夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

大江山花伝の想い出*

2009-08-05 15:31:03 | 観劇の周辺
今回の大空祐飛ちゃんのお披露目公演となった「大江山花伝」は、1986年に雪組で初演され、わたしは東京公演を観ました。

木原としえ先生の漫画が原作ですが、この頃の木原先生は、平安期~室町期の作品をたくさん発表されていて、わたしはそれらの作品群が大好きでした。
だから、「大江山花伝」はコミックスになる前の雑誌掲載時に読んで、その後コミックスを買い求めたはずです。
今回、そのコミックスを読み返そうと探したら、見つからなくて、新たに文庫版を購入してしまいました

さて、雪組公演ですが、情けない事に具体的な事はあまりはっきりとは覚えていないのです
藤の花がたくさん垂れ下がっていた幻想的な舞台装置だったと思います。
主題歌は覚えてました
ほろほろと~の歌い出しを聴いて、しっとりと泣きたくなるように、懐かしかった…
それは、これが一路真輝さんに心惹かれた最初の公演だったからです。
一路さんが麻実れいさんの退団公演の相手役に抜擢されたのは知っていましたが、わたしはその公演は観れなくて
「大江山花伝」で一路さんは坂田公時を演じていたのですが、まだ頬っぺたがふっくらした直垂姿の公時さんを思い出します。
そしてこれをきっかけに、わたしは一路真輝さんのファンになり、それは生の公演を観に行けないという6年間のブランクはあったものの、2006年5月の日生劇場の「エリザベート」公演を最後に、女優休業するまで続き、今でもファンです。(TVドラマの再放送があるとやっぱり嬉しい)
もし一路さんが復帰する事があれば復帰の舞台は必ず観に行きます

だから、ゆうひちゃんのお披露目公演が「大江山花伝」に決まった時、一路さんの事もあって、何か運命的なものを感じて(←大袈裟)とても嬉しかったのです。



ちなみに、一路さんとゆうひちゃんは10期違い。おふたりとも中卒での入団なので、早生まれと遅生まれの違いはありますが、年齢を数えたりするのが分かりやすいのです(タカラジェンヌの年齢を数えてどうする?霞を食べて生きてる妖精サンなのに)

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大江山花伝♪

2009-08-05 12:47:52 | 宝塚観劇つれづれ
「大江山花伝」の初演は観ています。
原作の漫画も「鬼の泉」ともども当時読んで、最近また読み返しました。

だから、ストーリーがわからなくなって置いてきぼりになる心配はない!と安心して観劇に臨みました

ゆうひちゃんはどの衣装を身に付けても似合いすぎ!(トップさんになると衣装替えがこんなに多くなるんだ~と新鮮な驚き眼福です)なのは、当然として、茨木童子の表情が切なくて愛おしい。

茨木童子はめったに笑わないのですが、子役の鬼の女の子たちと絡んだあとに垣間見せる笑顔(でも心からの笑顔ではありません)が胸に突き刺さります。

それと圧巻なのが自分の心に潜む“鬼”に気づいてしまった時の一連の表情

“鬼”として行動する冷酷な眼、人間として生きたかったのに自分の中の“鬼”に気づいてしまった狼狽、「おにーっ」と罵られた時の驚き、そして一転してあきらめにも似た寂しい横顔…あまりにも切なすぎます

ゆうひちゃんのお披露目のお芝居が、こちらの胸のドツホ゛をまっすぐに射抜く作品で本当に幸せです\(^o^)/
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