父の還暦&定年を祝うため、宇都宮の実家へ。With妹・芋子。
途中、祖母に顔を見せるべく下車をし、父の車での帰省になった。
雀宮の実家に帰省したのはほぼ2ケ月ぶり。三十路に突入してからは初めてだ。
私が大学時代にバイトをしていた実家近くの鉄板焼・峰まで家族で歩いた。
そう、私はこのお店で大学1年の夏から4年の1月まで働いていたんである。
大学まで片道2時間30分の道のりを通い、帰ったらバイトというハードな日々を送っていた。
あの店で私は、ママさんやマスター、お客さんにも本当に可愛がっていただいた。
あの頃。
お客さんが注文する「マコガレイの唐揚」がどうしても食べたかった。しがないバイトの私はその響きにいつも憧れを持っていた。
今日、念願が叶った。
カリカリに揚げたマコガレイをおろしで食べて、満足。
他にも、焼き鳥やさつま揚げを食べ、父は四季桜をぐいぐい飲み、話に花が咲いた。
父にプレゼントを贈呈した。
一人づつ、手紙を音読するという、今日日珍しい手法で父へのメッセージを伝える。
まずは私。
サラっと終わった。なんかパキシルを飲み始めてから、感情が鈍くなったのかもしれない。クールに終了。
妹の番になった。
最初から泣きモードで、両親も貰い泣き。ちょっとした花嫁@披露宴みたいになっていた。誰も結婚式しないのに。
いつも美味しいところは彼女がもっていくんである。いーなー、妹。
この店の名物は、店員が牛肉を目の前の鉄板で焼く「牛ジャンボ鉄板焼」である。秘伝のタレは実に美味しく、肉の甘味と相乗効果を成すんである。
私も8年前、お客さんの前で焼いていた。
今日、店員さんに
「やってみますか?覚えていますでしょ?」
と言われて、つい懐かしくなり、やってみることに。
8年ぶり…最初は不安だったんだが、体が覚えてるの!
びっくり。
実家での食事では、鍋の蓋さえ取らない私。灰汁取りとか父の仕事だし。私は試食係か後片付けしかしない。それが我が家の定説。
そんな私が野菜を炒めて肉を切っている!すげー。
私の姿を見て、家族全員感動の嵐になっていたのにもびっくりした。
芋子なんて、カメラで撮影していた。
奇跡の一瞬だったらしい。
クララの歩行した瞬間のハイジよりも熱くなっていた。
仕事が終わり、後からやってきた弟も加わり、賑やかな会になった。
最後に父から一言。
「みんなを生んで育ててくれたママに感謝しなさい」
母からは
「パパの後ろ姿を見てみんなは育っていったんだよね。これからも自分らしく生きていってね。それからパパ、定年ご苦労様」
店のテレビからはいい感じでタイタニックのテーマソングが流れていて、父と母がジャックとローズに見えた。
こんなあたたかい家庭で育って、私は幸せだ。
幸せ気分のままカラオケへ!
途中、祖母に顔を見せるべく下車をし、父の車での帰省になった。
雀宮の実家に帰省したのはほぼ2ケ月ぶり。三十路に突入してからは初めてだ。
私が大学時代にバイトをしていた実家近くの鉄板焼・峰まで家族で歩いた。
そう、私はこのお店で大学1年の夏から4年の1月まで働いていたんである。
大学まで片道2時間30分の道のりを通い、帰ったらバイトというハードな日々を送っていた。
あの店で私は、ママさんやマスター、お客さんにも本当に可愛がっていただいた。
あの頃。
お客さんが注文する「マコガレイの唐揚」がどうしても食べたかった。しがないバイトの私はその響きにいつも憧れを持っていた。
今日、念願が叶った。
カリカリに揚げたマコガレイをおろしで食べて、満足。
他にも、焼き鳥やさつま揚げを食べ、父は四季桜をぐいぐい飲み、話に花が咲いた。
父にプレゼントを贈呈した。
一人づつ、手紙を音読するという、今日日珍しい手法で父へのメッセージを伝える。
まずは私。
サラっと終わった。なんかパキシルを飲み始めてから、感情が鈍くなったのかもしれない。クールに終了。
妹の番になった。
最初から泣きモードで、両親も貰い泣き。ちょっとした花嫁@披露宴みたいになっていた。誰も結婚式しないのに。
いつも美味しいところは彼女がもっていくんである。いーなー、妹。
この店の名物は、店員が牛肉を目の前の鉄板で焼く「牛ジャンボ鉄板焼」である。秘伝のタレは実に美味しく、肉の甘味と相乗効果を成すんである。
私も8年前、お客さんの前で焼いていた。
今日、店員さんに
「やってみますか?覚えていますでしょ?」
と言われて、つい懐かしくなり、やってみることに。
8年ぶり…最初は不安だったんだが、体が覚えてるの!
びっくり。
実家での食事では、鍋の蓋さえ取らない私。灰汁取りとか父の仕事だし。私は試食係か後片付けしかしない。それが我が家の定説。
そんな私が野菜を炒めて肉を切っている!すげー。
私の姿を見て、家族全員感動の嵐になっていたのにもびっくりした。
芋子なんて、カメラで撮影していた。
奇跡の一瞬だったらしい。
クララの歩行した瞬間のハイジよりも熱くなっていた。
仕事が終わり、後からやってきた弟も加わり、賑やかな会になった。
最後に父から一言。
「みんなを生んで育ててくれたママに感謝しなさい」
母からは
「パパの後ろ姿を見てみんなは育っていったんだよね。これからも自分らしく生きていってね。それからパパ、定年ご苦労様」
店のテレビからはいい感じでタイタニックのテーマソングが流れていて、父と母がジャックとローズに見えた。
こんなあたたかい家庭で育って、私は幸せだ。
幸せ気分のままカラオケへ!