世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

山梨 桜紀行1

2024年04月06日 23時29分22秒 | Weblog
4/6(土)

山梨県北杜市にある実相寺境内にある神代桜に今年も会いに行こうと1週間ぐらい前から画策。
天気、咲き具合を虎視眈々と確認していた。
東京ではすでに先週、旧安田楠雄邸、六義園の枝垂れ桜を見たのだが、まだまだ物足りない。


週末に見ごろを迎えるので一泊しようかな。
甲府駅前のビジホ?
あの辺に温泉なかったかな?

…地元の友達に相談したところ石和はもう枯れているというので湯村温泉に一泊することにした。


9時、新宿発「あずさ9号」に乗車。わくわく!




「会いに来て」
神代桜の招待状
あずさ9号
今年も揺られる





桃の花を見ると「山梨に来たんだな」と思う。よく林真理子先生のエッセイに出てくる愛らしい花だ。


11時23分、日野春駅に到着。
おじさんが呼んだタクシーにおばさん2名が便乗しているのを目の前にし、私もそれに便乗した。
片道2000円ぐらいかかるので、相乗りできると助かる。

12分ぐらいで実相寺に到着。
門の外から境内に咲く桜がモリモリ見える。おばさんたちと思わず「わぁあ!」と感嘆のため息を漏らした。


さて、樹齢2000年の神代桜。


今年も見事な咲きっぷりであった。













支えられ
吊るされながら
花纏う
二千年もの
月日を重ねて




境内の裏にある広場の桜が穴場。

小川のせせらぎ、小鳥のさえずりを聞きながら多種多様な全国からやってきた桜を見る。



喉が渇いたので桜餅ソフトをペロリ。
桜というか、さくらんぼの味がする。



実相寺で健康祈願のお守りと便箋を購入。


境内の他の桜や水仙畑を見る。見ても見ても見飽きない。フォトジェニックなどという手垢のついた言葉では表現できないほど綺麗だった。







宇宙クラスタとして宇宙桜はやはり萌えポイント。




15時半、地元の友達が車で迎えに来てくれた。渋滞にはまって大変だったそう。申し訳ない。

わに塚の桜を車内から見られた。


富士山も大きく見えてびっくり!
桜と富士山を見ると興奮するって日本人のDNAには組み込まれていると聞いたことがあるがあながち嘘ではなさそうだ。



湯村温泉ホテルに到着。ホテルの前にセブンイレブンがあったので友達に飲物とアイスをごちそうした。
本当に助かった。ありがとう。

ホテルは3階の部屋。
喫煙可で最高。



まだ夕暮れなのでお散歩をしてみる。
おお、ノスタルジックな町並み。
湯谷神社をお参り。
ご神木の根っこにパワーをもらう。

この粘り強さ!!


「夕飯、どうすっかな」
Googleで「ほうとう」などでググってヒットした居酒屋になんとなく入ってみた。


常連客が5人ぐらいいて最初はいたたまれない気持ちだった。
ほうとうを頼みスマホをいじっていたのだが、カウンターの男性客が「お姉さん、どうして来たの?」と問うてきた。
「神代桜を見に来ました。あと林真理子先生のファンで」
と答えたら店内が騒然となった。
「ああ、山梨市の人ずら」
「今ちょっと日大問題で大変なんだけど俺は応援している!」
「すごいよね、あの人は」
老若男女、すごい食いつきっぷりである。
やはり地元の英雄なんだな。


楽しく飲んでお腹いっぱいになり「これからスナックに行こうよ」と誘われたのだが早く温泉に浸かりたくて辞退した。



ホテルに戻り、いざ大浴場へ!
露天風呂、室内風呂、いずれも温めの良い湯であった。
洗い場にピーリングジェルや酒粕パックが置かれていて使いたい放題!
ありがたや。

一旦部屋に戻り、今度は貸切風呂へ。
こちらは露天風呂オンリー。
のんびり、ゆったり。

吉熊「背中、流してくれないか?」


このホテルには別館に図書館がある。
林真理子先生は勿論、原田宗典先生、真山仁先生の本など私好みの本があった。つい手に取って読んでしまう。
こことは別に漫画部屋もある。


チューハイを飲んで本を読んで温泉に何度か入って快適に過ごした。
23時半に就寝。


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