夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルサイユのばら ~オスカル編~ 』(10)

2014-07-14 23:50:25 | 宝塚観劇つれづれ

本日は7月14日。
オスカルさまのご命日でございます。
昨年のこの日は「フェルゼン編」を観劇しておりました。
今年は休演日でございます。

オスカルさまの存在が、どれほど人生に彩りを与えてくれたことか‥‥
オスカルさまとの出逢いは、わたしの人生の財産です。


さて、原作のエピソードの時系列がめちゃくちゃで、なかなか受け入れ難い脚本の今回の「オスカル編」ですが‥‥
(実際、東京での初見の時、大劇場から約2ヶ月ぶりに観劇したときは、第1幕を観て、改めてイライラしました。)

それより何より、ワタクシ的にいちばん違和感があるのは、「ジェローデルがジャルジェ将軍に、オスカルとの結婚の許可を求めた」という話を、当のオスカルが衛兵隊士から教えられ驚く、というエピソード。

Le CINQ 誌から脚本を引用しますと‥‥
アラン「ジェローデル准将はジャルジェ将軍に、あなたとの結婚を申し込まれたと、もっぱらの噂です!」
オスカル「なんだと!」

ジェローデルはきっと、ジャルジェ将軍とふたりきりになれる場所で、この話を切り出しましたよね
召し使いたちが聞き耳を立てていて、面白がって話を広めたの

なんだかなあ‥‥
この部分は、観劇を重ねれば重ねるほどに、違和感が増していくジェローデル贔屓のワタクシです。

原作では、求婚のためにジャルジェ邸を訪れたジェローデルに、「マドモアゼル」と初めて呼ばれて、オスカルがいろいろ想いをめぐらせる‥‥っていう、大好きなシーンがあるのです。
それなのにっ
自分の結婚話を部下から聞かされ、しかもそれが噂話になっているシチュエーションに変えられてしまっては、呆然とするしかありません‥‥‥‥‥


と、オスカルさまのご命日に、文句ばかり言っているのも虚しいので‥‥
(脚本に期待しても無駄だし)


以前、ドレスの輪っかを揺らさないですべるように歩ける娘役さんが、宙組にはいない?‥‥と書きましたが、東京に来たら、パレードでの娘役さんたちのドレス捌きがきれいになったと感じました。
愛花ちさきちゃんとか大海亜呼さんの歩き方が美しかったです
観ていて、とても気持ちがいいですね


そしてそして、「わたしのアンドレ
橋の上で倒れたアンドレに半狂乱になって呼びかけるオスカル。
最後に“わたしの”が付きました。
かなめちゃんのアイディアかなぁ?
いずれにしても、これはGJ
たった一回、“わたしの”が付くことで、オスカルはアンドレの死を受け入れ、ジェローデルはオスカルの想いの深さを痛いほど実感する‥‥
そんな気がするのです
ここでジェローデルはずっとオスカルを引き止めているのだけれど、ジェローデルの表情を観たいな‥‥髪の毛と暗さでわかりませんね

∞…∞…∞…∞…∞…∞

凰稀かなめさんを“かなめちゃん”呼びすることに違和感を持たれる方がいたら、ごめんなさいm(__)m
私の中で、“かなめさん”は涼風真世さんなのです。“りかさん”はどうしても紫吹淳さんだし、最近は“てる”とは呼ばれていないみたいだし…(“てる”の名付け親って確か貴城けいさんだったはず。)
皆さん、トップスターさんだから、なかなか難しいですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと花組のこと。

2014-07-14 11:26:59 | 観劇の周辺

いつもながら今さらな話題で申し訳ないのですが‥‥

花組の退団者が発表になりました。
そして『エリザベート』の配役も発表になりました。
退団者の中に、
「大河 凜」
その名前を見つけて、驚いたのなんのって( ̄□ ̄;)!!
つい先日、ここで「ずっと応援します」宣言をしたばかりなのに~
ショック

『オーシャンズ11』では、イレブンのメンバーに入れなかったし‥‥
『愛と革命の詩』では、きれいな女役さんで舞台上には結構いたけれど、台詞がほとんどなかったし‥‥
『ラストタイクーン』では、台詞は少しあったものの、完全に群衆のひとり扱いだったし‥‥

ベルナールでのきらきらした躍動感は、退団オーラだったのですね‥‥

で、『エリザベート』の配役でびっくり
マダム・ヴォルフ ですか
退団公演でなかったら、「わぁ楽しそう」という気持ちになれましたが‥‥がりんちゃんは男役ですよ
フィナーレでの扱いはどうなるのでしょう
一幕で、シシィの親戚の青年とか、ミルクの男とかで、歌ったり踊ったりしてくれたらいいな。
蘭ちゃんのさよならショーで、最後に男役はできるでしょうが、やはり、本公演も男役として卒業させてあげたかったな‥‥と思います。

がりんちゃんが熟考した末の退団発表だと思うので、黙って受け入れて、最後まで応援します
それにしても、早すぎる‥‥

嬉しいことは、花野じゅりあちゃんの復帰です
『愛と革命の詩』のときに、お芝居だけ出ていて、「少しずつ動けるようになってきているのね」と喜んだのも束の間、すぐに休演になってしまいました
『オーシャンズ11』の東京公演直前に怪我をしたらしいですから、長かったですね。
お帰りなさい
桜一花ちゃんも退団なので、じゅりあちゃんが花組の娘役さんの最上級生になりますね。

一花ちゃんの退団も寂しい限りですが、副組長にならなかった時点で、「もしや…」と思っていたので。
近年は学年も上がってきたので、お母さん役も回ってきたりしましたが、カルロッタ@『ファントム』、ティアロッサミ@『カナリア』、そして最後にゾフィで花道を飾れるのは、良かったな、と思います。
大劇場のお花渡しは、きっと、みつるくんですよね。


そして、花組での立場がとても気になってしまうのが、望海風斗くん。
みりおくんの同期です。
ですが、まさおくんとこまちゃん、ちぎちゃんとともみん、ちえちゃんとまさこさん、かなめちゃんときたさん、というトップと支える同期生という関係とはちょっと違いますものね。
だいもんは生粋の花組育ちの2番手です。
みりおくんが長期で、次はききちゃんだとしたら、だいもんはどこでトップになれるのでしょう?

花組ではありませんが、みっちゃんの今後も気になるところです。

ふたりとも、あんなに歌が上手いのに。


と、いろいろ語ってみましたが、果たして東京の『エリザベート』のチケットって、ふつうに手に入るものなのでしょうか
ワタクシ、宙組の『ベルサイユのばら』のチケット運がかなり良かったのです
「オスカルさまへの愛の賜物だわ」と信じていますが
「今年の幸運はもう残っていない」とは考えずに、「幸運が幸運を引き寄せるのだ」と考えるしかありませんね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする