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エルドアン大統領がベルリンで軍の栄誉礼を受けた

2018年09月29日 | 国際
9月30日 エルドアン大統領は、9月28日、ドイツとトルコの政治的、経済的関係を改善する方法を討議するために、ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイアー大統領と会談しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領はベルリンのベルヴュー大統領宮殿で、シュタインマイアー大統領とともに軍の栄誉礼を受けました。エルドアン大統領は、3日間の公式訪問のために、エミネ夫人とともに、木曜、ベルリンに到着しました。大統領は28日、アンゲラ・メルケル首相と会談する予定です。

訪問前に、エルドアン大統領は、ドイツの新聞フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙上で、ドイツとトルコの関係に新しい頁を開きたいと呼びかけました。「世界の劇的な変動が、ドイツとトルコが意見の相違はさておいて、共通の関心事に焦点を合わせ、両国の関係に新しい頁を開くことを必要としている」

エルドアン大統領の訪問で、ベルリンは警備体制を強化しています。


トルコとドイツは協調機構を復活させることで合意に達した

ドイツのアンゲラ・メルケル首相とトルコのエルドアン大統領が、9月28日、ベルリンでの共同記者会見で、両国の協力の重要性を力説し、両国は関係の改善を求めていると言いました。

 Hurriyet

「トルコとドイツは協力メカニズムを復活させることで合意に達した」と、エルドアン大統領は言い、「トルコはEUとのビザの自由化のプロセスに関して、残る6つの基準をできるだけ早くクリアするつもりだ」と付言しました。

メルケル首相は、エルドアン大統領と経済協力について話し合ったと言い、「ドイツは経済的に安定しているトルコに興味を持っている」と力説しました。「ドイツとしては、一方では、トルコに対し戦略的関係を発展させることに大きな関心があるが、他方では、民主的で、自由で、オープンな社会という点に関しては、大きな誤解 ー というより、見解の相違がある。われわれは話し合いによって、互いの見解の相違を明らかにできたという意味で、この会見は重要だったと考える」

PKK戦闘員とFETO支持者の送還
エルドアン大統領は、ドイツに住んでいる何千人ものPKK戦闘員と何百人ものFETO支持者の引き渡しを要請しました。「互いの信頼による容疑者の返還は、両国の協力をより容易にするだろう」とエルドアン大統領は言い、容疑者の返還は両国の平和と福祉を守るためにも重要だと府言しました。

メルケル首相は「ドイツ当局は、PKKはテロリスト組織と考えており、そのメンバーを起訴している。FETOについてのエルドアン大統領の要請も真摯に考えているが、容疑者の返還のためにはもっと資料が必要だ」と言いました。


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