夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

雨に弱い新幹線の話 @ひとりごとな《Diary》

2014-07-11 08:52:26 | 日々のつれづれ

台風8号はようやく勢力が弱まり、太平洋側を北上中です。

今回の台風では、TVで沖縄や九州地方の暴風、豪雨の様子を見て、尋常ではないものを感じました。
「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、それが無為に感じられる被害…
お見舞い申し上げます。


さて、台風から遠く離れた東北地方には、梅雨前線が停滞し、場所によっては大雨になりました。

それによって、線路が水に浸かり、山形新幹線「つばさ」は10日は全日運休となりました。

ここで、なぜ高架橋を走る新幹線の線路が水に浸かるのという疑問がわきますよね?
現に、あれだけの豪雨に関わらず、九州新幹線は早くに復旧しました。

山形新幹線は、いわゆる「ミニ新幹線」なのです。
東京~福島間は普通に新幹線として走行しますが、福島で仙台行きの「やまびこ」から切り離され、福島から先は在来線の線路を走っていくのです。
福島県と山形県の県境の栗子峠の辺りでは、新幹線とは思えないスピードで、のどかに走行し、携帯も圏外となります。
大雨が降ると、この峠のあたりで線路が水没するらしい…傾斜があるから、無理に走れませんしね…
因みに、雪の場合はかなりの積雪でもちゃんと走ってくれます

写真は、「つばさ」と「やまびこ」の連結部です。
「つばさ」が開業した約20年前は、これを見るとけっこう笑えたのですが…今は慣れきってしまいました。

上京しようとして、当日になって豪雨のため「つばさ」が運休になった経験は、確か2回あります。
一度は上京を断念しもう一度は一旦仙台に出て、東京に向かいました。
その時に初めて「はやて」に乗りました
青森から走ってきた「はやて」は、仙台の次の停車駅が大宮で、速い速い

「つばさ」ならではのエピソードのひとつに、“かもしか”との衝突というというのがあります。
乗っていた上りの「つばさ」が駅でないところで停車したので不審に思っていたら「かもしかと衝突しましたので、車両の点検を行います。」のアナウンス。確か昨年の話。
下りの「つばさ」(と一緒に連結されている「やまびこ」)が福島県内の停車駅でない駅に停車したので、「?」と思ったら、「山形県内で新幹線とかもしかが衝突しましたので、事故処理のため、後続の列車も一旦停車します。」というようなアナウンス。これはつい先日の話。
いずれも10~15分程度で復旧しましたが…
かもしかさん、左右をよく見て線路を渡ろうよ…
かもしかは、山形県の県獣です

ミニ新幹線は現在、「こまち」(秋田行き)と「つばさ」だけです。
たいていは、連結されて走るのですが、列車の編成の都合かなにかで、単独で走る場合もあります。
早朝は「なすの」と名前を変えて北関東からの通勤客を東京に運び、東京駅で「つばさ」に戻って本来のお仕事を始めたりもします


以上、エセ鉄子がお送りしました


それにしても、台風…これ以上の被害がでないといいですね。
コメント
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