世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

吉熊と私の生活

2010年02月17日 22時13分47秒 | Weblog
毎日嫌になるぐらい寒い。
朝、出勤前にホッカイロを一枚、背中に貼付する。両肩甲骨の間にぺたっと。「貼って一番効果的に熱を得られる場所はどこだろうか」と野口英世並みの研究を続けた結果、ここだった。寒さを感じ、ゾクっとするこの部位に貼ると、寒さが和らぐ気がする。
一日中、私をあたためてくれたカイロは、夜もまだぬくぬくしている。敷布団のシーツに改めて貼る。
朝もまだやんわりとした温もりを保っているそれを、最後は寝ている吉熊の下に敷く。
日中、人気の無い部屋は寒かろう、吉熊。

「行ってくるね、吉熊」
と出際に吉熊に声を掛けるが、吉熊は寝ぼけ眼で無反応。

吉熊との生活をはじめて早7年。
SARSが流行しはじめたある日、突然転がり込んできた小さな小さなクマ。
時々喧嘩もするけれど、まあ仲良くやっているんじゃないだろうか。

尾道、京都、金沢、飛田、高山、松山、倉敷、瀬戸内海の小さな島、柳井、熱海、伊東、鎌倉、箱根…吉熊とは様々なところを歩いた。
鬱になったときも夢に出てきてくれたし、心療内科も一緒に受診してくれた。優しい子、吉熊。大好きだよ。

ホッカイロにも劣らぬぬくもりをこのクマはくれる。

いつも一緒に。
手を繋いで歩いていこう。吉熊。

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4 コメント

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Unknown (みな)
2010-02-18 20:09:50
サーズ(スペルがあやしいのでカタカナで)が流行していたころ、みなこはフリーターですた。
実家で居候生活は肩身が狭かったよ。

大切な人とつないだ手は、離しちゃいけない。
ミナの人生の教訓です。
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Unknown (亮子&吉熊)
2010-02-18 22:55:14
みな殿

サーズが流行ったとき、みな殿と私はまだ互いの存在を知らなかったのですよね。

>大切な人とつないだ手は、離しちゃいけない。


大切なクマも・・・。
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Unknown (みな)
2010-02-19 01:31:29
そうそう!
大切なクマも!!
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Unknown (亮子&吉熊)
2010-02-20 00:14:45
みな殿

賛同、ありがとうです。
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