(続き)
🌼『GRAND MIRAGE!』
岡田敬二先生のロマンチック・レビューの22作目。
岡田先生は、一時期は新作を全く発表されていませんでしたが、最近は2年に1作くらいは発表されていますね。
ショー作家がいないということもありましょうが、古くさいと言われようと「THE・宝塚」なショーの需要はあるのだと思います。
私も、映像ではありますが、見ていてほわほわと楽しめました。
聞きなじみのある曲をたくさん使ってあるのも、私には嬉しいポイントです。
しかし、言いたいこともありまして・・・
おなじみのパステルカラーの衣装での幕開けです。
娘役さんたちにはお約束のつばの広い帽子ですね。
聖乃あすかさんが大活躍でした。
永久輝せあさんと完全に対になっている場面もあり、プログラムの写真もひとこちゃんと同じ大きさなのはちょっと驚きました。
退団する生徒さん(航琉ひびきさん、和海しょうさん、春妃うららさん)の餞の場面もちゃんとあって良かったです。
ただこの「ジュテーム」の場面は「ボレロ・ルージュ」の直後だったのでそちらには当然出られないわけで・・・
しぃちゃんは歌の人ではありますが、ボレロの場面でも踊ってほしかったな〜という思いはありました。
最近はショーで娘役さんが活躍する場面が増えていて、それはとても素晴らしいことだと思っているのですが、岡田先生のショーはあくまでも「男役に寄り添う娘役」というスタンスなので、その点は不満があります。
星風まどかちゃんが芯になる場面がひとつもありません。
あくまでも「柚香光の相手役としての星風まどか」としてしか存在していません。
岡田先生は確か90歳に近いはず・・・もう長年培ってきた姿勢は変えられない、というか、娘役の場面は眼中にないのでしょうね。
そして、
「♫ 愛、それはまぼろし 夢、それはかげろう〜」
このような歌詞のテーマ曲。
タイトルがミラージュだからこういう歌詞になったのだとは思いますし、よく聴けば、あなたに出会えれば愛も夢も叶うよ(意訳)となるようなのですが、ここだけを聴くと、愛してやまない舞台、夢を抱いて入団した宝塚歌劇団は、幻で陽炎でした・・・と感じてしまって、実際聴いていてつらかったです。
さて真ん中の柚香光さん。
いかにもロマンチック・レビューという場面よりも、ラテンやボレロの場面でいきいきと見えました。
やはり、ショースターですね!
また小さな場面でしたが、ILLUSIONの場面の黒と白の衣装が斬新でした。
さて、ショーも終わって、退団者のご挨拶です。
今回の退団者は上述の3名で、研17、研16、研13なので、かなり上級生ですね(れいちゃんが研15)。
個人的には、以前から和海しょうさんのファンだったのですが、むらの千秋楽の日はお盆の入りでお墓参り等で慌ただしく、配信も見れない感じの日だったのでした。
なので、「無理して公演を再開したのだろうなー」と感じつつも、しぃちゃんの最後の日を画面越しとはいえ見届けられて嬉しかったです。
退団者のお手紙紹介をする美風舞良組長のテンションが異様に高く、かなり気を張っていたのだと思います。
いちばん最初に階段を降りた春妃うららさんのご挨拶が、途中で止まってしまったのですが、たぶんこれは急遽、ご挨拶の文言を変えたのでは?と思いました(あくまで私の想像です)。
紋切り型の定型文ではなく、今回の一件に触れるわけではありませんが、できるだけ自分の言葉で、という姿勢が感じられました。
そして、しぃちゃんと航琉ひびきさんもつつがなく挨拶を終え、2回目のカーテンコールは他の組だと「卒業される方から一言ずつ」となるところ、「卒業されるみなさんとお話しましょう」というれいちゃんの配慮が嬉しかったです。ミニミニトークショー。
またいつも以上に、退団者への拍手が大きく聞こえました。
卒業された皆さま、どうぞお幸せに。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして宝塚歌劇団が少しずつ浄化されていきますように。
個人的には、年末のタカラヅカスペシャルは開催中止にすべきと思います。
渦中の宙組が東京公演中で出演できないのを良いことに、なぁなぁと開催してほしくないです。
タカスペは言わばお祭りですから、自粛しましょうよ、と思います。
