夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『CAPTAIN NEMO …ネモ船長と神秘の島… 』

2017-09-24 23:51:58 | 宝塚観劇つれづれ

なんだかんだ言われて盛り上がった(笑)この公演も無事に千秋楽を迎えたみたいですね。
出演者のみなさま、お疲れさまでございました。

さて、わたしが観劇したのは9月18日16時公演。
大劇場で機械トラブルがあって、11時公演の終演が20分弱遅くなってしまった日です。
それでも1時間半はあったので、焦らずにDCに向かうことが出来ました (^ ^)

『CAPTAIN NEMO』は1回だけの観劇になるので、いろいろ情報を仕入れていたのですが、良い評判はひとつとして見当たらず、どんな作品なのだろうと、オソルオソルながらも、逆にどこまでぶっ飛んでいるのか楽しみだったりしました ……が、谷センセ、やっちゃいましたね 💥💥💥
やっぱり“ 皆殺しの谷 ”は健在だったのね💧

以下、ネタバレしています。



まず「拉致」という言葉はマズイでしょ。
せめて「誘拐」とか。
キャプテン・ドレイクの海賊の時代ならともかく、19世紀後半のイギリス海軍がそんなことをするのですか?

ノーチラス号で突っ込んでいくというのも、「玉砕」とか「特攻」という言葉を連想させて、不快でした。
っていうか、ノーチラス号があったからこそ、マトカは護られていたわけで、ほんのひとときはマトカは平穏かもしれませんが、再びロシアの、列強の、餌食になるのは誰でも予想がつくのですが。
その時、ノーチラス号はないし、科学者たちもいなくなっているし、マトカは全く丸腰な状態で、どうしろというのでしょう?

それと意味不明のやたらと長いダンスシーン。(谷センセの脳内では意味があるらしいですが。)

伏線になっているかと思いきや、これも意味不明なモールス信号。

ネモ船長自ら奏で続けるBGM。

自ら刺されにいくネモ船長 😱

主演は彩風咲奈ちゃん。まず、せっかくの主演作がこれでは気の毒。
頑張っていたし、ビジュアルも良かったけれど、他組の2番手さんたちのDC作品に比べて明らかに……(涙)
ダンスシーンはかっこよかったです。

朝美絢くんがこの作品の2番手かな?
あーさが着ていた軍服が、ゆうひさんが『Trafalgar』で着ていて、まぁさまが『白夜の誓い』で着ていた軍服だったので、それでテンションが上がりました。
あーさのラヴロック少佐はネモ船長からマトカを託されますが、せめて、ラヴロック少佐がネモ船長を止めて言い争う場面でもあれば良かったのに。

ヒロインはレティシアの彩みちるちゃん。
最近、失速気味?でしたのでヒロインが回ってきて良かったです。
ネモ船長と行動をともにしたいというレティシアの気持ちは、100歩譲って分かるとしても、人を殺さない、を信条としているネモ船長が、道づれにするかなぁ?

そもそも何で『CAPTAIN NEMO』を観ようとしたかというと……みつるくん(華形ひかるくん)が出ているから。
海洋生物学者のジョイス博士。
出番は思っていたよりも多くて、ソロで歌う場面もあって嬉しかったけれど、マトカに来てからはただ順応してしまい、学者としてどうのこうの、という場面はなかったような。
専科だから、フィナーレでも踊らなかったしね ( i _ i )
それでも、3月以来の生みつるくんを観れたのは、嬉しかったです。
渋いおじさまを演るにはまだ若く、と言って、青年役は卒業、沙央くらまさんのように女役が出来るわけでもない、という難しいポジションにいますが、1年に2作品くらいは出てほしいな。


ストーリー的には突っ込みを超えて、呆れたり不快だったりしたけれど、出演者のみなさんがモチベーションを保って熱演していたのは救いでした。
こういう場合って、“ 作品への愛 ”ではなく、もっと個々に課題を見つけて、モチベーションを上げているのでしょうか?
それとも、谷センセが詳細な裏設定を出演者に明かして納得させているとか?

とにかく、無事に千秋楽を迎えられて、おめでとうございました🎊






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