夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート・ガラコンサート('16 宙組)』LIVE中継

2021-05-03 01:07:00 | ライブビューイング・配信
ライヴビューイングの備忘録です。

❇️『エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラコンサート』

✴️5月1日(土) 12時開演

✴️'16年 宙組version
《キャスト》(敬称略します🙇)
・トート閣下・・・朝夏まなと
・エリザベート・・・実咲凛音
・フランツ・ヨーゼフ・・・北翔海莉
・ルイジ・ルキーニ・・・望海風斗
・ルドルフ・・・蒼羽りく
・ゾフィー・・・純矢ちとせ
・マックス・・・悠真 倫
・リヒテンシュタイン・・・芽吹幸奈
・マダム・ヴォルフ・・・大月さゆ
・ちびルドルフ・・・矢吹世奈

まぁさまとみりおんのトップコンビがそのままなので、'16年宙組ver.ですが、'14年の花組のメンバーも多数参加の公演です。

『エリザベート』は、ナンバーの流れが頭に入っているので、ゆったりとした気分で見ることができました。
「本当ならばここは盆が回るのよね」とか「トート閣下が銀橋から現れるのよね」とか思い出して懐かしかったです。
舞台のセットは基本的に5年前と同じ(だと思います)。
舞台上の生演奏で西野 淳さんの指揮。

『エリザベート』には見方や演出によっていろいろな角度からとらえられると思うのですが、まぁさまのトート閣下は、宝塚の王道、「物語を支配しつつも、苦悩する閣下」でした。
一幕最後でシシィが「♪私の人生は~私のもの」と高らかに歌いあげますが、その背後から現れたトート閣下の、何が何でもシシィの愛を手に入れてやる!という表情が本当に鬼気迫るものでした。
で、二幕では「♪私が踊る時」でシシィに差し出した手を振り払われてもまだ余裕があるものの、「死ねばいい!」と言って拒否されるあたりからはトート閣下の自信がだんだん崩れてきて。
ルドルフの死後、トートへの愛はなく、ただ死にたがるシシィを「死は逃げ場ではない!」と拒むあたりは、なんとかトート閣下は理性で踏み留まっている感じ。
そうして「♪最終答弁」を経て、ようやくシシィの愛を手に入れたトートの、まぁさまの表情はとても清々しかったです。
少年のようでもなく、帝王然として構えているだけでもなく、とてもバランスのとれたまぁさまのトート閣下だったと思います。
また、何度も何度もお着替えしたトート閣下のお衣装も、アップで見れて良かったです✨

今回初めて気づきましたが、トート閣下はけっこう拗らせ男子だったのね・・・
それと毎回思うのですが、「愛の湖を泳いで渡ろう」という歌詞・・・なんとかならないものでしょうか?聴いていてこそばゆい😝

みりおんのシシィは、全く危なげがなく、高音もきれいでした。
少女時代がすんなり嵌まっていて、これは見応えのあるシシィになるわねーという予感。
冷静に考えると、シシィの人生はわがままと無責任だらけなのですが💦そういう現実は一切忘れさせる、自分らしく生きることに一生懸命だったひとりの女性の物語を堪能できました。

フランツ・ヨーゼフのみちこさん。
シシィに求婚するあたり、下級生時代のみっちゃんの表情がふっと出てきて、懐かしかったです。
相変わらずの歌うまさん。

ルイジ・ルキーニののぞさまの透明感が半端なく感じました。
顔つきもものすごくスッキリしていました。
宝塚を3週間前に卒業して、10日後には舞台に立っているという離れ業。
夢の世界から解き放たれたのだけれど、現実世界にはまだ足を踏み入れていないという、ほんのひとときにしか出せないオーラなのだと思います。
ルキーニとしては、きっちりと仕事をこなしているという印象。
アップで映るのは嬉しいのですが、その目線の先がわからないのが残念です。
トート閣下をリスペクトしているのかとか、あの目線の先には誰がいるのだろうとか・・・

宝塚の生徒さんたちは、OGになってもこういう機会があれば、即座に男役スイッチが入るそうで、なので、卒業したばかりののぞさまも、現役で参加のまりんさんも全く違和感なく、カンパニーに溶け込んでいました。

(続きます)

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