緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

ギター弦使用レポート(1)アランフェスコンサートシルバー高音弦

2021-04-11 21:51:07 | ギター
先日、アランフェスギター弦の販売終了の記事を書いたが、以前買ってあったストックで、高音弦のストックがいくつか残っていたので、試しに張ってみることにした。
試したのはアランフェス・コンサートシルバー(ハイテンション)の高音弦。
ただ薄いピンク色に染められる前の透明な時代のナイロン弦だ。

これを張ったのは少し訳がある。
この弦を張る前にプロアルテのノーマルテンションを張ったのだが、張りが弱くてマンドリン合奏では芯のある音が出ないだけでなく、強いタッチでは弦が跳ねてしまったからだ。
今日、中規模演奏会の練習で、張り替えたアランフェス・コンサートシルバーを試してみたところ、かなりいい感触があった。
やはりマンドリン合奏では張力の弱い弦では表現力に乏しさが出てしまうのはやむを得ない。
ただ、張りの強い弦にはデメリットがある。
1つは押さえにかなりの力を要することと、弦によってはギターのネックが反ってしまうリスクがあることだ。
とくにフロロカーボン弦には注意した方がいい。

今日、このアランフェス・コンサートシルバーの高音弦による音を録音してみた。
今後、10数年前にやったように、さまざまな弦を試してみたいと思っているが、試した結果としての音を録音して記事にあげることにしたい。

・アランフェス・コンサートシルバーの高音弦による試し弾き①

・アランフェス・コンサートシルバーの高音弦による試し弾き②
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小松菜ラーメン作ってみた

2021-04-11 00:15:07 | グルメ
明日はコロナ禍の中、朝6時前に起きて新宿まで出かけなければならないのに、こんなに遅くまで起きていていいのか。
今日は夜に講習の実践ワークが入ってしまったのと、ジョン・ウィリアムスのアランフェスを聴いていたのでこんな時間になってしまった。
時間をかけて音楽のちゃんとした記事を書こうとは思っていたけど、ちょっと時間が不足だ。
こういうときはグルメだ。

今日、小松菜ラーメンを作ってみた。
「小松菜ラーメン」という名前のラーメンの記憶、それはもう30年以上も前に食べた時の古い記憶であったのだが、その記憶がふいに蘇ってきて、食べたいと思ったのだ。
「小松菜ラーメン」とは、私が就職した頃、最初の5年間は東京勤務だったのだが、勤務先の近くの雑居ビルの地下に、それは小さな小さなラーメン屋があって、その店の看板メニューが「小松菜ラーメン」という名前のラーメンだったことに由来する。
ラーメン屋の店員とは思えない、インテリっぽい風貌の中年男性がやっていたと記憶している。
この店には何度か食べにいった。
食べたのはやはり「小松菜ラーメン」。
細かく刻んだ小松菜の炒めたのがラーメンの上に乗っかっていて、他の具は何だっただろう、なるとだったか今では思い出せない。
あっさりした醤油味だ。これがおいしかったこと。

今日、この小松菜ラーメンを古い記憶をたよりに作ってみることにした。

材料はこれだけ。いたってシンプル。
卵はゆでないで直接鍋に落とす。



まず小松菜を細かく刻む。



フライパンに油をひき、小松菜を炒める。



同時に鍋に湯を沸かす。



小松菜の方が先に出来てしまった。湯をわかすのはもっと後でも良かった。

小松菜炒め完了。ちょっと塩入り。



沸いた湯にチャルメラを入れ。麺がほぐれてきたところで卵を落とす。



3分ほどゆでて火を止め、どんぶりに移す。
炒めた小松菜も入れて完成。



味はどうか。
うまい!。これはいける。
そういえば、小松菜ラーメンってあの店以外の店のメニューで見たことはない。
ラーメンに小松菜を使うのは殆ど無いのか?。
でもこの取り合わせはいい。

得意料理が1つ増えた。

デザートはこれ。

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熟成マンゴー食べた

2021-04-04 23:25:57 | グルメ
10年以上前のことだったが、マンゴーの缶詰をスーパーで見かけ、マンゴーってどんな味がするのだろうと関心が湧き、買ってみたことがあった。
その缶詰のマンゴーを後で食べようと冷蔵庫に入れたのであるが、奥の方にしまいこんだため、その缶詰を買ったことを忘れてしまった。
そして数年後、ふと冷蔵庫の奥を見たらこの缶詰があった。
賞味期限を見たらギリギリセーフ。
早速食べてみたら、これがとてもおいしかったのだ。
多分、シロップの中で数年かけて熟成したからではないかと思う。

