夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編』(4)《終》

2014-07-05 22:37:41 | 宝塚観劇つれづれ

花組公演は、一週間前に千秋楽を迎え、『ベルサイユのばら』と言ったら東京公演中の宙組のblogを書かなくちゃなのですが‥‥
備忘録として残しておきたいので、しつこく花組です

フィナーレ
大好きな“オマージュ”がありました
大階段がなくても、小階段でも、“オマージュ”を観れるのは嬉しいものです
これくらい人数が少ないと、個々の生徒さんをじっくり観れますね
逆三角形の頂点に立つみりおくん
ファンの方たちにとったら感無量でしょうね。
下級生の頃からトップ候補生で、必ずトップになるとわかっていても、特別な思いが溢れますよね。
(ゆうひさんの時は、まさかこんな日が来ようとはという感情があふれて、初日の『大江山花伝』が終わった休憩時間、博多座の化粧室でうるうるしました。他のファンの方々もみんな泣いていましたもう5年前になるのですね‥‥)

それと‥‥
みつるくんが黒燕尾で踊るのを次はいつ観られるのだろう‥‥と考えると、どうしても目が離せなくなったのですよ‥‥
どちらかというとお芝居の人だから、本公演のショーにも出るとは限らないしね‥‥
でもずっとみつるくんを応援しますよ
「世界の彼氏」ですものね。
みつるくん、今日が花組生として最後の一日なんですね


「フェルゼンとマリー・アントワネット編」でしたが、フェルゼンには、これっという有名な見せ場がないのが辛いですね
確かに、アントワネットと運河での船上デート(ドライアイスの量がすごかったです。それが薔薇の香りがしたんですよ)とか、馬車を駆っての「行けフェルゼン」(いっしょにいたはずのジェローデルはどうしたのって突っ込みが必ず入る場面です)とか、お決まりの場面はあるのですけれど、どうもインパクトに欠ける気がします。
アントワネット、フェルゼン、オスカル、アンドレ、ロザリー、ジェローデル、ベルナール、アランと原作の主要キャストが揃うヴァージョンなのだから、フェルゼンにも「この場面観たいよね」という名場面がほしいものです。

えりたんは「フェルゼン編」でしたが、ベルばらを何度もやり尽くしているベテランさんなので、力業で雪組を、ベルばらの様式美の世界に昇華させて、なおかつ、フェルゼンの存在感を示していましたね。


とても気になっていること。
花組では「フランスの恥」、雪組では「スウェーデンの恥」、宙組では「ジャルジェ家の恥」が連呼されていますが‥‥
ヨーロッパに“恥の文化”ってあるのでしょうか
“宝塚の『ベルサイユのばら』”の根底にあるのは、騎士道ではなく、武士道ですよね
U氏のこの感覚は、公演を重ねるごとに濃くなって、ついていけなくなっています
宙組の台詞の中に「万死に値する」や「茶坊主」という台詞がありますが、言葉のチョイスがねぇ
時代劇を見ていたらカタカナ言葉の台詞が出てきたような、そんな感じです


最後は、愚痴ってしまいました。
すみません
とりあえず、ここで終わります

名古屋まで観に行ってよかった~
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『ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編 』(3)

2014-07-05 00:40:32 | 宝塚観劇つれづれ

みつるくんの役のド・ブロイ元帥とは‥‥
「私が預かるフランスの‥‥」のような意味の台詞があるので、フランスの政治の中枢に関わっている人物と思われます
第一幕では、国家を憂い、フェルゼン伯爵を帰国させねば!と目論んでいます。
ラストの宮廷の場面で、「フェルゼン編」でのブイエ将軍の台詞が、ド・ブロイ元帥の台詞になっていたりして‥‥
「して、その人の名は」とかね

個人的に、この宮廷の大広間の場面の設定には違和感があり、腹が立つので、ここではいつもストーリーの流れは無視して、気になる生徒さんウォッチングをしているのですが‥‥

みつるくんの存在感が半端ない。
お衣裳とメイクのせいもあるかも、ですが、とにかく大きく見えました。

この場面は、昨年の雪組が重厚な“ベルばら歌舞伎”だったのに対し、花組は軽めの雰囲気でした。
えりたんとみりおくんの持ち味だけでなくて、明らかに組カラーの違いだなぁ
で、銀橋のかわりに、みりおフェルゼンが客席通路を通って外に出て、第一幕が終わります。

第二幕は花祭りから
だいもんやキキちゃん、がりんちゃんたちが“踊る男”。目が足りない豪華さ

地方の劇場公演や全国ツアーは、スター級やベテランの生徒さんたちが、思わぬところに出ているので、それを見つけるのもまた楽しいものです

今回は“市民の男”が目をみはる豪華さ
英真なおきさん(@メルシー伯爵)、高翔みず希さん(@ルイ16世)、紫峰七海さん(@プロヴァンス伯爵)、そして、みつるくんが後列の方で何場面か“市民の男”をやっています。
ベテランの男役さんたちが入ると場面が引き締まりますね。
場面の雰囲気が大人っぽくなって、いっしょに出ている若手の娘役さんたちの演技も地に足がついたしっかりしたものになって、説得力がありました
みつるくんを観たり、がりんちゃんを観たり、バスティーユではオスカルのキキちゃんを観たり、目がついていきません

みつるくんのもうひとつの見せ場は、密かにベルナールを頼り、アントワネット救出に動く場面。
ド・ブロイ元帥は革命は認めず、ずっと王党派で、地下に潜ったか、一度は国外に脱出して密かに再入国したか、なんでしょうね‥‥
第一幕とはうって変わって、やつれた風情のみつるくん鬘もややグレーがかって、苦労して白髪が出てきたのだな‥‥
第一幕からの経年変化が、しぐさやセリフの口調からも感じられ、さすがに役者だなぁ

王室への忠誠心から、アントワネットの命を助けたいド・ブロイ元帥。
市民の暮らし向きには目もくれず、政治闘争に明け暮れるだけの革命政府に嫌気がさして、せめてアントワネットの命を助けたいベルナール。
アントワネットは国外脱出を望んではいない、王妃としてこのフランスで死にたいはず、と夫に異を唱えるロザリー。
この三人の心情が歌でつづられ、なかなかの迫力でした。

ド・ブロイ元帥というオリキャラが必要だったのかと問われれば、自信を持って「yes」と言えないのが辛いところですが‥‥みつるくん贔屓なワタクシとしては、それなりに見せ場があって良かったです

ただ、みつるくんでルイ16世というのも、新しい解釈がみれて面白かったかも‥‥と思います。(U氏が許さないとは思いますが)
雪組の時にも書きましたが、ルイ16世とアントワネットは1歳違い。これは史実なんですよー
そろそろ、そういうルイ16世を見てみたいものです。


終われるかと思ったらまだ終われません。
要領をえないだらだら長文ですみません
なので、あと少し続きます。
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