🌼『GRAND MIRAGE!』
岡田敬二先生のロマンチック・レビューの22作目。
岡田先生は、一時期は新作を全く発表されていませんでしたが、最近は2年に1作くらいは発表されていますね。
ショー作家がいないということもありましょうが、古くさいと言われようと「THE・宝塚」なショーの需要はあるのだと思います。
私も、映像ではありますが、見ていてほわほわと楽しめました。
聞きなじみのある曲をたくさん使ってあるのも、私には嬉しいポイントです。
しかし、言いたいこともありまして・・・
おなじみのパステルカラーの衣装での幕開けです。
娘役さんたちにはお約束のつばの広い帽子ですね。
聖乃あすかさんが大活躍でした。
永久輝せあさんと完全に対になっている場面もあり、プログラムの写真もひとこちゃんと同じ大きさなのはちょっと驚きました。
退団する生徒さん(航琉ひびきさん、和海しょうさん、春妃うららさん)の餞の場面もちゃんとあって良かったです。
ただこの「ジュテーム」の場面は「ボレロ・ルージュ」の直後だったのでそちらには当然出られないわけで・・・
しぃちゃんは歌の人ではありますが、ボレロの場面でも踊ってほしかったな〜という思いはありました。
最近はショーで娘役さんが活躍する場面が増えていて、それはとても素晴らしいことだと思っているのですが、岡田先生のショーはあくまでも「男役に寄り添う娘役」というスタンスなので、その点は不満があります。
星風まどかちゃんが芯になる場面がひとつもありません。
あくまでも「柚香光の相手役としての星風まどか」としてしか存在していません。
岡田先生は確か90歳に近いはず・・・もう長年培ってきた姿勢は変えられない、というか、娘役の場面は眼中にないのでしょうね。
そして、
「♫ 愛、それはまぼろし 夢、それはかげろう〜」
このような歌詞のテーマ曲。
タイトルがミラージュだからこういう歌詞になったのだとは思いますし、よく聴けば、あなたに出会えれば愛も夢も叶うよ(意訳)となるようなのですが、ここだけを聴くと、愛してやまない舞台、夢を抱いて入団した宝塚歌劇団は、幻で陽炎でした・・・と感じてしまって、実際聴いていてつらかったです。
さて真ん中の柚香光さん。
いかにもロマンチック・レビューという場面よりも、ラテンやボレロの場面でいきいきと見えました。
やはり、ショースターですね!
また小さな場面でしたが、ILLUSIONの場面の黒と白の衣装が斬新でした。
さて、ショーも終わって、退団者のご挨拶です。
今回の退団者は上述の3名で、研17、研16、研13なので、かなり上級生ですね(れいちゃんが研15)。
個人的には、以前から和海しょうさんのファンだったのですが、むらの千秋楽の日はお盆の入りでお墓参り等で慌ただしく、配信も見れない感じの日だったのでした。
なので、「無理して公演を再開したのだろうなー」と感じつつも、しぃちゃんの最後の日を画面越しとはいえ見届けられて嬉しかったです。
退団者のお手紙紹介をする美風舞良組長のテンションが異様に高く、かなり気を張っていたのだと思います。
いちばん最初に階段を降りた春妃うららさんのご挨拶が、途中で止まってしまったのですが、たぶんこれは急遽、ご挨拶の文言を変えたのでは?と思いました(あくまで私の想像です)。
紋切り型の定型文ではなく、今回の一件に触れるわけではありませんが、できるだけ自分の言葉で、という姿勢が感じられました。
そして、しぃちゃんと航琉ひびきさんもつつがなく挨拶を終え、2回目のカーテンコールは他の組だと「卒業される方から一言ずつ」となるところ、「卒業されるみなさんとお話しましょう」というれいちゃんの配慮が嬉しかったです。ミニミニトークショー。
またいつも以上に、退団者への拍手が大きく聞こえました。
卒業された皆さま、どうぞお幸せに。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして宝塚歌劇団が少しずつ浄化されていきますように。
個人的には、年末のタカラヅカスペシャルは開催中止にすべきと思います。
渦中の宙組が東京公演中で出演できないのを良いことに、なぁなぁと開催してほしくないです。
タカスペは言わばお祭りですから、自粛しましょうよ、と思います。