夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

【ライヴ中継】『アルカンシェル』溢れる多幸感

2024-04-03 17:42:28 | ライブビューイング・配信
いったいいつのハナシですか〜?
なのですが備忘録📝

久しぶりにライヴ中継を見てきました。
ひと言でいうなら
多幸感✨しかないです。
幕が開いてかられいちゃんとまどかちゃんの緞帳前でのご挨拶まで、ずっと多幸感に浸り続けていた時間でした。

🌼3月25日 13時 宝塚大劇場公演千秋楽

🌼『アルカンシェル 〜パリに架かる虹〜』
◆作・演出 小池修一郎

小池修一郎氏のオリジナル作品としては、主題がはっきりしていて見やすかったし理解しやすかったと思います。

舞台はナチス占領下(1940〜44)のパリ。レビューの灯を消してはならないと奮闘するミュージック・ホールの人々の物語。
ナチス・ドイツの描き方に批判もあるようですが、ああいう表現は作劇上仕方がないのではないかな?と個人的には思います。
でも舞台上にハーケンクロイツが掲げられていると、なんだかドキドキしますね。
(これが正塚晴彦氏だと、舞台を南米あたりの架空の国に設定したりするのだろうなぁ)
ご都合主義な面もありましたが、あまり人が亡くならず(これは良かった)ソフトランディングした感じです。

トップコンビの退団公演が一本モノだとお芝居ばかりで物足りないのではと思ったのでしたが、レビューシーンをかなり入れてありました。
ただそうなると、もしかしてこの『アルカンシェル』はもっと内容を削ぎ落として前もののお芝居に出来るのでは?50分くらいのショー作品をつけて2本立てに出来たのでは?と頭を過ったりもしたのでした。

花組のみんなが柚香光さんの方を向いて創り上げた舞台、柚香光さんが360°放っている光が組のみんなを照らしている舞台。
そんな感じでしょうか?
確か開幕直後は急な休演時期があって、原因はインフルエンザやコロナではなく心の問題かしら?と心配しましたが、休演明け以降は着実に回を重ねる事が出来て千秋楽を迎えられて本当に良かったです。

動きのひとつひとつがうっとりするれいちゃん。
主役なのだけれど目立ち過ぎることなくちゃんと登場人物の一員というスタンス。

自分の意志をはっきりと持っている歌姫のまどかちゃん。少しだけ大人っぽくなった?幸せオーラに溢れて、れいちゃんの相手役になれて本当によかったね~の一言に尽きます。

微妙な立場のナチス将校をさらりと見せてくれたひとこさん(永久輝せあさん)。葛藤が激しい役だとは思うのですが、熱い感情は飲み込んでいるフリードリッヒなのでしょう。

葛藤が激しいといえばミュージック・ホールの歌手のジョルジュ(綺城ひか理さん)もそう。ナチス・ドイツの制服を着たときから自分のとった行動に悩んでいたと思うのですが、報われる最後で良かった。

ストーリーテラーの役割の聖乃あすかさん。ぜんぜんお芝居の邪魔にならずに分かり易いストーリーテラーでした。

アネットの星空美咲さんのフリードリッヒへの感情は一時的なものではないのがわかりました。
アコーディオンを抱えた湖春ひめ花ちゃんが可愛いし、口調が自然。
一樹千尋さんの存在感は大きく、輝月ゆうまさんの敵役はさすが。

映像だと、舞台から受け取る情報は実際の観劇で受け取る情報の十分の一くらいだと思うのですが、好い時間だった〜🥰とつくづく感じました。

サヨナラショーは『はいからさんが通る』から。
れいちゃんの思い入れの深い演目なんですね。
まどかちゃんは『アナスタシア』のナンバーが圧巻でした。タイトルロールを演じたのですものね。

れいちゃんは黒燕尾での階段降りで、お花渡しはマイティ(水美舞斗さん)でした。専科とはいえ同期のまゆぽんが居るので、これは嬉しい驚きでした✨

東京公演は完走してほしいですが、くれぐれも無理せずに🙏

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