夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

リボンは色褪せ、ドングリから芽は出ないだろう… (VOL.2)

2009-09-26 10:30:44 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
あ~、このテーマも途中でした~m(__)m

それにしても過激なタイトルですよね

花組「ベルサイユのばら・マリーズ編」は、わたしの単純な思考回路ではとうてい理解出来ません

理代子先生が監修なさっているのですよね…

以下、花組公演のネタバレ含みます。

重箱の隅をつつくような、どーでもいいことを書き連ねると思われます。

でも、脚本についての意見であり、演じている生徒さんへの批判でない事は、どうぞご理解ください

宜しければ、どうぞ。





マリーズがプロヴァンスから出て来たのは、「人を探すため」って、働いている酒場(アジール)で公言しているんですよね?

なぜ、探し人の名前を同僚の女性たちに教えて協力してもらわないのでしょう?

同僚の女性たちは、名前を訊ねたりしないのでしょうか?

【答え
当時のフランスの民衆は、生きる事に精一杯で、他人の人探しの手助けをしている余裕など、どこにもありませんでした



アンドレはアジールのお馴染みさんなのですよね?

マリーズがアジールで1年以上は働いていたらしいのに、その間にアンドレと出会う事はなかったのでしょうか?


【答え
オスカルが喧嘩騒ぎを起こしたので、行きにくくなって、アンドレは二度とアジールに足を向けませんでした




マロングラッセお婆ちゃんは、両親を亡くしたばかりの幼いアンドレにどうして酷い事ばかり言うのでしょう?
「お前の両親はどういう育て方をしたんだろうねぇ」とか「忙しくてお前にかまっている暇はないんだよ!」とか鬼のようです。
「寂しいだろうけれど、友達にお別れを言っておいで」くらいの言葉はかけてあげられないのでしょうか?


マロングラッセお婆ちゃんにとっては、オスカル〉〉〉〉アンドレなのでしょうか?


【答え
マロングラッセお婆ちゃんにとってアンドレは血の繋がった孫ではありますが、自分が反対した相手と息子が結婚して出来た孫で、この時が初対面なのです。←勝手な妄想ですから
一方、オスカルは生まれたその瞬間から自分の手で育てた(と思い込んでいる)ので、オスカルの方が可愛いのです。


(原作では絶対違いますマロングラッセお婆ちゃんは温かな人ですオスカルがあれだけ信頼を寄せたばあやですから)



宙組版では、マロングラッセお婆ちゃんは“今宵一夜”を盗み見たらしい

以上、脳内問答集でした

~~~~~~~~~~


以前も書きましたけれど、演劇を観る時に、役者の台詞の行間を読んだり、役者の表情や居方から心理を読みとったりするのは、必要な事であり、それが観劇の醍醐味であったりもすると思います。

トートの、シシィの、フランツの、茨木の、スコット(byラスパ)の、マルグリット(byスカピン)の、その他たくさんの登場人物の気持ちに寄り添って観ているうちに、どんどん人物像が広がってくる、
とてもワクワクする楽しいプロセスです。

しかし、あんなに大好きなキャラなのに、わたしはオスカルに寄り添って、その世界を拡げてあげられない!
これは、あまりにも悲しすぎます!

宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」で夢を見る、というのは、それこそ叶わぬ夢となってしまったのでしょうか?


もっと書きたいところもありますが、なんか虚しいばかりです‥‥‥
花組版マリーズ編については、ここで一応終わりたいと思います。



花組公演は、10月に今度は友人と観る予定(これだけ書いておきながら、まだ観るのか~と呆れられていますね、ワタシ…)なので、
喧々ガクガクと感想を言い合うのが楽しみです




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 君にしか出来ないことがきっ... | トップ | パリのせつないお話~彼女は... »
最新の画像もっと見る

極私的「ベルばら」語り@危険地帯」カテゴリの最新記事