トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

政府が漁師たちにギリシャ領海に入らないよう警告

2018年09月23日 | 国際
9月25日 トルコの農業・森林省が、エーゲ海地方の漁師たちに、ギリシャの領海に入らないよう警告しました。

 Hurriyet

警告書は、9月3日、エディルネ、チャナッカレ、バルケシル、アイドゥン、ムーラ、イズミルの諸県の農林・森林部に送られました。警告書の内容は、不本意な事件を防ぐため、わが国を法的政治的に傷つける活動は控えるよう漁師たちに伝えるようにというものでした。

トルコの漁船がギリシャ領海に入ったという苦情が、トルコ外務省に届いています。8月22日には、トルコの漁船が、トルコのアイドゥン県ディディムの沖合、ギリシャ領サモス島周辺で、ギリシャの沿岸警備隊に捕らえられました。


政府は極東からの旅行社の呼び込みに力を入れる

トルコは新しい経済プログラムの一環として、極東からのツーリストをもっと呼び込む計画だと、トルコ旅行社協会の会長が、9月22日、アナドル通信に語りました。

 Hurriyet

「極東から旅行者をもっと呼び込むために、いまツーリズムのプロたちが極東市場でがんばっている」と、トルコ旅行社協会(TURSAB)のフィルス・バールカヤ会長が言いました。ベラト・アルバイラク財務相が、20日に発表した新しい経済プログラムによると、中国、インド、日本、韓国のような極東の国々から旅行者を呼び込む新計画を考えているそうです。

アナドル通信のデータによると、極東からトルコを訪れる旅行者の数は、今年1月~7月、昨年に比して72.5%増え、44万人に達しました。「昨年、中国、インド、日本、韓国からの旅行者が落とした金額は3250億ドルに達した」と、バールカヤ会長は言いました。ツーリズムの代表たちが、10月第1週、インドの6県で研究会を開き、11月にはインドの結婚式プランニング会社がイスタンブルを訪れるそうです。

バールカヤ会長はまた、「12月にはチャイナ・サザン航空が、トルコに週3便飛ぶようになる。極東諸国とのツーリズムの唯一の障害は輸送だ」と言いました。

今年上半期、1700万人の外国人がトルコを訪れ、115億ドルを落としました。昨年のトルコのツーリズム収益は262億ドルで、旅行者数は3860万人でした。


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ヴァン猫研究センターが注目されている

2018年09月23日 | 国内
9月24日 トルコ独特のヴァン猫への関心が、国内外で高まってきています。

 Hurriyet

「トルコ・ヴァン猫研究センター」は、5年前に始めた「各家庭にヴァン猫1匹」キャンペーンによって、ヴァン猫への関心を喚起しています。

東部ヴァン県にある研究センターは、1995年に設立され、ユズンジュユル大学の協力を得て、ヴァン猫の種の絶滅を防ぐための活動をしてきました。ヴァン猫は目の色と毛の色で分類できます。片目はブルー、片目はコハク色のヴァン猫も、両目ブルーまたは両目コハク色のヴァン猫もいます。また、全身真っ白のヴァン猫も、耳、頭、からだの一部が茶色のヴァン猫もいます。

Hurriyet

ヴァン猫の種を守るキャンペーンへの関心は着実にひろがって、毎日、500~600人がセンターを訪れているそうです。ヴァンの生きる文化遺産ヴァン猫を自宅で育てたい人は、センターに申請します。今年までに150匹の猫が全国のオーナーに配られ、2018年9月には、その数は200匹に達しました。

トルコ・ヴァン猫センターのアブドゥラ・カヤ所長は、ヴァン猫は世界的にもユニークな種だと言っています。「ヴァン猫の人気が高まっています。ヴァン猫は愛らしく、飼いならしやすく、優れた家猫です」


[テロはシリアの未来の最大の問題だ」エルドアン大統領

エルドアン大統領が、9月23日、ユーフラテス川の東の“テロの泥沼”は、未来のシリアの“最大の問題”だと言いました。

 Hurriyet

「現在、シリアの未来にとって最大の問題は、テロの泥沼だ。泥沼は、わが国と同盟している反体制派の保護のもとに、ユーフラテスの東にひろがっている」と、エルドアン大統領は、国連総会のためにニューヨークを訪れる前の記者会見で言いました。

トルコ以上にシリア内戦の被害を受けている国はないと、大統領は力説し、国連総会のスピーチで人道的危機を訴えると言いました。トランプ米大統領との会談については、シリアは議題になっていないが、要請されたら討議すると答えました。

エルドアン大統領はまた、南西イランの武力攻撃について、イラン国民と政府に哀悼の辞を捧げると言いました。攻撃によって、少なくとも26人が死亡し、60人以上が負傷しました。


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ドイツはトルコの茶葉の最大輸入国

2018年09月23日 | 経済
9月23日 ドイツはトルコの茶葉のトップ輸入国で、今年1月から8月までに、128トンの茶葉を輸入しています。

 Hurriyet

アナドル通信によると、トルコは1月~8月、ドイツへの茶葉の輸出で77万ドルを稼ぎました。次が北キプロス・トルコ共和国で63万4000ドル、3位はアメリカで57万6000ドルです。総じて、トルコは、1436トン、570万ドルの茶葉を、96か国に輸出しています。

東黒海輸出協会のシャバン・トゥルグト副会長は、茶葉の輸出は、海外でトルコのブランドが知るられてきたことと、積極的な販促活動によって増加していると語りました。トゥルグト副会長はまた、ツーリズムも茶葉の輸出に貢献していると付言しました。「中東からのツーリストが増えて、中東諸国への茶葉の輸出もふえています」

・・・黒海岸をバス旅行したことがあります。行けども行けどもつづく茶畑に驚きました。


トルコとドイツが経済的結束の活性化を約束した

9月21日、トルコとドイツは、ベルリンで行われた財務・経済・エネルギー大臣らのハイレベル会談後、より緊密に経済的、戦略的に結束することを誓い合いました。

 Hurriyet
中央がベラト・アルバイラク財務相


トルコのベラト・アルバイラク財務相は、「両国は多くの世界的・経済的問題に関して同じ位置にいる。多くの問題で意見の相違はあるが、より緊密な関係を構築するための障害にはならない」と言いました。

「両国の関係は新しい時代に入った。われわれは戦略的ステップを踏み出すことによって、誠意ある、建設的なアプローチで、両国の結束をさらに強化したい」とアルバイラク財務相は言いました。

「今後、トルコとドイツは、戦略的協力へ、より強いステップを踏み出すと、私は確信している」とアルバイラク財務相は、ベルリンの会談後、ドイツのオラフ・ショルツ副首相兼財務相とペーター・アルトマイヤー経済エネルギー相との共同記者会見で語りました。


1週間で1200人の不法移民が捕まった

9月14日から21日までの1週間で、1210人の不法移民が捕まったと、22日、トルコ内務省が発表しました。

 Hurriyet

内務省の声明によると、イズミル県と北エーゲ海諸県で、合計426人の不法移民が捕まりました。また、南エーゲ海地方の治安部隊が79人の不法移民を捕らえ、3人の遺体を海から引き揚げました。

またべつに、地中海岸のメルシン県アナムル地区で、13人の移民が捕まりました。北西部チャナッカレ県のアイワジュク、イズミル県のチェシュメ、ムーラ県のボドゥルムの沿岸警備隊は、149人の不法移民を救助しました。憲兵隊はほかに、543人の不法移民を捕らえ、3人の人間密輸業者を逮捕しました。


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