夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『クリエ ミュージカル コレクション Ⅱ』(3)

2015-03-27 23:25:10 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

オリジナルキャストが揃っているといえば、『レベッカ』も4人。

圭吾さんの「持ちつ持たれつ」。上手階段前に板付きして、舞台上をところ狭しと動き回りながら、歌ってくれましたあの胡散臭いファヴェルが脳裏に甦りました。コンサートではなかなか取り上げてもらえない曲ですから、久しぶりで嬉しかったですこの曲って『レベッカ』のCDにも入っていないのですよ~圭吾さんは、自分の大切な一曲にこの曲をあげたと、よそさまのブログ巡りをして知りました。

涼風さんで「レベッカ Ⅰ」。この曲はコンサートでもよく歌われますが、やっぱり涼風さんの声は、抑えた迫力とでもいうものがすごいです。その一方で、可愛い歌声もOKですしね。

千弘ちゃんと祐一郎さんとで「夜を越えて」。祐一郎さん相手だと安心して歌っている雰囲気がする千弘ちゃん

保坂千寿さんも、祐一郎さんとデュエットしたり、女性3人で歌ったり、ソロで歌ったり、大活躍でしたが、この人はとにかく歌のレベルが高すぎます以前、クリエの夏のコンサートの記事に、「保坂さんが歌うと背景が浮かび上がってくるよう」と書いた記憶がありますが…今回も、歌声をたっぷりと堪能いたしました


初日の、祐一郎さんバルジャン再び の拍手は凄かったのですが… 中川晃教くんヴォルフガング再び で歌った「影を逃れて」への拍手もすごかったです
“常識が通用しない天才肌”のあっきーヴォルフガング。
芳雄くんとあっきーのヴォルフガングは、全くタイプが異なっていて、それぞれの個性がとても際立っていて、マチソワでキャストを変えて観劇すると、すごく面白かったのでした


こういったコンサートの楽しみは、出演者何人かで一曲歌うこと。
女性陣は3人で『イーストウィックの魔女たち』の曲。
歌う前に、毎回違う女子会的な短いトークが入って楽しかったデス。

男性陣は、祐一郎さんを除いた4人で『モンテ・クリスト伯』から。
本来は悪役3人が歌うのですが、4人でも違和感なく、みなさんクールな面差しで、でも熱く歌ってくれました。
ここはポスターの衣装だし動きもランウェイを歩いているみたいで、みなさん、かっこいい


『クリエミュージカルコレクション』、約して『クリコレ』。レベルの高さもさることながら、おしゃれなコンサートをめざしているそうで、チラシは去年のも今年のも確かにすてき
ただ、男性陣の衣装に、「どうしてそれをchoiceしたの?」というものがいくつかありましたが(スタイリストさんは付いていると思います。)、何回か観て、見慣れると、それはそれで、珍しいものを見せてもらってありがとうという気持ちです

東宝系のミュージカルの代表曲は昨年の『クリコレ』で歌われてしまったので、今年の曲は、すこーし地味めではありましたが祐一郎さんを芯にして、チームワークのとれたメンバーの、とても上質なコンサートだったと思います
楽しかった~

(終わり)
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