年も、私は、むなしく兄を探しつづけました。2011年、1人の調査員が1本のイチジクの木を発見しました。そこは山地で、ふつうはイチジクは生えないので、私たちは不思議に思いました。調査員たちが木の根元を掘ってみると、木の下に3人の遺体が埋まっていました。血液サンプルで調べて、兄の遺体を確認することができました」

「3人は山の中の洞窟に入れられ、ダイナマイトで殺されたのです。爆発でできた穴から洞窟の中に日光が差し込み、兄の胃の中にあったイチジクの種は日光を受けて育ったのでしょう。イチジクの木のおかげで、私は兄を見つけることができました」と彼は言いました。


「トルコに危機はない。すべて市場操作だ」エルドアン大統領

トルコに経済危機はない、単なる市場操作だと、エルドアン大統領は言いました。

Hurriyet

「トルコは危機にない。だまされないように。すべて市場操作です。わが国は未来に向かって進み、日々、強力になっています。わが国はもっと強くなるでしょう」と、エルドアン大統領は、9月19日、「退役軍人の日」の大会で言いました。

8月以来、トルコリラは米ドルに対して40%下落し、中央銀行はインフレと戦うために、基準貸出し利率を24%に上げましたが、大統領の発言はそのさなかのことでした。

エルドアン大統領は、リラの暴落は“トルコへの国際的攻撃”の結果だとくり返し、トルコは20年前より豊かに、効率的になっていると言いました。大統領はまた、最近の大統領令を強調しました。この法令はトルコ通貨の保護のために新たに規定したもので、現在トルコに住んでいる者は、商用契約はリラで結ばなければならないというものです。

「これからは、トルコでは米ドルでは賃貸できません。トルコではリラが有効になります。皆さんはリラで借り、リラで購入してください」


トルコと韓国は朝鮮戦争以来の友好国

1950年の朝鮮戦争のとき、トルコが国連の呼びかけに応じて韓国に軍を送ったことをご存じでしょうか。それ以来、両国は緊密な関係になり、外交的経済的にも結束しています。

 Hurriyet

朝鮮戦争が終わって68年ですが、両国の人々は親密な関係にあります。1950年、北朝鮮の攻撃が始まり、国連が韓国への軍事支援を呼びかけたとき、最初に応じたのはトルコでした。9月17日、タフシ・ヤズジュ准将を司令官として、トルコ旅団は南トルコのメルシン港から韓国に向かいました。

トルコは韓国に4旅団、21,212人の兵を送りました。これは参戦した16か国中、4番目に大規模な派兵です。トルコはまた、3番目に多い死傷者を出した国で、戦死者数は900人に達します。釜山にある「国連記念墓地」には、462人のトルコ兵が眠っています。

アンカラとソウルは1950年代以来、友好的な関係を享受してきました。両国のリーダーたちは互いの結束と、国連、G20,MIKTA(メキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリア)のような国際機関内での対話をつづけています。

2017年、国交60周年を記念して、12万622人の韓国人ツーリストがトルコを訪れ、2万7272人のトルコ人ツーリストが韓国を訪れました。


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ロシアとトルコの大統領がイドリブ計画で合意

2018年09月18日 | 国際
9月19日 17日、ロシアとトルコの大統領は、シリアの反体制派が支配するイドリブの周辺に非武装地帯を設けることで合意し、ロシアはイドリブを攻撃しないと言いました。

 Hurriyet

ロシアのプーチン大統領とエルドアン大統領は、ロシアの黒海岸のリゾート地ソチで、4時間、会談しました。「われわれは軍事行動の結果起こり得る人道的悲劇を回避する」と、会談後、エルドアン大統領は言いました。

両大統領は反体制派軍と体制派軍が接触するあたりに、15~20キロ幅の非武装地帯を10月15日までにつくることで合意したと、プーチン大統領が言いました。非武装地帯の建設には、アルヌスラ・フロントを含むイドリブの過激戦闘員の撤退が必要になります。プーチン大統領とエルドアン大統領はまた、戦車、多連装ロケット発射装置などの重武器を、すべての武装集団に撤去させることで合意したと、プーチン大統領は付言しました。

ロシアが支援しているシリア体制派軍は、最近、イドリブ周辺に集まり、反体制派の最期の稜堡を奪還するために、空と陸から攻撃を開始しようとしてしています。

国連と非政府諸団体は、イドリブ攻撃は流血と人道的混乱を引き起こすと、繰り返し警告しています。


カイセリでISIL(イスラム国)のアジトが見つかった

対テロ警察が、9月18日、トルコ中央アナトリア・カイセリ県で、イラク人の親子を拘束しました。警察はアブデュルハルククルディ(47)を、北イラク、シンジャル地方でISILの軍の上官として行動していた男と認定しました。彼は重武器の専門家として知られていました。

 Hurriyet

彼の18歳の息子メフディ・クルディも、シンジャルとモスルの間のイラク・テュルクメンの町タルアファルで、ISのメンバーとして武装闘争に参加していた容疑で拘束されました。

