休憩が終わりに近づいて、幕に浮かび上がった、きらびやかな“Apasionado!!”の電飾を目にした瞬間、やはり博多座の記憶が、次々とフラッシュバックしていきました。
やがて…開幕して…
例の巨大なマント?に包まれたゆうひさんと再会して…
意外と冷静に観ていられました。
メンバーは違うけれど、再演だから、初日だけど余裕があるなぁ~などと感じつつ観始めました。
ですが、それは最初だけで、次々と新しい発見がありました
ヴァンパイアの場面
博多では、綾瀬あきなちゃんが操られたお人形という感じでしたが、すみれ乃麗ちゃんはたおやかで無垢な少女でした。
それに合わせてか、ドラキュラ役のみっちゃんもお芝居が深くなっていました。
歌手のふたりは、初日はまだバランスがつかめなかったかな?回を重ねる毎に、ハーモニーが綺麗になっていったように思います。
ヴァレンチノ
七海ひろきくんのナターシャ、綺麗だったです。
ゆうひさんが独りで踊るところが大好き
お芝居の『ヴァレンチノ』を観たから、思い入れが深い場面になりました。
お花ちゃん
客席降りもあって、初日から大盛り上がりでした
まさこさんが歌詞に合わせて猫耳をつけてきたり(次の回は猫テイストだけど、別の鬘でした)、すっしぃさんの迫力のウィンクとか…
かちゃくんはやっぱりちゃんと綺麗でした
ゆうひさんのキラキラ衣装が、新しくなっていました
前のは『コパカバーナ』のだったと思うのだけど、かしちゃんが博多で着たものを、ゆうひさんも博多で着るのだなぁ~なんて感慨をもって眺めていましたね(遠い眼)
ドリームガールズ
美穂圭子さんをセンターに、お姉さま方が大胆なスリットの入ったドレスで一曲歌ってくれました
美穂さんが好きなわたしは、これはとても嬉しかったです。
ともちんの新場面
毎回、違う扉からの、ともちんの登場です。
“百獣の王”設定なので、鬘も歌も大迫力
その時、舞台上では6人の娘役さんたちが踊っているのですが、大海亜呼ちゃんの存在感がすごい
ショーではいつも目を惹き付けられます。
ラグリマ
今回の涙腺決壊ポイントがここでした…
ゆうひさんの組のみんなを見つめるまなざしが、優しくて優しくて…博多の時の緊張した面持ちから一転していて…歳月だけではない、積み重ねられたいろんなものを感じました。
歌が、みっちゃんとともちんのデュエットになっていたのですが、ふたりのハーモニーをもっとたくさん聴きたかったです。
デュエットダンス
新しくなっていました。
これはこれで、とても素敵で、ゆうひさんとすみ花ちゃんが培ってきた信頼関係をしっかりと感じられるものでした
ですが…
ここは、みっちゃんの歌で踊って欲しかったな…
まだまだ書きたいことがあり、書き忘れていることも有るのでしょうが、とりあえず思いついたことを、ピックアップしてみました。
とにかく、好きな場面の連続で、ものすごく楽しかったです
少人数で凝縮されたショーだったせいか、ゆうひさんとすみ花ちゃんを中心に築き上げられてきた宙組のパワーが一気に爆発したような感のある『Apasionado!! Ⅱ』でした。
そして、まさこさん。これで宙組最後なんですねゆうひさんを見送ってから、星組に行って欲しかったけれど…今までどうもありがとう