世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ヒラヒラフリル

2024年04月14日 23時58分08秒 | Weblog
8時に起床。中途覚醒無し。
天気が良かったので布団を干した。

ネットで検索したら池上本門寺の桜がギリギリ咲いていることが発覚。
ぜひ行ってみたくなり、化粧をして布団を取り込んでGO!

あの辺はあまり行ったことないのでビクビク、わくわく。


蒲田駅で乗り換えて池上線で池上駅へ。
そこから徒歩10分ほどでそれらしきお寺が見えてくる。



立派な総門を潜る。



五重塔。朱色と青空、そして桜のハーモニー。
なんて美しいんだ!






前田利家の側室が生前に建てた供養塔を発見。


400年前のもの。


どんな思いで建てたのか。


見ごたえがあった、池上本門寺。

また来よう!






よし。これで見納めかな。2024年の桜は。





再び池上線に揺られる。
蒲田駅で下車。
去年、中学時代の友達と食べた「歓迎(ホァンエン)」の羽根付き餃子が忘れられなくて再訪。

(途中、左手に「歓迎」と書かれた他店の看板があった。パクリだろうか。とても紛らわしい。初めて来る人は間違えちゃうかも。)

暑いので青島ビールをグビグビ。爽やかで飲みやすい!


5分後、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


フリルのような「羽根」に箸で切れ目を入れ餃子を分離。
酢、醤油、ラー油を入れた小皿にちょっと着地させてそのままお口へ。
熱い肉汁が口内でスパーク!
羽根もサクサク!
美味い!

あー、まんぷくま。


品川駅でスイングバイをし、池袋駅で下車。
ジュンク堂池袋本店で例のアレをゲット。


嶽本野ばら先生の「ロリータ・ファッション」


装丁がヤバいぐらいかわいい。
レジのお兄さんに「こちらですね」と出された瞬間、かわいくて泣きそうになった。





野ばら先生のブログに装丁が凝っていることが書かれててとても楽しみにしていたのだが、想像を遥かに上回るかわいいっぷりである。

2023年12月23日 クリスマス文書


帯もすごい。
「オメーラとは背負ったフリルの数が違うんだよ」

好き!
こんな文言を放つのは嶽本野ばら先生にしか赦されないだろう。
まさに嶽本野ばら先生は唯一無二の存在なのだ。

サイン会の整理券もゲットした!オリジナルステッカーも!

嗚呼、2週間後に野ばら先生に会えるのか。なんだか緊張しちゃう。絶対に泣くと思う。ごめん。先に謝っておく。

さっそく読み始めているのだが、野ばら先生がモデルの山口小夜子さんと資生堂パーラーで10500円のカレーを食べた逸話が好き。

一度ネットで読んだ文章なのに本で読むとまた雰囲気が変わる。本はやはり重厚感があって良い。
4000円弱もするが、乙女の参考書なので仕方がない。


帰宅して急いでモスバーガーとポテトで腹を満たし、2週間ぶりにプールに行った。
ちゃんと25メートルをクロールで泳ぎ切れた。3回も。

残り5メートルは毎回とても辛い。
そんなときは今までされた嫌なことやそれに伴う悔しい気持ちを思い出し、自分を奮起させて残り5メートルを泳ぎ切ることにしている。

あと、ここに通い始めて4ヶ月。
監視員のなかに感じの悪い女がいる。いつも不貞腐れたオーラをプールの水面に放っているのである。

プールの縁を彼女は不貞腐れた顔で何往復も歩く。監視とか、そういう業務なのだろう。

歩く彼女、泳ぐ私。
すれ違う時、私は殊更バタ足を大きくするようにしている。
水しぶきであの女が濡れればいいと切望しながら。
ちなみに脳内BGMは「いじわるばあさん」である。

残り5メートルに対するモチベーションの上げ方、いじわるばあさん的なバタ足…これは乙女の生態だから仕方のないこと。

フリルのあるお洋服はそんなに着てきてない私だけど、日曜日の昼間にひとり蒲田でヒラヒラしたフリル全開の羽根付き餃子を食べるぐらいにはハードボイルド、つまりは乙女なのである。


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