夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

な~がい沈黙の と~きは終わったのさ *

2009-08-11 22:04:09 | 宝塚観劇つれづれ
月エリザに誘ってもらった友人にいただいたお煎餅。
甘しょっぱくて、柿の種のピリ辛がきいてて美味しい
大丈夫だよ、そんなに硬くないよ

さてさて前2回、語ってしまった…というか、独演会を繰り広げてしまった
でも、もっと書いてみたいワタクシ。

ゆうひちゃんの舞台についても、もっと書きたいのに~、何をやってるんだか…さっさと書いておかないと忘れる~

順不同の箇条書き

★今回の黒天使ズの鬘は好きだトートとうまい具合にコラボしている。
編み込みトートもなかなかgood

★今回のヘレネはあれでいいのか
「花嫁修行、完璧です!」なんだよね?いくら上がり症で引っ込み思案だとしても、あれではおバカにしか見えません、小池さん。
フランツがシシィを選んでも、それも有りだな、と納得してしまいます。

★最後通告の場面。シシィに拒否されたトートが、丁寧にお辞儀をして部屋から出ていくシーンが好き
トートによって、感情ののせ方が違うから面白い。今回のトートはわりとあっさりめ。

★一幕ラスト、「私だけに」を東宝版のようにちゃんと最後まで三重唱で聴きたい
フランツにも「エリザべーーート」と歌わせてください。
その後でトートも「エリザべーーート」と歌って終わるから、フランツの分はカットしたのだろうけれど、あそこは三重唱を聴きたい


★今回、ルドルフは水色の紙の新聞を持って出てくるけれど、違和感がある…普通に新聞紙でいいのだけれど…

★ヴィンデッシュ嬢も演じ手によって色々あるから面白い
シシィに少しは心を開くヴィンデッシュ嬢、あちらの世界にいってしまっているヴィンデッシュ嬢。
私は後者の役作りの方が好きです。

★若いジェンヌさんたちにこれを要求するのは、酷だという事は、よーくわかってますアルバイトで他の役でいろんな場面に出ているのも知ってます。
重臣たち、時の流れに沿ってもう少し外見も変えようよ…

★音楽はやっぱりいい
一幕の「嵐も怖くはない~」の希望に溢れたメロディが、一転して二幕では絶望的な「二隻のボートのように」になったり、
「ママ、何処なの?」は「ルドルフ、何処なの?」ともなる。
そして、何度か流れ、歌われる「闇広」
ハプスブルグがじわじわと崩壊していく…
「エリザベート」のナンバーは甲乙つけがたく、すべて好きです

★1本立てのお芝居の場合、フィナーレはかなり楽しみ今回は新しいアレンジでの「私が踊る時」がありましたが、もう一場面あったら、嬉しかったです。


以上、月エリザの感想文(笑)でした

夏休みの宿題がひとつ終わった気分f(^^;

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新TOP誕生!おめでとう! *

2009-08-10 22:50:13 | 観劇の周辺
きりやんこと霧矢大夢さんが月組の次期トップに就任する事が、正式に発表されました\(^-^)/

きりやん、おめでとう

よかったね
90周年特出組だから、5年間も二番手だったんだ。

きりゆひの並びが大好きでした

でも、きりやんとゆうひちゃんは、お芝居ではあまり絡んでいませんね
きりやんは二番手さんなので、麻子さんと対峙する役が多かったからね。

まだタニちゃんも月組にいた「ガイズアンドドールズ」とか「長い春の果てに」の頃が懐かしいです

歌もダンスも上手なきりやんが側に居たことは、ゆうひちゃんが高みに昇ってゆくことに、少なからず影響を与え、良い刺激になっていたと思います。

きりやん、ありがとう~素敵なトップさんになってね

公演、観にいくよ~

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踊りたいときに 好きなおんがくで *

2009-08-09 21:33:52 | 宝塚観劇つれづれ
一番好きなミュージカルは?と問われたら、間髪を入れずに「エリザベート」と答えるワタクシなので、
もう少し昨日観た月エリザについて書こうと思います。

今回は、東京で7月下旬に1回観て、昨日が2回目でmy楽を迎えてしまったのですが
初見の印象は今回の「エリザベート」はあっさりしている、というものでした。

シシィやルドルフだけでなく、ルキーニまでがしっかりとトートの手のひらで泳がされています。
予定調和のストーリーが淡々と進んでいくのです。

では、トートに対抗する人間はいないのか?となりますが、
(東宝版では明らかにシシィです。東宝版は3演からシシィのエゴイズムがより前面に出るようになりました。)
今回の場合はフランツかな?という気がします。