掘っ立て小屋に住み、スクラップを集めて暮らしていた2人の容疑者は、1年前、イラクからトルコに不法に入国したと思われます。警察はカイセリの休眠中のアジトの調査を始めました。

山岳地帯のシンジャル(シンガル)は、ヤズディの人々の故郷です。ヤズディは2014年、クルド・ぺシャメルガが敗北した後、ISの戦闘員に虐待され、奴隷にされました。


100キロ余のヘロインが東トルコで押収された

東部アール県の知事室の発表によると、9月17日、109キログラムのヘロインが同県で押収されました。警察がイランから来たトラックを停車させ、ヘロインを発見しました。

 Hurriyet

トラック運転手を含む3人のイラン人が拘束され、その後、拘置されました。

8月には、治安部隊が西部コジャエリ県で、800キロのヘロインを押収しました。内務省の声明によると、今年の1月から8月までに、対ドラグ作戦で62トン83キロのドラッグが押収されています。


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「トルコとロシアの協力が中東の希望だ」エルドアン大統領

2018年09月18日 | 国際
9月18日 エルドン大統領が、トルコとロシアの協力は中東の希望だと言いました。エルドアン大統領と、ロシアのプーチン大統領が、9月17日、ロシアのソチで会いました。

Hurriyet

ロシア大統領官邸で行われた会談は、約1時間50分つづきました。エルドアン大統領は会談に先立って、政治的、軍事的、経済的問題に関する意見の交換が、トルコとロシアを強化するだろうと言いました。「中東だけでなく、全世界の目が、いまソチに注がれていると思う」とエルドアン大統領は言い、ソチ会談の結果が中東に新しい希望をもたらすだろうと付言しました。

プーチン大統領は、トルコとロシアの関係は、“建設的に発展”しつづけるだろうと言いました。「貿易に関しては、非常に成長している。われわれの関係は、中東の安全保障も改善している」とプーチン大統領は付言しました。

エルドアン大統領には、メヴリュト・チャブシュオール外相、ファティフ・ドンメズ・エネルギー天然資源相、ベラト・アルバイラク財務相、フルシ・アカル国防相、ルフサル・ペクジャン貿易相、ハカン・フィダン国家情報局長、イブラヒム・カルン大統領府報道官、ファフレッティン、アルトゥこう  が随行しました。

ロシア側は、セルゲイ・ラヴロフ外相、アレクサンドル・ノヴァ九・エネルギー相、セルゲイ・ショイグ国防相、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官らが出席しました。トルコとロシアの関係、経済エネルギー問題、中東問題と国際問題、とくにシリア問題が討議されました。


トルコの工業生産高は7月、急上昇した

トルコの工業生産は、7月、昨年同月に比して5.6%増加したと、9月17日、トルコ統計局が発表しました。

 Hurriyet

ロイターの予想では1.85%、アナドル通信の予想では2.7%だったから、この増加は予想以上でした。工業指数は、5.6%上昇し、同期、電気、ガス、蒸気、空調供給指数は3%上がりました。

1か月ベースでは、この数字は、7月、6月に比して3.5%まで急上昇しました。これは2016年10月以来、月ベースでは最高の増加です。工業分野を季節的に細分してみると、鉱業と採石のみ減少しています。


ハランの遺跡発掘で、地元女性が大活躍

南東部シャンルウルファの世界最古の居留地のひとつハランで、地元女性が考古学的発掘に貢献しています。

 Hurriyet

ハランはBC6000年以来、アッシリア朝とウマイヤ朝の首都でした。発掘は100人のチームで行われてきました。遺跡で積極的に働く地元女性たちのおかげで、これまでに宮殿、宿舎、浴室、市場の廃墟が、このフィールドから出土しました。

女性たちは朝早くから発掘現場に来て、ブラシ,ホウキ、シャベル、フルイなどを使って働いています。彼女たちは歴史に光を当てる仕事を手伝いながら、家計も助けています。長い服を着た女性たちは、遺跡を訪れる人々の注目を集めています。以前は2,3人の女性が働いているだけでしたが、いま、女性は10人に増えました。

女性の1人、メディネ・アルブルさんは、歴史に貢献できて、とても嬉しいと、アナドル通信に語りました。「ここで働いて1年になります。とてもエクサイティングな仕事です。私は以前は季節労働者として、いろんな町に働きに行っていましたが、いまはわが家の前の遺跡で働いています。このチャンスをくれた皆さんに感謝します」

ズュベイデ・アルラクさんは、「私は12人の子供がいます。国内からも、外国からも、遺跡を見に来る人がいます。いろんな人に会えて、とても楽しい」と言いました。

ハラン発掘副隊長シュヘイラ・イレム・ムトゥルさんは、ここで6年間働いていますが、「女性たちは献身的に働いてくれる」と言いました。「この仕事のおかげで、彼女たちは家を出て社会に触れ、同時に、自分たちの歴史も学びました。彼女たちは出土品を洗う仕事をしています。私たちが遺跡で見つけた陶器を、彼女たちが分類しています。女性たちは私たちをよく助けてくれます」


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