夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『CATCH ME IF YOU CAN』

2015-06-27 10:16:47 | 宝塚観劇つれづれ

赤坂ACTシアターで観てきました

楽しかった~

私が観た回は、なんとレジェンド柚希礼音様がご観劇で、入場してくるなり盛大な拍手が起こりました


舞台装置はいたって簡単ですが、舞台全体とせり?の上も使っているので、せせこましい感じはしませんでした。
音楽は生演奏。舞台奥の高いところで、御崎惠さんの指揮でバンドが素敵に演奏します。


天才詐欺師フランク・アバグネイルJr.(紅ゆずるくん)と、彼を追い続けるFBI捜査官カール・ハンラティ(七海ひろきくん)が物語の軸になっているのですが…

宝塚きってのエンターテイナー紅子さんと、まじめな演技の海ちゃんが対照的で面白かったです。
といっても、紅子さんは、笑いを取りにいっているわけではなく、詐欺師フランクの描き方が、アメリカンコメディなので、思わずクスッと笑ってしまうのですよね
フランクが尊敬しているのは、父のフランク・アバグネイルSr.(夏美ようさん)。
父と息子のふたりでのシーンが何回かありましたが、詐欺を働きながらも、フランクはいつもいつもお父さんのことを考えていたのだなぁ、と伝わってきました。
そんなフランクが、詐欺ではなく好きになってしまうのがブレンダ(綺咲愛里ちゃん)。
結婚の条件に、キリスト教の宗派のことが出てくるあたり、いかにも'60年代のアメリカの中流家庭だな、と思ったり。
ポスターでは愛里ちゃんは、パンナムのスチュワーデスのコスチュームですが、実際はぜんぜん関係なくて…
こういうところから、観客を欺いてるそれとも、単なる手抜き
愛里ちゃんは、整った美人さんですね。96期から3人目のトップ娘役は出るのかしら

さて、FBIチーム。海ちゃんをリーダーに4人で登場することが多いのですが、「クリスマスは定時に帰りたい」とか、フランクが載っている新聞を踏みつけて地団駄を踏むとか、FBIチームは観ていてほっこり楽しかったです
星組さん、はじめましての海ちゃんですが、なじめているみたいで良かったです
クリスマスの夜に、フランクとハンラティが電話で話す場面。
会話の中に、古き良きアメリカ、な雰囲気が感じられて好きです
同期のかちゃくんに引き離されていたので、まさか海ちゃんがこんなスターさんに成長するとは思わなかった、先見の明がなかったワタクシです
得意分野の『銀英伝』をきっかけにブレイクしましたね~
宙組のラストと星組のスタートがACTシアターの2番手
そろそろ単独主演があってもいいよね~


この『CATCH ME ~』を観たいと思ったきっかけは、2月にシアタークリエのコンサートで聴いた楽曲がきっかけでした。
good-bye」はみんなでラストに歌う曲かと思ったら、紅子さんのソロでしたのねでも、すてきな曲に変わりはないですけれど
宝塚オリジナルのミュージカルではないので、娘役さんたちのナンバーも、愛里ちゃんのソロもありました。
アンサンブルキャストは、着替えが大変だろうなぁとも思いました。FBIチームは一張羅紅子さんはパイロットとか医者とか、いろいろコスプレしていましたが、何回か着ていたのが、一昔前ふうのスタジャン。

フィナーレはありませんでしたが、充分楽しんだので、それでいいかな、と思います

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