シシィは気丈にトートを拒んでいるけれど、それはトートが充分に予想出来る事であり、トートはその状態をすら楽しんでいるので、トートはシシィの愛を得ようとは悩まない。
シシィは間違いなくトートを愛するようになる、シシィ自身がそれに気づいていないだけだから。
シシィは心の奥底では、いつも“死”を意識している。

さて、フランツ。
彼には強い“生”への執着がある。
帝王学を叩き込まれ根っからの皇帝である彼には、生への執着の源がふたつ有ったのだと思う。
ひとつがハプスブルク家への愛、もうひとつがシシィへの愛。
彼はシシィを本当に深く愛していた。
だが、彼はシシィの天真爛漫な奔放さに惹かれ、妻に迎えたものの、シシィが輝いていける愛し方を知らなかった、皇帝ゆえに。
やがてシシィは彼に心を閉ざしてしまう…
フランツに残されたものはハプスブルクだけ。
それを息子のルドルフは破壊しようとしている!(と、フランツの眼には映る)ハプスブルクだけは、守らなくてはならない!!

トートは敬意を持ってフランツの生きざまを見守る。トートはフランツを同じ女性を愛する者同士として、遇している。
(東宝版では、フランツも明らかにトートの手のひらで泳がされている駒になっています。)

トートvsシシィではなく、トートvsフランツという図式が浮かんでしまった今回の月エリザなのでした。

全くの私感ですが、この宝塚版7演目では、新しい視点からの「エリザベート」が誕生したと思います。
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踊るなら~えらんだ相手と~ *

2009-08-08 21:49:35 | 宝塚観劇つれづれ
今日は月組の「エリザベート」を観ました。
某カード会社の貸切公演を友人が当ててくれて二階席でしたが、視界を遮るものがない良いお席で観ることが出来ました
千秋楽前日のこの観劇は、思いがけない夏休みのプレゼントでした。
どうもありがとう


さて、あさこさんのトートは役作りの完成度が非常に高い、というのが友人の感想で、それには全く同感です。
トートの持っている軸がぶれない。(楽直前なのでより一層感じるのかも?)
これが宝塚版の「エリザベート」だなぁ…とつくづく感じました。
またフランツ@きりやんも職人技の域に達した役作りをしている。
なので、まだ舞台経験の浅いシシィやルキーニが安心して「エリザベート」の世界感を共有出来るのだと思いました。

だから今回の月組版は、迸る熱気ではなく、蒼い炎を感じるのです。

この言い方は極端かもしれませんが、4年前の月エリザは組子全員で土台から作り上げていった「エリザベート」、今回の月エリザはトート(とフランツ)の世界感に組子が共鳴していった「エリザベート」だなと、観終わって感じたのでした。
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夢の~狭間に たゆたい~て~♪

2009-08-08 10:40:09 | 宝塚観劇つれづれ
まだ夢をみているような気がする……
これからは、いつも真ん中に祐飛ちゃんがいる

祐飛ちゃんの博多座公演の初日に泣き、翌日をマチソワして、帰って来て早、4日。

今日は、月組の「エリザベート」を観るので、今は新幹線の中です。

しかーし
「大江山花伝」と「Apasionado!!Ⅱ」のメロディが頭の中をぐるんぐるんと駆け回り続けています

前にもちょっと触れましたが、大江山~でもアパショ~でも、ゆうひちゃんの衣装の数が半端ではありません

大江山~では、着物に袴に長羽織?のノーマルな?和装から、着流し風、袿、緋の長袴、山伏風、盗賊風味まで。
(語彙が貧しくて、ちゃんと説明出来ないのが情けないです)

そのことごとくを着こなしてしまうゆうひちゃん
同じ人間とは思えません
鬼の角をつけた姿も観たかった…などとも思ったりしますが…
眼福の極みです


さて、酔っぱらい茨木さんが素敵です

胡蝶姐さん@アリスちゃんに手を取られて、宴で舞い始めるシーンは、まだ心穏やかに観ていられるのですが、
胡蝶姐さんに半ば抱き抱えられるようにして歩く、酩酊する茨木の姿には、ドキドキして心臓を鷲掴みされました

この時の茨木は飲めば飲むほど、身体の状態とは裏腹に精神は冴え渡っているに違いない、
「酔うて忘れたい事もある」けれど、その望みが叶ったためしはないのだろう…
はっきりとそう思わせる姿だからです。

止めなければ、と自覚しつつも、喪失感を埋めるために酒をあびる、

といったシチュエーションのゆうひちゃんは、観ていて切なすぎるけれど、嵌まりすぎで魅力的でいつまでも観ていたいです

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