花組東京千秋楽のライヴ中継を見てきました。
今回の一件では思うところは多々ありますが、先ずは「見よう!」と思いました。
舞台が【愛に満ち溢れた場所】ではなく、ここを乗り越えれば道が開けるかもしれない、と、泣くのを堪え歯を食いしばって舞台に立っているだろう生徒さんも大勢いるのだろう。
舞台上では楽しくても、舞台を降りたときに降りかかる困難に負けそうになっている生徒さんもたくさんいるのだろう。
そういう思いが時々、頭を掠めました。
千秋楽が8日ではなく、もっと後だったら、もっと長い休演期間があったかもしれません。というより、そうあるべきでした。
千秋楽(しかも東京の)を前にして、花組でも当然、葛藤はあって、「千秋楽だから」に押し切られた形の再開なのだと思います。
※休演明けの6日に、理事長が登壇して挨拶したそうですね。
詳細はわかりませんが、とにかく少しでも矢面に立とうとしている行動(内容ではない)だけは、小さな一歩だと思います。
🔴10月8日 13:30開演
🌼『鴛鴦歌合戦』
原作 映画「鴛鴦歌合戦」
脚本・演出 小柳奈穂子
「オペレッタ・ジャパネスク」とうたっているだけあって、かなりの部分が歌で物語が繋がれていきます。
先ず幕開きがそうなので、少々冗長で、早くストーリーを動かして!と思ってしまいました、スミマセン。
で、だんだんとこういう作りに慣れてくるわけです。
ストーリーはいたって単純で、絶対に迷子にはなりません。
お家騒動の件は小柳先生の創作部分だそうで、このエピソードで物語が良い具合に膨らんだと思います。
途中から着地地点が見えているのですが、ちゃんと間違いなく着地して八方丸く収まるハッピーエンド。
まだ下級生でも、ソロで歌う場面をもらった生徒さんたちはちゃんと上手い💮と思いました。
気になったのは娘役さんたちの台詞のトーンが高過ぎること。
最近は娘役さんの台詞の言い方が落ち着いたトーンになってきて、ナチュラルになっていいな、と感じていたので。
キンキンした声を出さなくても充分に若さは伝わるのにね、と思ったのでした。
そんな中で、奥方役の春妃うららさんのお芝居を見ているとホッと出来ました。
男役さんたちはいろいろなお役がありましたが、とても嬉しかったのは和海しょうさん(しぃちゃん)がヒロインの父親役で、がっつり真ん中で芝居をする場面がたくさんあったこと。最後に大きな役が出来て、良かったです。しぃちゃんは歌が上手いのに役付きが・・・と今までもどかしかったのです。
瓦版屋の、一之瀬航季くんと侑輝大弥くんが、タッパがあって華やかでいいですね。
永久輝せあさんは青天の鬘が似合って、とても楽しいお殿様でした。
そして柚香光さんは、目ヂカラが有り過ぎて(⇐誉めてます!)、市中でゆるりと暮らす浪人には見えなくて、確かに秘密を抱えた人生ではありました。
あと1作しかないかと思うと、もしかして他の演目(本来は別作品だったはず)が良かったのでは?と思わないでもないですが、リストやルドルフなどの苦悩する役が続いたので、初挑戦らしいこういう系のハッピーな役で良かったのかな~
何はともあれ、作品は楽しめたのでヨカッタヨカッタなのでした☺️
(続きます)
今回の一件では思うところは多々ありますが、先ずは「見よう!」と思いました。
舞台が【愛に満ち溢れた場所】ではなく、ここを乗り越えれば道が開けるかもしれない、と、泣くのを堪え歯を食いしばって舞台に立っているだろう生徒さんも大勢いるのだろう。
舞台上では楽しくても、舞台を降りたときに降りかかる困難に負けそうになっている生徒さんもたくさんいるのだろう。
そういう思いが時々、頭を掠めました。
千秋楽が8日ではなく、もっと後だったら、もっと長い休演期間があったかもしれません。というより、そうあるべきでした。
千秋楽(しかも東京の)を前にして、花組でも当然、葛藤はあって、「千秋楽だから」に押し切られた形の再開なのだと思います。
※休演明けの6日に、理事長が登壇して挨拶したそうですね。
詳細はわかりませんが、とにかく少しでも矢面に立とうとしている行動(内容ではない)だけは、小さな一歩だと思います。
🔴10月8日 13:30開演
🌼『鴛鴦歌合戦』
原作 映画「鴛鴦歌合戦」
脚本・演出 小柳奈穂子
「オペレッタ・ジャパネスク」とうたっているだけあって、かなりの部分が歌で物語が繋がれていきます。
先ず幕開きがそうなので、少々冗長で、早くストーリーを動かして!と思ってしまいました、スミマセン。
で、だんだんとこういう作りに慣れてくるわけです。
ストーリーはいたって単純で、絶対に迷子にはなりません。
お家騒動の件は小柳先生の創作部分だそうで、このエピソードで物語が良い具合に膨らんだと思います。
途中から着地地点が見えているのですが、ちゃんと間違いなく着地して八方丸く収まるハッピーエンド。
まだ下級生でも、ソロで歌う場面をもらった生徒さんたちはちゃんと上手い💮と思いました。
気になったのは娘役さんたちの台詞のトーンが高過ぎること。
最近は娘役さんの台詞の言い方が落ち着いたトーンになってきて、ナチュラルになっていいな、と感じていたので。
キンキンした声を出さなくても充分に若さは伝わるのにね、と思ったのでした。
そんな中で、奥方役の春妃うららさんのお芝居を見ているとホッと出来ました。
男役さんたちはいろいろなお役がありましたが、とても嬉しかったのは和海しょうさん(しぃちゃん)がヒロインの父親役で、がっつり真ん中で芝居をする場面がたくさんあったこと。最後に大きな役が出来て、良かったです。しぃちゃんは歌が上手いのに役付きが・・・と今までもどかしかったのです。
瓦版屋の、一之瀬航季くんと侑輝大弥くんが、タッパがあって華やかでいいですね。
永久輝せあさんは青天の鬘が似合って、とても楽しいお殿様でした。
そして柚香光さんは、目ヂカラが有り過ぎて(⇐誉めてます!)、市中でゆるりと暮らす浪人には見えなくて、確かに秘密を抱えた人生ではありました。
あと1作しかないかと思うと、もしかして他の演目(本来は別作品だったはず)が良かったのでは?と思わないでもないですが、リストやルドルフなどの苦悩する役が続いたので、初挑戦らしいこういう系のハッピーな役で良かったのかな~
何はともあれ、作品は楽しめたのでヨカッタヨカッタなのでした☺️
(続きます)