nemo universe

私のような女性を「ネオ喪女」と称するらしい。
喪女は年齢＝彼氏いない歴だが、ネオ喪女は今彼氏がいない、モテないだけで
過去に彼氏がいた経験ある人のことを指す。
（私にだって、かつて「彼氏」がいたんである。マジで）

「ネオ喪女」の意味を教えてくれたのは、後輩男子タイスケくんだ。
「○○さんは、ネ喪ですね」と言われ、最初、何のことか分からなかった。
意味を知って、なるほど納得。バリバリの該当者じゃん、自分。

そんな毒舌タイスケくんは今日、遠方に出張。
いつもの冴え渡る彼の意地悪発言を聞けなかったので寂しかった。
後輩女子は他部署の手伝いで離席することが多く、今日の我が部署は静かだった。
午前中はFAXのドラムカートリッジがうんたらかんたら、制服の件、備品の発注やらをし、午後はひたすら1月分の経費分析をしていた。

帰りは喫茶店で読書と検定試験の勉強をし、氷雨が降る中、帰宅。
パソコンを立ち上げて、サンシャイン牧場の世話をし、これを打っている。

明日も明後日も、仕事の内容がちょこっと変わるだけで、今日と同じような一日を送るであろう。
こんな暮らしを10年ほどしてきた。
この10年が、私を「ネオ喪女」にした。

どうせだったら完璧な「喪女」になりたかった。
「ネオ喪女」なんて中途半端で嫌だ。
しかも「ネオ喪女」は「喪女」の非難の対象になるというではないか。
嫌だわ、嫌だわ。
でも過去は消せないので我慢しよう。


そういえば、L'Arc~en~Cielの歌で「NEO UNIVERSE」っていうのがあったなあ。
久々に聴いて、今日のタイトルを決めた。