そしてまたこのマンゴーの感動を味わいたいと2019年9月に近所のスーパーでマンゴーの缶詰を買った。



以前買ったのとは違うメーカーのものだったが、意外にも賞味期限は2年後だった。
以前買ったものはもっと長かったと思う。



そしてこの缶詰をすぐに食べずに賞味期限が来るまで以前と同様、冷蔵庫の奥にしまっておくことにした。

2021年4月初め、本日、待ちに待ったその時が来た。
錆びの付いた古い缶切りで蓋を開ける。



10個ほどのピースが入っていた。

若干小汚くなった、ピンホールが1か所ついているにもかかわらずちょっと高かった益子焼の器に4.5個移し、残りの5.5個はタッパーに入れて後日食べることに。



味はどうか。
甘い!。でもちょっとくすんだ感じ。みずみずしさがちょっとないような。
以前試したときはもっとみずみずしかったと思ったが。
でもおいしい!。

今度は別のメーカーのものを買って、また試してみたい。

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アランフェス・ギター弦が製造販売終了となったようだ

2021-04-04 22:04:32 | ギター
先日、高価だったこともありここ10年くらい使っていなかったアランフェスギター弦を使ってみようと販売サイトを検索したら、出てこない。
変だなと思ってさらに調べてみたら、アランフェスギター弦を製造販売している企業の経営者が高齢のため廃業したようなのだ。
昨年のことらしい。

10数年前、国内で販売されているありとあらゆる弦をいろいろ試してみたことがあった。
その中でもっとも自分の楽器やタッチに合致し、音も素晴らしいと感じた唯一の弦が、アランフェス・クラシックシルバー弦(ミディアム・テンション)だった。
ただし低音弦の方だ。
高音弦は、ちょっと今一つだったが、低音は伸びが良く、輝かしくキレがあるが同時にしなやかな音を出してくれた。

アランフェスギター弦は私がギターを始めた1970年代半ばには既にあったから、老舗メーカーの弦だ。
種類はクラシック・シルバー((ミディアム・テンション)、コンサート・シルバー(ハイ・テンション)、あとちょっと記憶があいまいだがゴールドや10弦用もあったはずだ。

サバレスやハナバッハといった弦メーカーがバリエーションを拡大していく中で、アランフェスはかたくなに伝統を守っていたように思う。そういうポリシーが感じられる。

昔のアランフェスの低音弦は裸のまま、紙袋1枚に入れられているだけだったから、店で買ったときには既に錆びていることがあった(この時代はプロアルテもそうだったが)。
その後、1990年代後半くらいだったと思うが、低音弦のパッケージが、外袋(従来と同じ)1枚、内袋が紙とビニールの2枚と3枚の構成に変わった。
これにより買ったときに錆びていることは殆ど無くなった。
ただし内袋のビニールに小さな丸い穴(何のため?、空気穴?)が空いていたために、1回だけ買ったときにうっすらと錆が付いていたことがあった。
このパッケージに変わった頃から、私の使用弦の定番となった。
その後2000年代に入ってからだと思うが、下の写真のように完全密封の丈夫な内袋に変わってから長期保管していても錆の発生は無くなった。



この時期はヤフオクで低音弦のみ3セット単位で低価格で販売する出品者がいたので、よく利用したものだった。

その後、北京オリンピックが開催される頃から急激に弦の価格が高騰し、セット買いで安く入手できるプロアルテやオーガスティンに鞍替えした。
手が汗っかきですぐに低音弦が劣化してしまうので、頻繁に交換していたからだ。

その安値で買えたプロアルテやオーガスティンも今はかなりの値段だ。
最近、また弦の銘柄をいろいろ試してみようという気持ちが起きてきた。
それだけに最初に買おうと思っていたアランフェスがもう買えないと分かったときにはちょっと残念だった。

楽器と弦の相性は絶対にある。
昨日、高温弦をオーガスチンから久しぶりにプロアルテのノーマルに替えたら、音に力が無くなってしまった。
今日、社会人マンドリンクラブの合同練習に半年ぶりに参加したのだが、プロアルテだと強いタッチでピシャンと跳ねてしまい、合奏には全然合わないと思った。音に力もつやもなかったし。

先ほどこのプロアルテを楽器から外し(もったいなから捨てないで次に使うためにとっておきます)、昔、一度取り付けて外したアラフェス・コンサートシルバー(ハイテンション)のナイロン弦のストックが見つかったので、張ってみたら張りとつやがあり、なかなかいい。
しばらくはこれを使うことにした。

下の写真はストックしてあったアランフェス・ギター弦。
紫色のパッケージがクラシック・シルバー(ミディアムテンション)、緑色のパッケージがコンサートシルバー(ハイテンション)。



いつ買ったか分からない(1セット650円だからかなり前)が、古いものは1弦と2弦だけあった。
弦の先端が紫色に着色されている。



下はコンサートシルバーの一番新しいナイロン弦。



先端が赤い玉(サバレスのピンクラベル似ている)になっていて、弦全体が薄いピンク色に染められている)。
昔のコンサートシルバーのナイロン弦は着色されておらず透明だった。
高音弦はかなり改良を重ねていたことが分かる。

このコンサートシルバーの一番新しいナイロン弦、1~3弦揃っていたので、5月の中規模演奏会の本番に使っちゃおうかな。
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